ゴールデンウィークに

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  •  映画を見たい。
  •  「ルーブル美術館展」に行って、フェルメールの「天文学者」を見たい。なぜといって、アレは私が好きなアンソニー・レーウェンフックがモデルだと言われているからだ。
  •  庭の草を引く。
  •  ピアノの稽古をする。

屈託と言う言葉

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 以前、屈託して気晴らしにどこかへ行ったりすると「屈託するとここへよく来る」なぞと書いた。

 最近屈託しているけれど、以前のように「屈託している」と書かなくなった。悔しいとか負けたような気がするとか認めたくないとか、そこまではいかない、だが、なんだか、もやもやとした、ソッチの方向に向いた気持ちがするからだ。

 それに、明らかに屈託しているのに、屈託なんかしていない気もするのだ。

 どちらも本当だ。

 もう、本気で腹の底から怒ろうと思っても怒れないのと同様、芯から悔しいと思おうとしても思えない。まあ、オッサンなんてそんなものだ。

蕎麦屋でダラダラ

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 近所の蕎麦屋で蕎麦を頼まず、親子丼とビールを投げやりに頼み、店の隅のどうでもいいテレビを見ながらまず卵と鶏肉を肴にビールを飲んで、残った飯をおもむろに掻き込んで(シメ)る、というB級の昼下がりも非常に捨てがたいのだが、やっぱり名店「やぶ」あたりに来た日は、飲み料は菊正宗、肴は焼き海苔と決まったものだ。

DSC_0120 目玉が飛び出すほど高い、というわけではないにもせよ、半畳ばかりの切り海苔に700円は割高だ。だが、選りすぐりの浅草海苔の歯応えと香りが消えないよう、火種の入った炭櫃で供するものに、これまた関東風の塩辛い上等の醤油をつけて味わうのは、やめられない趣味である。ちょっぴり添えられるおろし山葵もたまらない。

ヨドバシのスタインウェイ

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 泊まり込み。仕事やっとこさ終わり。

 市ヶ谷見附から外濠の土手、靖国神社にいたる桜樹は青々と葉が繁り、今日の春うららかな様子なら、もうぼちぼち花水木も咲こうかという頃おいだ。

 陽光が眼に沁みる。

 ……ヨドバシ寄ってスタインウェイ弾いて帰ろう。