出る幕

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 自分に出る幕なんぞないことをよく納得したりもするのである。

昭和天皇陵参拝の帰り

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 新宿で中央線を降り、妻と昼食を食べて、何か買い物でもして帰ろうか、と、甘いものが有名な伊勢丹の地下へ行く。

 いやはや、おいしそうなものがありすぎて、目移りして何も買えないよ(笑)。全部買っちゃったら破産、ってくらい高いし。

昭和天皇陵参拝

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 晩春、風にふと夏めいた気配も感じられる陽気の今日。

 前から参拝してみたいと思っていた昭和天皇陵を訪ねてみることにした。

 妻をともない、時刻表を細かに調べて、さながら小旅行の趣である。

 「昭和の日」に参拝できればよいのだが、制度上、祝日は陵墓の門はひらかれぬことになっている。したがって今日のような平日の休みが参拝のチャンスである。

 昭和天皇陵は正しくは武蔵野陵といい、東京都八王子市にある。最寄り駅は高尾だ。JR中央線、三鷹方面行きへ乗り、立川で乗り換える。

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 高尾駅の北口へ出て、表通りを歩く。少し注意して見廻せば、そこここに「武蔵野陵右→」等と道案内が出ているから、迷うことはない。

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 駅から花の咲く鄙びた道を15分ほど歩けば、広大な陵墓地の門に行きつく。

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 奥行きは歩いて10分ほどもある。左の表参道を直進すれば大正天皇の多摩陵、右の参道を行けば昭和天皇の武蔵野陵である。

 北山杉が鬱蒼と茂る荘厳かつ静謐な参道をたどると、やがて玉石で覆われた丸い墳丘が鳥居の向こうに見える。それが聖徳・昭和天皇のおくつき、武蔵野陵である。右によりそって香淳皇后陵である武蔵野東陵がある。

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 よく拝礼して、大正天皇陵、貞明皇后陵も順に拝む。

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 天皇陵には「陵印」というものがあり、集印帖など持参すれば捺してくれる。私は来がけに文房具店で買っておいた小さいサイズの色紙を持参した。事務所は入り口の向かって左にあり、申し出れば捺してもらえる。大正天皇陵、昭和天皇陵の二つの陵印を頂いた。

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 私は昭和の絶頂期に人となった。それだけに昭和の時代と、昭和の時代のすべてを代表する先帝陛下を懐かしむ気持ちは人一倍強い。

 行きたい行きたいと思っては行きそびれていた昭和天皇陵だけに、感慨一入である。

Google Trackで経路を少し録った。)