- あの「HG創英角ポップ体」の元となった直筆生原稿を見た(Nifty Daily Portal Z)
驚いた。「POP体」って、「ポピュラーミュージック」のPOPじゃなくて、「ポイント・オブ・パーチェス」なんだそうな。
それにまた、この「HG創英角ポップ体」、今はもう高齢の、たった一人の文字デザイナーが作り上げた知的財産だ、ということも、すばらしい驚きだ。
オッサンは生きている。
驚いた。「POP体」って、「ポピュラーミュージック」のPOPじゃなくて、「ポイント・オブ・パーチェス」なんだそうな。
それにまた、この「HG創英角ポップ体」、今はもう高齢の、たった一人の文字デザイナーが作り上げた知的財産だ、ということも、すばらしい驚きだ。
#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha
さえずり【季題290】は「納涼」(すずみ)です。夕涼み、涼みなども。
暑さを避け涼しい場所を選んで涼を求めるのは、夏の楽しみでもあるでしょう北斎の絵より抜け出て涼みけり 津森延世
水音に濡れては帰る夕すずみ 千代女#saezuriha #saezuriha_odai— Blueberry7015 (@NHotozuka) June 25, 2016
「ゼプリオン」という精神病薬のことがニュースになっていて、少し「あれ?」と思った。
ゼプリオンなんていう薬のことはこれらの報道で初めて知ったが、それにしてもしかし、ダメじゃん、こういう記事書いたら。だから新聞屋は好きになれないんだよ。こういう記事で人々を脅し、操り、洗脳しようとしている。
だってさ、85人、ったって、「何人の人に投薬した結果なのか」ってことがどこにも書かれてないんだもの。
どこの記事でも、この全投薬数の「分母」がごまかしてあって、書かれていない。悪意を感じる。
厚生労働省のサイトで調べると、平成25年(2013)11月から平成26年(2014)4月までの、だいたい半年の間に約1万人に投薬した、ということであるようだ。このリンクの資料の1ページ目の上のほうに10900人に投薬したと書いてある。
さて、ではちょっと屁理屈を
この人口から、ゼプリオンという薬を投じられた人数、1万を引く。ただし、先に挙げた厚生労働省の資料では半年で10900人となっている。1年で1万人、ということにはならないし、だからと言って単純に1年で2万人、ということにもならない。投薬された人の数は時期によって増減もしているだろう。この点は含み置く必要はあるが、今から私が述べることは、「2万人」という数字を使った方がより強く述べることができてしまうので、ここでは「最も控えめに述べた場合の数字」である1万人を使おう。
次に、ゼプリオンで亡くなったとされる85人を1年で亡くなった人に換算する。「2年余り」という新聞の表現には「余り」というところにゴマカシが紛れ込ませてあってわかりづらいが、まあ、2年3ヶ月くらいにしよう。2.25年だ。
これを、日本人全体の死亡者数から引く。
次に、この二つの数字で、「ゼプリオンのせいで亡くなったとされる人以外の死亡率」を出す。……まあ、厚生省の数字は千人単位でまとめてあるから、意味がないっちゃあ意味がないが、それでもあえてやってみる。
1.04パーセント、つまり、10000人あたり約104人の人がゼプリオン以外の原因で亡くなる。
ゼプリオンの死亡率はである。
日本の死亡率一般 | 1.04% |
ゼプリオンを投与された人の死亡率 | 0.38% |
つまり、「ゼプリオンを注射してもらったほうが、普通の人よりよっぽど長生きする」という計算も成り立つ、ということだ。
以前、
「飲むと死亡率が100%に達するという恐るべき化学物質がある。それは水素原子と酸素原子が一定の特殊な結合をしたものだ。この物質と死亡率との間には、統計学上完全に有意な相関が証明されている。平成25年に亡くなった全ての人のうち、およそ90%以上の人が、亡くなる6ヶ月前までにこの化学物質を摂取するか、それに触れるかしていたことが明らかになっている」
……などという冗談を聞いたことがある。つまり、「水を飲んだことがある人は100%死ぬ」という冗談である。そりゃ、人間、誰だって水は飲むし、それとは関係なくあらゆる人間は死ぬ。これは冗談なのだが、上記「ゼプリオン」の、「ゼプリオンを投与されると、なんと!85人もの大量の人が亡くなる!!」と言うような報道っぷりは、この「水の死亡率」の冗談に近いものがある。
多分、報道されていない行間があるのだろうと思う。肉親を亡くした方々には本当に同情するし、そういう方が薬害を疑い、「もう少し詳しく調べ直してくれ」と願うのは当然のことだ。
が、そういうことをこそ、新聞屋はきちんと冷静に書いてほしいものだ。だって、「母数は10000人です」とか書くのに、そんなに紙面が必要か?取材や執筆に必要な微細な手間暇を惜しんでいるようには思えない。ごまかし、隠し、煽り、洗脳し、特定の思想や勢力に従わせようとしているとしか思えないのである。
いろいろと思うところが多い。
まず、ネットで炎上って、「炎上させよう」と思ってもなかなか炎上するものではない。まあ、犯罪行為だとか、全裸で走り回るところを動画に撮ってニコニコに放り込むとかすれば別だが。
「玄関先に貼れるか」というのはなかなかいい警句だ。
……しかし、私のこのブログなど、もうずいぶん昔から玄関先に能書きやらゴタクを書いて貼り付けているようなものだ。というのも、私のこのブログなんて、顔から名前からそのまんま晒しているし、ちょっと検索すればおそらく住所などもすぐ特定可能で、よーく検索すれば、私の職業などもほどなく推定可能だろう、と思うからだ。
だが、なかなかそんなことにはならない。というか、世間の人はしょうもないおっさんの駄文字列なんぞにゃめったなことでは興味なんか持たないからである。
こういう点で、社会の背景に溶け込んでしまっている私のようなおっさんというのは、気楽なものだ。平安な暮らしである。
核抑止力が無力化し、世界の紛争は白兵戦中心に退行する。……そんな未来の紛争を描いたSF短編小説を読んだことがある。17歳か、18歳ぐらいの頃だ。
適当にキーワードを選んでググッてみると、だいたい思い出せた。確か、光瀬龍の「白兵戦」という短編だったか。今調べると、「SF未来戦記 全艦発進せよ」というSF小説アンソロジーに入っているようだ。
その内容は次のようなものだった。細部に記憶違いがあるかも知れない。なんと言ってももう30年以上も前に読んだものだから……。
ところが逆に、「これは『バリヤー』に使える!」ということになり、各国とも自国の上空を常時このマイクロ波バリヤーで覆うようになった。このために、戦略爆撃機も大陸間弾道弾もすべて上空で燃え尽きてしまうようになり、結果として核戦力も航空戦力も、まったくの無意味になってしまった。
しかし、人間は戦争をしたがるもので、戦争はなくならず、核兵器がないため、戦争はすべて歩兵による白兵戦にまで退行してしまった。ただし、兵器は旧態依然の小銃などではなく、レーザー・ガンによるものとなった。レーザーを吸収するシールド溶液が開発され、それを全身に浴びて出撃すれば、3度までの被弾に耐えられる。2度被弾すると後方に下がって再びシールド溶液を浴びる。たまに3発喰らって死ぬ奴もあるが、ごく稀だ。
なんだか懐かしいのと、着想になんとも言えぬ魅力を覚えるので、また読みたいのだが、無駄遣いするのもどうだかな、と思ってそのままになっている。Amazonで注文すれば、古本が1円からあるが、送料もかかるし、ねえ。
すみません、私にはこの会社側の対応の何が悪いのか、さっぱりわからないんですが……。
多分、記事になっていない、何らかの行間があるのだとは思うが。新聞の記事なんて信用できないしな。
まあ、こういうの、これから増えるんだろうなァ。それを職場として受け入れていかなくちゃならないとすると、企業の経営者は大変だ。男便所、女便所の他に、性同一性障害の男用、逆に女用、などと用意していくとする。そうすると、性同一性障害なんてものは男の体で精神が女、あるいはその逆、ってだけの単純なものばかりじゃなく、男の体で性転換して女の体で、精神は男、とかいうなにがなんだかわかんない複雑な病態の人もいるんだから、そういう人用まで全部準備しなくちゃいけない。更衣室も同じだ。
多様性を受け入れる、ってことだと、問題は性だけではない。嗜好や趣味、個人の性癖なんてものは百人百様だから、たとえば更衣室や便所なんて、100人の社員に個室で100個用意しなけりゃならなくなるぜ。
そんなにまでして、多様性の受け入れのために耐え忍ばなくちゃならんのだろうか。多様性のほうでコッチに合わせてくれたっていいじゃないか。
「ベルセルク」38巻、読む。
漫画はやっぱり早く読み飛ばしてしまうから、いかんね。作者は製作に1ヶ月、読者は読むのに1時間、というのでは、作者もやっとれんだろうなァ。
それにしてもしかし、上記のことも含め、この漫画の作者、長いこと連載しすぎてもう燃え尽きそうになってしまってるんじゃないかと心配である。しかしそれでも、物語は這うように少しずつ少しずつ、進捗している。
毎回毎回、やっぱりモノスゲェわ、この人。
……。ホルモン、ったって、何しろとっつかまえた野鳥獣、猪や鹿の睾丸を焼いて食っちまおうというのだから。キンタマだぜ、キンタマ。
まあ、バッタやムカデまで踊り喰いにしようという氏のことであるから、おそらくこれしき、屁でもないのだろう。尊敬。