忙中有閑。
最近、蕎麦と言うと赤坂の室町砂場へばかり行っていたが、今日は久しぶりに浅草・並木籔蕎麦へ行った。平成26年の3月以来だったか。ほぼ3年ぶりだ。
昼時は混んでいるから、行くなら14時半ごろが適当だ。これは東京の蕎麦名店全部に言えることである。この店は中休みをとらないので、なおのこと午後の遅い時間に行くのが良い。
とりあえず酒を一合。通しものは固く練った蕎麦味噌で、これが案外に甘く、香ばしい。
以前は浅い青磁の盃を出してくれていたように思うが、今日は
以前に来たときは、客の世話をしていたのはすべて女の人ばかりだったが、今日は若いお兄さんが一人いたのも興味を惹いた。
肴に焼海苔をたのむ。この店も下に熾火の入った炭櫃で出してくれる。乾いていてうまい。ごく濃い口の醤油と山葵を添えてくれる。
この
蕎麦湯は土瓶で出してくれる。
菊正宗 1合 | 750円 |
焼海苔 | 750円 |
ざる | 750円 |
合計 | 2250円 |
この店の値段は、更科と砂場のちょうど中間ぐらいである。50円ほど値上げしたのかな、と思ったが、記憶違いかもしれない。
のんびり飲み、藪蕎麦ここにあり、というほどの蕎麦を
自作「東京蕎麦名店マップ」に写真を足しておく。