どうも夕立ちっぽいな、と思ううち、降りだす前に雷鳴が轟き始めた。
気象庁のサイトで見ると、本当に頭上が警報色で真っ赤ッ赤だ。
物好きにも、傘などさして表へ出、雷見物をする。
激しい雷鳴と稲光の間はそうでもなかったのに、雷電が遠ざかっていくに従って沛然たる豪雨。
……ああ、惜しい。もし
天神様、私の頭をもう少し良くしてくださいお願いします。
オッサンは生きている。
ふと思いつき、最近話題の「大島てる」で、自分の家やその周囲、親類縁者の住まいなどに怖い点や変な点がないことを確かめ、なんだかホッとするなど。
残暑払いに怪談めくのも、最近はこういうふうにリアルでゲスな。
念のため言い添えれば、今日は旧六月廿八日で、もうすぐ朔の「下り」なので、今夜は上り月ではない。上り月は来週、8月22日(火)(旧七月
上り月は
月のよい頃の秋はまだまだ残暑が厳しい。そのためか、住宅密集地の家々の窓は開け放たれていることも多い。仕事帰り、夕暮れのベッドタウンの只中を通りぬけていくと、夕餉らしいさまざまな匂いが家々から流れ出てくる。主婦が子供を呼んでいるらしい声や、テレビのバラエティ番組の音などが低く静かに聞こえる。
黄色く明りの灯った小さい窓は風呂場らしい。親子の声や、ザァ、と湯の音が聞こえてくることもある。
「ただいま」と自宅の玄関を入ると、我が家も似たり寄ったりで、子供がテレビを見て笑っていたり、汁や
上り月の宵は、まだ人々は眠りには遠く、仕事にせよ生活にせよ、活き活きとしていると思う。
#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha
さえずり季語【350】遅れまして申し訳ありません。今日の季語は「上り月」です。ノボリヅキと読みます。上半月が陰暦の朝から夜ごとに丸く満ちて望みの満月に至るまで。#saezuriha_odai #saezuri
— 鈴木ジョージ (@0_GEORGE_0) August 19, 2017