言葉

投稿日:
蒙塵(もうじん)

 昨日から読んでいる内田百閒の「阿房列車」に出てきた言葉で、知らない言葉だった。

 Weblio辞書によれば、

「(宮城の外に出て塵(ちり)をかぶる意)変事に際し,天子が難を避けて宮城の外に逃れること。」 

……だそうである。

結滞(けったい)

 この言葉も同じく阿房列車から。

 コトバンクには、

結代とも書く。脈拍が不規則となったり,1拍動が欠けたりすること。期外収縮や心房細動による。

……とある。

索然(さくぜん)

 同じく「阿房列車」から。

 Goo辞書

心ひかれるものがなくて興ざめするさま。空虚なさま。

……とある。

春永(はるなが)

 同じく「阿房列車」。

 コトバンク

いつかひまな時。多く「はるながに」の形で副詞的に用いる。

……とある。たまたまだが、この「コトバンク」の用例も「阿房列車」からの引用で、借りたお金をそのうち返すから、というような意味で「(お金の返済は)いずれ春永にということになって」という、私には意味の分からなかったところがそのまま使われていた。

スティグマ

 メディアの記事の「子どもなし世帯」という言葉の書きっぷりに怒っている人のブログ記事で見つけた。聞いたことはある言葉だったが、意味は忘れてしまっていた。めったに聞かないもんな、こんな言葉。

 「烙印」というような意味と、「聖痕」というような意味の二つがあるようだ。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください