お菜で飲む至福

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 朝、某銘柄買いの注文出したつもりになっていて、どうもなにか間違ったらしく、約定できておらず気分を腐らせる。ま、銘柄なんざ世の中に何百とある、1回2回の売買くらい、また何度でも取り戻せるさ。

 飽食、偏食を経てついに奇食、嫌食とでも表現するしかない段階に立ち至っている日本であるが、そんな日本にも、昔の貧しい時代には「三度の飯より博打が好き」などという表現も通用した。楽しみの少ない時代、三度三度ご飯を食べる、ということを人々がどれくらい楽しみにしていたかのあらわれと言える。

 久々に日本酒にする。よくできたもので、お菜が味噌田楽に大根の煮たの。

 壊れちまった……というか、壊れかけの人の仕事が頭上から降ってくる。まあ、仕方がないが、つくづく、こんな時ほど自分の壊れにくさがイヤになることはない。俺もいろいろと投げ出して逃げたろうか、とも思うが、こういう時に限って虫歯一本痛くもならない。頭がおかしくなって墜落スイッチを押したパイロットの話なぞ、病気とはいえまったく同情などできぬ。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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