Google AdSenseの

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 Google AdSenseの案内に従って、銀行口座を連絡したら、「ほんのちょっぴり、変な額の金額を振り込むから、それを再び連絡してください」というような、まことに凝った確認方法の連絡が来た。

 2日ほどして、本当に「ウン円」の、ちょっぴりのお金が口座に振り込まれ、その金額を通知すると、「確認できました」という返事が来た。

 それから、私がYoutubeで稼いだというお金が振り込まれた。

 ぬぅ、面白いなあ。ネットがカネになったのは、ひょっとして初めてじゃないだろうか。

 まあ、こんな不人気ブログをいくら書いても、広告なんかたかが知れているが、でも、なんか嬉しい。

Google AdSenseの

投稿日:

 Google AdSenseから「PINを送信してチョ」という案内状が来たので、へいへい、という具合でログインしたら、先月のYoutubeの収益が9千円ほどあるから受け取れい、と表示された。

 ほほー、これはありがたい、と思ったが、どの動画がそんなに見られたのか、よくわからない。

gooブログと雨だれ

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 そういや、気に入らなくてやめたgooブログ。

 前にOCNブログ人が廃止されてしまって、仕方なしにgooブログへ行ったのだが、演奏データやファイルが扱えなかったりして気に入らないのでやめてしまった。

 その検索インデックスなんかがまだGoogleに残っていたりして気に入らないが、どうにもしようがない。

 しかしその時に、一応「記念動画撮っとこう」と思って、雨だれ弾いて上げてはいたのであった。



 ところどころ間違っているのだが、「まあ、ええわ(笑)」ぐらいのユルい弾きっぷりである。

一応ピアノ題材であるからは

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 ふとGoogleのバナーを見ると、今日はピアノの発明者、クリストフォリの生誕記念日であるそうな。

 一応ピアノ題材のブログであるから、メモっておかねばなるまい。

クリストフォリ生誕のGoogleバナー

昭和天皇陵参拝

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 晩春、風にふと夏めいた気配も感じられる陽気の今日。

 前から参拝してみたいと思っていた昭和天皇陵を訪ねてみることにした。

 妻をともない、時刻表を細かに調べて、さながら小旅行の趣である。

 「昭和の日」に参拝できればよいのだが、制度上、祝日は陵墓の門はひらかれぬことになっている。したがって今日のような平日の休みが参拝のチャンスである。

 昭和天皇陵は正しくは武蔵野陵といい、東京都八王子市にある。最寄り駅は高尾だ。JR中央線、三鷹方面行きへ乗り、立川で乗り換える。

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 高尾駅の北口へ出て、表通りを歩く。少し注意して見廻せば、そこここに「武蔵野陵右→」等と道案内が出ているから、迷うことはない。

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 駅から花の咲く鄙びた道を15分ほど歩けば、広大な陵墓地の門に行きつく。

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 奥行きは歩いて10分ほどもある。左の表参道を直進すれば大正天皇の多摩陵、右の参道を行けば昭和天皇の武蔵野陵である。

 北山杉が鬱蒼と茂る荘厳かつ静謐な参道をたどると、やがて玉石で覆われた丸い墳丘が鳥居の向こうに見える。それが聖徳・昭和天皇のおくつき、武蔵野陵である。右によりそって香淳皇后陵である武蔵野東陵がある。

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 よく拝礼して、大正天皇陵、貞明皇后陵も順に拝む。

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 天皇陵には「陵印」というものがあり、集印帖など持参すれば捺してくれる。私は来がけに文房具店で買っておいた小さいサイズの色紙を持参した。事務所は入り口の向かって左にあり、申し出れば捺してもらえる。大正天皇陵、昭和天皇陵の二つの陵印を頂いた。

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 私は昭和の絶頂期に人となった。それだけに昭和の時代と、昭和の時代のすべてを代表する先帝陛下を懐かしむ気持ちは人一倍強い。

 行きたい行きたいと思っては行きそびれていた昭和天皇陵だけに、感慨一入である。

Google Trackで経路を少し録った。)

メモ;Google Mapなどで沖ノ鳥島を一発で表示させるコツ

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 標記。

 紀伊半島南端、潮岬から真南、台湾とルソン島のちょうど中間から真東、この線を拡大すると、沖ノ鳥島がすぐ見つけられる。

有線キーボード

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 明日は日本ITストラテジスト協会関東支部の月例会がある。このところ仕事や用事でなかなか行けなかったが、明日は大丈夫なので、参加することにしている。

 ところで、私の職場では私物のIT機器は禁止であるが、ITストラテジスト協会は外の集まりなので、いつもは私物のタブレットを持って行っている。メモをとったりするのに便利だ。セキュリティなど気にしなくて良い程度の内容なら、Google Docsやkeepを使えば、わざわざ送信する手間もいらない。

 いつもはそのタブレットにBluetoothのキーボードを組み合わせて使っている。まことに便利で言う事はないのだが、一点、難がある。

 Bluetoothは現在主流の2GHzのWiFiと干渉しやすいのである。このため、時々キーリピートがかかったような状態になり、十数秒ほど入力不能になる場合があるのだ。自宅で使う分には落ち着いて待っていれば復帰するので大して気にならないが、大事なメモなどとっているときには書き落とす原因になるので具合が悪い。

 そこで、USBの有線キーボードを買っておくことにした。鞄に入るような小型のものが良い。

 こんなものは千円台からいくらでも品揃えがあるだろ、と多寡をくくって近くの「PCデポ」へ行ったのだが、なかった。小型のUSBキーボードは1種類しか扱いがなく、しかも2,200円で、そしてその1種類は品切れなのであった。

 最近売れ行きが悪いのか、PCデポは妙に品揃えが少なくなったなあ。

 しかしこうなるとどうしても有線キーボードがほしくなるのである。たしか「あきばおー」で同じやつが千円以下であったはず、と秋葉原へ急行。

 勿論あった。しかも680円の叩き売り。買い。

 しかし、この叩き売りにはカラクリがある。なんと、ケーブル長が3メートルもある特製のヤツなのだ。これは売れ残ってたたき売りにもなるだろう、そりゃ。

 まあ、ケーブルなんざ、ナイロンタイで短くまとめておけばよかろう。

 今、さっそくそのキーボードをタブレットに繋いで入力してみているのだが、ぬぅ、こ、これは……。

 キーピッチが狭すぎて、使いづらい。かなり慣れないと軽快にタッチタイプというわけにはいかない。

ルバイヤート集成

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 大して良い酒が飲めるほどの金持ちではないのにもかかわらず、あいかわらずだらしのない酒飲みの私だ。

 そのくせ一人前の格好だけはつけていたくて、花鳥の色につけ酒の味につけ、何か詩句論説講釈のたぐい、能書きの一つも(ひろ)げて見せてからでないとはじまらないというのだから、まず我ながら見栄坊もいい加減ではある。

 さて、だからと言うのではないが、文学というものの数ある中に、酒飲みが引用するといかにも賢そうに見えるという、そういうネタがあるということを開陳しておかねばなるまい。

 ネタ強度の点では、まずランボォだのヴェルレーヌだの、このあたりで能書きをタレておけばいいのではないか。なにしろ酔っぱらいそのもの、頭の中に脳味噌のかわりに酒粕でも詰めておくと多分ああいう詩が書けるようになるだろうというほどのものであるから、まずこれで知識人ぶることができるのは間違いはないだろう。

 西洋が嫌なら、東洋文学だ。「唐詩選」あたりから何か引っ張るというのもテだろう。「葡萄の美酒夜光の杯、酔ふて沙場に臥すとも君嗤ふこと莫れ…云々」、なんぞと微吟しつつ飲んでおれば、いっぱしの知識人に間違われること請け合いだ。

 そんなアホな引用のコツに凝る似非(えせ)知識人の私としては、ワケの分からない異文化の手触り、エキゾチシズムの香りで周りをケムに巻けるという点で、この詩人、アラビア・ペルシアの誇る四行詩の泰斗にして同時に極北、オマール・ハイヤームを挙げておくのがもっともピタリと来る。なにしろ、のべつ酔っ払って酒をほめると言う点では世界に並ぶものなしだ。

 オマール・ハイヤームの詩集「ルバイヤート」は、現在簡単に入手可能なものとしては岩波の小川亮作訳がある。また、これは著作権切れで青空文庫にも収録されており、無料で読むこともできる。

 ただ惜しむらくは、この岩波の小川訳は口語体で、しかも味わいの上から韻文に遠いことだ。それが格調に制限を加えている。

 実は、そのように思わせる原因は、岩波文庫のあとがきにある(岩波のあとがきはまだ著作権が切れていないので、青空文庫では読めない。)。あとがきにはフィッツジェラルドの訳業のあらましと一緒に、我が国におけるルバイヤートの訳出のあらましが記されてあり、無視すべからざる翻訳として、矢野峰人という文学者によって大正時代から昭和初期にかけてなされた文語体の名訳がわずかにふたつだけ紹介されているのである。

 小川訳も、もちろん良い。だが、矢野訳のしびれるような訳は、どうしても捨てがたいのである。

【口語訳】

この壺も、おれと同じ、人を恋う嘆きの姿、
黒髪に身を捕われの境涯か。
この壺に手がある、これこそはいつの日か
よき人の肩にかかった腕なのだ。

【文語訳】

この壺も人恋ひし嘆きの姿
黒髪に身を囚われの我のごと
見よ壺に手もありこれぞいつの日か
佳き人の肩にかかりし腕ならめ

(若干の解説をするなら、人は死んで土になる、王も賎民もいっしょくただ。こうして土になった人々は、何千年もしてから焼物師の手にかかって粘土としてこねられ、壺になる。だが、出来損ないとしてその壺は打ち砕かれることもある。焼物師よ、ちょっと待て待て、その壺は、昔々美女だったかも知れぬではないか、打ち砕くのをちょっと待ってやれよ…というような含みが前提としてある詩である。)

 文語訳のほうがやっぱりピシリと締まった格調の高さが感じられるのである。

 私は22、3歳のころだったか、岩波の小川訳にシビれ、だらだらと酒を飲む口実にしてきた。だが、そのあとがきにある2篇ほどの文語訳が心に残り、これを忘れたことがない。

 しかし、長らく文語訳のルバイヤートは絶版で、読むことはできなかった。

 そうして長い年月が打ち過ぎた。ところが、である。つい先日のことだが、インターネット時代というのはなんと便利なことだろう。暗唱していた文語訳の詩文をGoogleに入力してみたら、瞬時をわかたず、出るではないの、出版元が!

 10年ほど前、この文語訳のルバイヤートが国書刊行会から出ていたことがわかったのだ!。

 しかしそれにしても、1冊5千円は、た、高い。

 それで、今日は国会図書館へ行き、じっくりと読んできた。

 以下に、書き写してきた文語体のいくつかを摘記する。著作権はとうに切れているから、特に問題はない。


第三十四歌

生の秘義をばまなばんと
わがくちづくる坏の言ふ——
「世にあるかぎりただ呑めよ、
逝けばかへらぬ人の身ぞ。」

p.43
第三十九歌

如何にひさしくかれこれを
あげつらひまた追ふことぞ、
空しきものに泣かむより
酒に酔ふこそかしこけれ。

p.47
第四十三歌

げにこの酒ぞ相せめぐ
七十二宗うち論破(やぶ)り、
いのちの鉛たまゆらに
黄金に化する錬金師。

p.52
第四十八歌

河堤(つつみ)に薔薇の咲ける間に
老カイヤムと酒酌めよ、
かくて天使のおとなはば
ひるまず干せよ死の酒を。

p.56
第五十二歌

人のはらばひ生き死ぬる
上なる空は伏せし碗、
その大空も人のごと
非力のままにめぐれるを。

p.61
第五十七歌

わが行く道に罠あまた
もうけたまへる神なれば
よし酒ゆゑに堕ちんとも
不信とわれをとがむまじ。

p.63〜
第五十九歌〜

新月もまだ見えそめぬ
断食月(ラマザン)果つるゆふまぐれ、
土器(かはらけ)あまた居ならべる
かの陶人(すゑびと)の店訪ひぬ。

言ふも不思議やそのなかに
片言かたるものありて
こころせはしく問ふやうは——
「誰ぞ陶人は、陶物は?」

次なるもののかたるらく——
「われをば土器につくりてし
『彼』またわれを()となせば、
なぞ(あだ)ならむこの身かな。」

また次の言ふ——「悪童も
おのが愛器をこぼたねば、
なじかは神がみづからの
つくりしものをこぼつべき。」

()もいらへせず、ややありて
かたちみにくき(かめ)のいふ——
「かくわがすがたゆがめるは
陶人の手やふるひけむ?」

次なるは言ふ——「『(あるじ)』をば、
あしざまに言ひ、てきびしき
試煉をおづるものあれど、
『かれ』こそは()(をのこ)なれ」

次なる甕の嘆ずらく——
「乾きはてたる身なれども
なつかしの酒充たしなば
日を待たでよみがへるらむ。」

かくかたるとき、待かねし
新月のかげ見えしかば、
肩つきあひて甕のいふ——
「酒をはこべる軽子(かるこ)見よ。」

 なんというか、茫然自失するような訳だと思う。

軍のイノベーションを阻むもの

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 新しい本をほとんど読まない私だが、この本は少し興味を覚えて読んでいる。

 この中で、「えっ、これ、日本のことじゃないの?」(笑)と思えるような記述があり、ははーん、名にしおう合理的近代軍であるところの米軍ですら、こういうことに悩むんだ、と思ったので、その部分を引用しておきたい。

第6章 紛争と戦争の未来の中の一節、「軍のイノベーションを阻むもの(p.329)」より

【引用ここから】

軍のイノベーションを阻むもの

 残念なことに、軍事請負業者に要求される煩雑な手続きが、こうした進展(佐藤注:先進のITやロボットを活用したRMA)の多くを阻害している。

 アメリカでは軍産複合体が、上記で説明した計画の一翼を担っている。現在配備されているロボットの多くは、DARPAが開発の陣頭指揮を執ってきたが、複合体は本質的にイノベーションの推進に適した体制ではない。DARPAですら、資金はわりあい潤沢だが、複雑な契約構造や、国防総省の官僚機構における力関係のせいで、やはりイノベーションを阻害されている。

 アメリカ軍は、無秩序でややこしい調達システムのせいで、自国の技術部門の強みである革新性を十分活用できず、その結果深刻な機会損失を被っているのだ。

 軍産複合体は改革を断行し、軍事機関や請負業者が、小規模な非公開企業や新興企業のように機動性に富んだ迅速な行動をとれるような体制を整えなければ、緊縮財政を前にして、業界全体が発展するどころか後退しかねない。

 軍もこの問題を重々認識している。シンガーは、私たちにこう説明してくれた。

「このどうしようもない構造からいかにして脱するかが、軍にとって大きな戦略的問題になっています」

 大型の国防案件が、予算超過とスケジュールの遅れから、プロトタイプの段階で棚上げされるのをよそ目に、今日の民生技術や商業製品は、記録的な早さで開発、製造、発売が進められている。

 統合戦術無線システム(JTRS)は、軍が開発を進めていた、インターネットに似た新しい無線通信ネットワークで、1997年に構想されたが、2012年に打ち切られ、調達部門だけが、現在は統合戦術ネットワーキングセンター(JTNC)と呼ばれる軍の機関に移管された。打ち切りが決まった時点で、数十億ドルが投じられていたが、まだ戦場に本格配備されていなかった。

「軍には、こんなやり方を許す余裕はもうありません」とシンガーは指摘する。

【引用ここまで】