焦電センサで遊ぶ

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 秋月電子に行ったら、「焦電センサ」が売られていた。付加回路のついたモジュールで、800円。秋月電子のサイトを見ると、他にも安いものはあるが、店頭にあるものではこれが一番安かった。

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 「焦電センサ」という言い方は随分通ぶった言い方で、一般的には「赤外線人感センサ」と言った方が通りがよかろう。

 買ったものは5V・TTLの負ロジックで、35度くらいのものがセンサ前面の角度120°の範囲2メートル以内で動くと、出力が「負」になる。ロジック端子にプルアップ抵抗をつけて、5Vくらいをくれておいてやるとよいわけだ。

 そこで、早速こんなふうにする。ブレッドボードシールド上にはプルアップ抵抗と、リード線を伸ばして3色LEDを取り付けるだけでいい。

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 スケッチをこんなふうに書けば、即席人感ランプの出来上がりである。

//
//  Pir2Led.ino
//  焦電センサで遊ぶ。
//    秋月電子焦電センサモジュール「SE-10」使用
//    https://satotoshio.net/blog/?p=1471
//    27.7.11 1100~
//    佐藤俊夫
//
const int PIR = 8, LEDR = 9, LEDG = 10, LEDB = 11, LIGHTTIME = 5000, DULL = 100;
//  DULL  過敏さを抑えるため、100回くらい人感しないと点灯させない。
//  LEDはアノードコモン、焦電センサは負論理なので、どっちも「負 LOW」で点灯
void setup() {
  pinMode(PIR, INPUT);
  pinMode(LEDR, OUTPUT);
  pinMode(LEDG, OUTPUT);
  pinMode(LEDB, OUTPUT);
  digitalWrite(LEDR, HIGH);
  digitalWrite(LEDG, HIGH);
  digitalWrite(LEDB, HIGH);
}

void loop() {
  static int pcount = 0;
  boolean p = HIGH;
  delay(20);
  p = digitalRead(PIR);
  if(p == LOW){
    pcount++;
  }
  if(pcount >= DULL){
    digitalWrite(LEDR, LOW);
    digitalWrite(LEDG, LOW);
    digitalWrite(LEDB, LOW);
    pcount = 0;
    delay(LIGHTTIME);
  }else{
    digitalWrite(LEDR, HIGH);
    digitalWrite(LEDG, HIGH);
    digitalWrite(LEDB, HIGH);
  }
}

やられたらやりかえすのはバカか覚悟か

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 テレビドラマにかぶれて「10倍返し」だなんだと言っていた人たちが同じ口で「テロへの報復は憎しみの連鎖をよぶだけだからやめるべき」なんて言っているのを、人間ってものはいろいろ揺れるもんだなと感じながら傍観している。

 ただ、成算のない仕返しは単なるうっぷん晴らしにすら届かず、返り討ちになるだけだ、ということは言えると思う。それはドラマの中の銀行員の「10倍返し」だって同じことだ。

 仕返ししても負けるから、さしあたりガマンしておこう、というのは大人の選択ではある。子供の頃、ひねこびた性格だった私は、よくそういう選択をした。

 子供だって、負けないためには覚悟をする。仕返しの連鎖の終局に勝ち残るには、相手を刺し殺して少年鑑別所に入る、という覚悟が要り、それには家族や兄弟を路頭に放り出しても頓着しない覚悟が要る。私の父は刑務所の職員であったから、家から縄付きを出せば退職するならわしも昔はあったのである。

 人に手を出す奴というのは、そういうコッチの事情を見越した卑怯なところがあるものだった。一方の、「終わりには結局負けてしまう、つまり相手を殺すことはできず、散々損をして負けることになるから、それだったらとりあえず早いうちに負けとこ」という、そういう選択をする私のような子供は、誠にかわいげがなく、老成している。

 子供の争いと国家間の戦争や紛争では訳が違うが、覚悟のあるなしという点では似たところはある。その意味では日本は老成している。

 逆に、相手を屈服させるためならどんな犯罪人にでもなる、そういう中学生のような覚悟をしている国の代表格はアメリカだろう。やっこさんたちの核兵器や化学兵器、生物兵器の保有量、9.11で殺されたアメリカ人の人数と、その報復でアメリカ人が殺した中東の人々の人数を調べれば、「はて、イラクの大量破壊兵器の保有を責め立てたのは、どこの誰だったかしら」と、常人なら頭が混乱するはずだ。非人道の極北へまっしぐら、彼らが信奉するキリスト教の教義にすら背いてでもそうする、無辜の市民の10万人や20万人、核兵器で焼き殺してでも屈服させる、そのためなら人類の文明なんか破却してもかまわん、こっちの勝手を押し通すためならどんな汚名をこうむろうと無視する、そういう覚悟だろう。いや、逆に何も考えていない単なるバカ、とするともっと簡単ではあるが……。

 強いバカ国の国民というのは、なんと能天気なことだろう、という写真がある。何年か前の写真だが、一方で戦争しながら、国民はこういう暮らしだ。

  •  http://blog.livedoor.jp/zzcj/archives/51809534.html
  •  地方のスーパーに買い物に来ている人々を撮影したものだそうだが、とても一方の手で人殺し、報復戦争をしている人々とは思えない。

     ともあれ、冷厳・冷徹な合理主義でものを決めつつ、かつ、好みや気分にも忠実、というバランスがうらやましく妬ましい。

     個人もそうありたいものだが、やっぱり、私などはリアリズムに欠ける。きっと、多くの日本人も、冷厳なリアリズムは苦手なのではないだろうか。

     災害時の医療現場でトリアージにあって残念ながら死んだ人の家族が裁判を起こして医療関係者を訴える、そういう情が日本人である。玉砕して無線機なんかないアッツ島に、打つ意味のない鎮魂の無線電信をそれでも打つ、そういう悲しい、非合理の選択をしてしまうウェットな愛、やっぱりそれが日本人である。

     日本人はマキャベリばりのリアリズムなんて嫌いなのだろう。アメリカ人のバカ写真を見ては、関連も根拠もなくそう思う。

    CTB-701「フルマーケット化」一件

    投稿日:

     Androidのタブレットが大変安くなっており、ひとつ欲しいなあ、と思っていた。

     近くのPC DEPOTで、中国製のものが1万円以下で売られている。そのうちの手ごろなものに「Flead Tab CTB-701」というのがあり、9970円だ。Android 4搭載で、カメラなども付いている。そう悪くない。だが箱を見てみると「Google Playには対応しておりません」などと書かれていて、残念である。

     だがしかし、これを回避する要領がネットに出回っており、簡単に修正できることを知った。このようなことをマニア達は「フルマーケット化」と呼んでるようで、中国製の安価なものなどを入手しては、このようにして快適に使っていると言う。

     さっそく買ってきて、試してみると非常に快適なので、以下にその要領を記しておきたい。

     SDを挿し、ネットワークの設定などまでを説明書を見つつ行う。

     次URLの記事を見て、ファームを変える。


    ○ http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000398539/Page=2/SortRule=1/ResView=all/

    多分ですが、、下記のURL(DROPBOX)にPlaystore対応版ファームが公開されているようです。
    http://forum.xda-developers.com/showthread.php?p=29687480#post29687480
    あっ、でもメーカーサポート受けられなくなるかもしれないのでご注意!


    ○ http://forum.xda-developers.com/showthread.php?p=29687480#post29687480

    [CTB-701 Unlocked]

    I was successfully unlocked the CTB-701 and combined Google play/map. Now I am publishing the new image for everyone who are interesting in.

    (我成功unlock了CTB-701,並導入了Google Play和Google MAP。現在公開給大家,如果有興趣的話,歡迎下載試試看。)

    http://dl.dropbox.com/u/95580430/update.zip


    ○ http://fleadroid.blog.fc2.com/blog-entry-27.html

    ファームウエアの更新方法
    1. 新しいファームウェアをサイトからダウンロードする。
    そのファイル名称は必ずupdate.zipである必要があります。

    2. MicroSDカードにコピーして、CTB-701に挿入する。
    ファイルはルートディレクトリに置く必要があります。

    3. 設定> タブレット情報> SystemUpdateを選択する。
    画面に従ってアップデートが開始されます。必ず電源アダプタを挿入して行うようにしてください。


     画面にしたがってアップデートを始める。一度再立ち上げがかかる。ドロイド君の「アップデート中」の絵が出て、更にもう一度再立ち上げがかかる。

     アプリメニューを見ると、「Playストア」のアイコンが現れて、使えるようになっている。

     Playストアのアイコンをクリックするとアカウントの登録手順が始まる。Googleアカウントを登録して進めると、Playストアの名前が「Google Play」に替わる。

     アプリをダウンロードして使うことができるようになる。

    ブログの性能が低下するので、OCNと次のようにやりとりした。

    投稿日:

    ブログの記事のフッタに、「読者が記事を Twitter で他のユーザーに通知できるようにするためのリンクを表示する」設定をすると、実用にならないほど表示が遅くなります。

     記事10件ほどならなんとか我慢できるレベル(10秒~30秒くらい)ですが、20件ほどになると等比級数的に遅くなるように感じられ、50件ほどになると完全に反応しなくなります。

     「ツイッターへのリンク表示」を完全に止めると、記事が100件ほどあってもストレスなく迅速に表示できます。

     せっかくの機能ですが、到底実用レベルにないように思います。
     幾分料金も払っておりますので、調査の上、改善してください。


    お客様
    平素はOCNサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
    OCNテクニカルサポート担当 高橋と申します。
    このたびは、OCNブログ人サービスをご利用に際し、ご不便を
    お掛けし申し訳ございません。
    お問合せいただいております、記事のフッターに[Twitter]ボタンを
    設置することで表示速度が遅くなる件についてご返信いたします。
    お知らせいただきました<http://t-sato.blog.ocn.ne.jp/>へアクセスを
    しましたところ、[Twitter]ボタンがございませんでしたので、
    よろしければ[Twitter]ボタンを設置していただき、こちらの窓口で
    確認をさせていただけますでしょうか。
    なお、件数により反応がなくなる状況ですが、ブログへアクセスすると
    どのような状況になりますでしょうか。
    例:画面が真っ白になる等
    お手数をお掛けいたしますが、お客様からのご連絡を
    お待ちいたしております。
    その他、ご不明な点がございましたら、ご連絡ください。
    今後ともOCNサービスをよろしくお願いいたします。

    OCNテクニカルサポート担当 高橋OCNテクニカルサポート担当 高橋 殿
     標記について、指示のとおり設定しました。
     例えば、http://t-sato.blog.ocn.ne.jp/ は表示は遅いけれども、待てばなんとか動きます。
     しかし、https://satotoshio.net/oldblog/my_housing/cat5484241/ は、常識的な時間内での表示はほとんど不可能で、マウスやキーの入力を受け付けなくなり、やがてブラウザのタイトルバーに「(応答なし)」が表示されます。かなり記事が多いのは確かですが、常軌を逸した量ではなく、事実、Twitterボタンを表示しないようにすれば、数秒で迅速にページの表示が完了します。
     なお、このように調査のために状況を再現している間、私のブログは正しく見ることはできません。
     こういうことは、ユーザの実運用環境をもって試すのではなく、そちらのしかるべきテスト環境などを用いて再現・検証すべきです。
     こちらは正しく月々の料金を支払っておりますので、状況が良くなるまでの日にちを勘定し、日割りで返金してください。

    お客様

    平素はOCNサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
    OCNテクニカルサポート担当 石橋と申します。

    不在の担当 高橋に代わりご返信いたします。
    たびたびのお問い合わせをいただき、大変お手数をおかけしております。

    お問合せいただいております、記事のフッターに[Twitter]ボタンを
    設置することで表示速度が遅くなる件についてご返信いたします。

    弊社複数の環境より確認させていただいたところ、トップページ
    (記事件数20件)は正常に表示されておりました。

    また、お知らせいただいたURLはカテゴリーの「ピアノ」でよろしいで
    しょうか。

    こちらも弊社複数の環境で確認したところご申告の通り表示にかなり
    時間がかかりました。

    [Twitter]ボタンをフッターに表示させた場合、記事の末尾に
    ツイートの件数を表示させるため、一件ずつ照会をかける為
    1ページ内の記事数が多い場合は表示にお時間がかかります。

    誠に申し訳ございませんが、1ページ内の記事数が多い為、表示時間に
    影響がでているかと存じます。

    お手数ですが、[Twitter]ボタンをフッターに表示させる場合は
    現在ご利用しているカテゴリーを複数に分けてご利用いただきますよう
    お願いいたします。

    ご希望に添える回答とならず誠に申し訳ございません。

    このたびのお問合せ内容はに関しましては、今後のサービスの改変に
    役立てて参りたいと存じます。

    なお、弊社担当より動作の確認のお願いをさせていただいたことによる、
    表示動作の低下に関してご料金をお返しすることはできかねますので
    何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

    今後ともお客様に快適にサービスをご利用いただけるよう、
    社員一同努力して参りますので、末永く弊社OCNサービスを
    よろしくお願い申し上げます。


    OCNテクニカルサポート担当 石橋 殿

     佐藤と申します。

    石橋殿 Wrote…
    >なお、弊社担当より動作の確認のお願いをさせていただいたことによる、
    >表示動作の低下に関してご料金をお返しすることはできかねますので
    >何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

    こういうことでは、つまり、あなたがたのしていることは、

    ○ 私の訴えを、何ひとつ解決できなかった。
    ○ ただ単に、私のブログを使って、状況を確認しただけ。
    ○ しかも、私に手数をとらせた。

    ということです。
    そんなことで、よく「テクニカルサポート」などという大看板を上げていられるものです。

    >一件ずつ照会をかける為
    >1ページ内の記事数が多い場合は表示にお時間がかかります。

    そんなことは私はとうに見て取っており、迷惑をこうむっていて、あなたにわざわざ教わらなくてもよくわかっております。

    >このたびのお問合せ内容はに関しましては、今後のサービスの改変に
    >役立てて参りたいと存じます。

    「今後」というのは、具体的にどういう計画ですか?筋道だてて逐一、わかりやすくかつ速やかにご説明を願います。

    住宅を建てる、これは

    投稿日:

     悩むべきもの、悩むべきもの。
     「台所の配膳台が狭い!!」と思っている方のブログ(http://palulu.blog.ocn.ne.jp/)があり、実に大きくうなずいた次第である。
     一家の御三度のまかないを一手に取り仕切る主婦ならずとも、一度や二度、5人分6人分の炊事をしたことがある者ならば、誰もが「なんで台所の配膳台はこんなに狭いんじゃああ!!」と思うはずのものだ。
     しかし反面、広い配膳台は、意識していないとスグに「ただの物置き台」になってしまうであろうことは否めない。しかるによって、ここが工夫のしどころ。必要な時に出せて、物置き台になる前に格納してしまえるような仕組みの工夫がいるんである。そうでなければすご~くピリピリした整頓意識をとがらせ続けているか。これ、なかなかできないもんです。いいモノ何かないんですか住設メーカーさん。
     配膳台だけではないッスよ。上を向いている面、家具の上面、窓のまわりぶち、カウンターキッチンのカウンター、etc.etc.、これらすべて、気を少しでも緩めると、物置きになっちゃいますぜ、フツーのヒトは。
     話は飛びますが、あと、http://kazu.de-blog.jp/kazu/2004/05/1.htmlですかね。なるほどねぇ、残業代、かぁ・・・。私はどんなに働こうが一切、ビタ一文たりと残業手当てが出ない変わった職場で働いているので、これは勉強になる見解。

    放言に近い、というか放言そのものだが

    投稿日:

     住宅ローン及び人生に関する考え方の一つとして、「住宅ローンを全額返すなんて、バカのすることだ」というのがある。「住宅ローンなんか、保険みたいなものだ」というのである。
     一見突拍子もない考え方だが、これはどういうことか。
     住宅ローンの負担感を和らげる為に~いささか『朝三暮四』の感を免れぬが~1回の返済額を少なくし、返済期間を長くする。そうすると、「80歳までローン返済人生」というような、陰惨な響きのある(笑)返済期間になる。で、ここからポイント。全額返済せずに、そのまま寿命で死ね、というのだ。もちろん、住宅ローンは借りる際に団体信用保険に入っているから、「死ねばチャラ」である。債務者側の問題はこれでOK。別に自分の子供たちが苦労して返さなくちゃいけないなんてことはない。
     で、「借りたものは返す」という人としての問題の方だが、これは、寿命で死ぬ頃には元金はとうに払い終わってるんだから、あとは金利分でしょ、借りたものは返してんじゃん、というわけである。「銀行なんてぜいぜい喘いで税金投入してもらって一息ついて生き返って、そのくせ行員は高い給料貰ってられるのは納税者様であるコチラ様のお陰様なんであるから、金利分ぐらいそっちで面倒みとかんかい。ナニ、『そんな考えの奴ばっかりだと、社会システムが成り立たん』だと?なにを言うか、こっちはこの不況に、個人がなしうる消費としては最大のものの一つである『住宅建設』と言う一大事業をやって経済循環に寄与してんだから、社会奉仕みたいなもんだぞ。礼ぐらい言え」などという当然な(笑)逆ギレ風開き直り、というか居直り方をするんである。
     無論、銀行は貸すときに、確率論的な統計学上の計算をもとにした基準を満たさなければゼッタイに貸してなどくれない。銀行は「『銀行が損をしない確率』の確率」が一定以上であるときにはじめて貸すのだ。こっちが居直ろうが逆ギレしようが、まったく関係ない。当然、「180歳まで150年払いでローン返します」なんてバカげた期間設定はできない。「全額返済時に70歳以下であること」みたいな条件があるはずだ。日本男子の平均寿命は現在77歳ぐらいだから、これは理にかなった数字である。
     だから、「ローン全額なんて返さないよ」てな考え方の奴が一人やふたり、いや、仮に全員がこんな考え方でも、銀行は最低限の利益は出るように計算して貸してる。なので、「人としての問題のほうもOK」だというのだ。
     ・・・でも、どうなんでしょう、コレって、という気もする。しかし、ラクな感じにはなれるでしょ、銀行員の方以外は。
    とっても不安に思っていらっしゃる方のブログ
    http://jitex.cocolog-nifty.com/blog/2004/03/post_9.html
    不安どころか、「やめなさい」と言っていらっしゃる方のブログ
    http://zenchans.cocolog-nifty.com/top/2004/01/post_16.html