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YouTubeの登録者、ようやく400人
最近だんだん脱力してきて、新しい動画をアップロードしていないYouTubeだが、ふと自分のチャンネルを見てみたら、登録者が400人を超えている。
酒肴動画を開始した時にはようやく150人か200人くらいで、今年の2月に300人、やっとこさ400人だから、なかなかスローペースである。
意外に、せっせと50本も作成した酒肴動画の視聴者はあまりおらず、人気のあるのは「『カサブランカ』名場面ベスト3」「浅草でやげん堀の七味唐辛子を買う」「世界核実験場探訪」の3本で、今日現在の再生数はそれぞれ36365回、12038回、35878回である。他に、次女が小さい頃、ピアノ発表会で「紡ぎ歌」を演奏した動画は再生数ほぼ40万回になんなんとするが、これは「狙ったもの」でもないので、別としたい。他に、10年以上前に匿名で作成した動画で再生数36万回を超えるものがあるが、これはそのまま匿名とし、どの動画かも伏せておきたい。
いずれにせよ、「お金の発生するYouTuber」への道はかなり遠い(苦笑)。ただ、今直ちにお金が発生しても困る。副業ができないからだ。
「今日の酒肴」シリーズ
「カサブランカ」名場面ベスト3
浅草でやげん堀の七味唐辛子を買う
世界核実験場探訪
読書
引き続き約60年前の古書、平凡社世界教養全集第5巻に所載の評論「恋愛論」を読む。
Googleでふと「スタンダール」を検索してみたら、キーワード・サジェスチョンに「症候群」と出る。「スタンダール症候群」というものがあるらしく、何か文学的な偏執症のようなことなのかな、と思いきや、その昔、スタンダールが有名な聖堂のフロアで丸天井の壮大な装飾を見上げて、
気に入った箇所
恋する技術とは結局そのときどきの陶酔の程度に応じて自分の気持ちを正確にいうことに尽きるようだ。つまり自分の魂に聞くことである。これがあまりたやすく出来ると思ってはならない。真に恋している男は、恋人から嬉しい言葉をかけられると、もう口をきく力がない。
ある有名な女がボナパルト将軍に突然いった。彼がまだ光栄に包まれた若い英雄で自由に対し罪悪を犯していなかったころの話である。「将軍様、女はあなたの妻となるか妹になるほかはありませんのね」英雄はこのお世辞を理解しなかった。相手は巧妙な悪口で仇を
打 った。こういう女は恋人に軽蔑されることを好む。恋人が残酷でなければ気に入らない。
「スペイン人の目的は光栄ではなく独立です。もしスペイン人が名誉のためにのみ戦ったのだったら、戦闘は、トウデラの戦い(一八〇八年十一月)で終わっていたでしょう。名誉心は変わった性質をもっています。一度汚されると動けなくなってしまう。……スペインの前線部隊はやはり名誉の偏見に囚われていたので(つまりヨーロッパ風現代風になったのです)一度敗北すると、全ては名誉とともに失われたと考えて壊滅しました」
ああ、時代の哀れな芸術に当たるやいかに辛き。
子らはいとけなくして、ただ人にもてはやされんことをのみ願う。ティブルス、一、四。
言葉
丁年
「定年」「停年」というと、老齢による退職の年齢だが、「丁年」は一人前の年齢、ということだそうである。
- 丁年(コトバンク)
ついにドンナ・ディアナの丁年が近づいた。彼女は父親に勝手にわが身の始末をする権利を行使するつもりだと告げた。
次
まだこの評論、半分ほどである。引き続きこれを読む。
漫生活
記して、「漫生活」である。
昨年、長年にわたりお気に入りの床屋だった「ファミリーカットサロンE.T.南越谷店」が業態替えして「mod’s hair men 南越谷南口店」としてリニューアルオープンしたのだが、同時に値段の方も倍以上となってしまい、それにもまして、私は美容院に行くような美青年ではなく
これはこれで、いっそスッキリして良い。
本当は丸坊主にしたいのだが、妻が難色を示すので髪を残している。つまりこのモヒカン風の
早いうちにひと風呂浴び、汗を流す。
曇、晴、また曇……と天気が入れ替わる。曇る時には季節らしい羊雲が出る。しばらくして窓外を見上げると、今度は真っ青な空がひろがっている。
晩秋と初冬が好きだ。初冬は汗ばまず清潔である。古くから日本を悩ませる風水害も初冬にはようやくおさまる。ただ惜しむらくは花に乏しいことだろうか。しかし、月や鳥を見るにはこの時季がよい。
一昨夜は十六夜の月が美しかった。旧暦九月十三日(今年は新暦10月11日)の「後の月」も、
米国の天気のことはよく知らないが、この時期に
アイスピックでカチワリを削り、日の高いうちから安いウィスキーを一杯。気取らずドップリ注ぐ。
鍛冶屋の動画をのんびりと見る。楽しい。スウェーデンの人らしい。
動画の中で、何か、「スウェーデンの盆踊り」みたいなことをして人々がのんびりと踊っているシーンや、動画作成者本人らしい人が広々とした湖にザンブと飛び込むシーンなどがそれとなく紛れ込ませてあり、見ていて休まる。
Black Beard Projects
Youtuberには「クラフト系」「古物リストア系」とでも言っていいようなカテゴリが存在し、見飽きない。ファンも多いようだ。
その中でも、私はこの「Black Beard Projects」という人の動画が好きだ。
何国人の何者なのか、サッパリわからないが、左の動画では和式の菜切り包丁を生の鋼材から削り出し、凝った柄をつけて切れ味を誇っている。この人のいつもの見せ場で、自分のコ汚ェ腕毛を剃って見せて、そのあとで野菜を削ぎ切りにするのはチトいただけないが……(笑)。
ああ、私にも、こんなことに一日中没頭できるようなガレージがあればなァ、などと思う。
いや、実は、よく似たガレージはある。PCと開発環境である。
だがしかし、正直なところ、これに倦み飽いてもいる。
三輪雅治氏の動画が面白い
おっさんの動画と言うと、「徳島の鉄工所のおっさん」こと、けずりん氏の動画が面白く、このブログでも取り上げさせて頂いたことがある。
他方、けずりん氏よりもだいぶ前から注目されている「おっさんYouTuber」に、この「三輪雅治氏」がある。
三輪雅治氏は
氏の料理動画は、塩分タップリ、油もタップリ、炭水化物も刺激物もタップリで、どうも健康には悪そうなものが多いのだが、しかし、何と言っても旨そうであり、動画に登場する氏の血色や喋り方などを見ても、氏
多分、「本人がおいしいと感じて食っているもの」は、「健康な食い物」なのであろう。氏の動画からはそういうメッセージが伝わってくる。
長年ラーメン屋として実際の業務に携わって技術を磨いて生きてきた人、というところは、長年鉄工所を経営して金属加工に練達した「けずりん」氏と似通ったところがある。
未来と言うよりも現代は素晴らしい
ツイッターのタイムラインで、こんなビデオが流れてきた。
本当に、私は驚くべき時代に生きている。
私は以前から、翻訳・通訳に携わる人たちが知的な職業であることに疑いをいれる余地はないかのようになんとなく考えてきた。
しかし、最近なかなか精度の良いポケット翻訳機などが発売され、テレビで明石家さんまが宣伝しているのを見るにつけ、なにやら風向きが変わってきたな、と感じるようになってきていた。
そのぼんやりとした感じが、前掲のビデオを見て鮮明になり始めた。
遠からず、翻訳者・通訳者までもが機械的な作業に携わっているだけであるとされ、いずれAIに駆逐されてしまうという幻影が垣間見えるのだ。語学に通暁した者は、もはやAIに学習させるための教師や、翻訳ロジックを記述する仕事でもするより他はなくなるかも知れない。
そして数十年を経ると、AIは語学に関して「
キリスト教徒の所説によれば、その昔、バベルの塔を積み上げて自ら神たらんとした人間たちは神の怒りに触れ、人々の言葉は相通ずることなきようバラバラにされたという。塔の建設はそのため中断し、言葉の通じなくなった人たちは世界中に分かれてしまい、話すことができなくなったのだ。旧約聖書には「
全地 は一 の言語 一 の音 のみなりき
茲 に人衆 東に移りてシナルの地に平野を得て其處 に居住 り
彼等 互 に言 けるは去來 甎石 を作り之 を善 く爇 んと遂に石の代 に甎石 を獲 灰沙 の代 に石漆 を獲たり又
曰 けるは去來 邑 と塔とを建て其 塔の頂 を天にいたらしめん斯 して我等 名を揚 て全地 の表面 に散ることを免 れんとヱホバ
降臨 りて彼 人衆 の建 る邑 と塔とを觀 たまへりヱホバ
言 たまひけるは視 よ民 は一 にして皆 一 の言語 を用 ふ今旣 に此 を爲 し始めたり然 ば凡 て其 爲 んと圖維 る事は禁止 め得られざるべし
去來 我等 降 り彼處 にて彼等 の言語 を淆 し互 に言語 を通ずることを得ざらしめんとヱホバ
遂 に彼等 を彼處 より全地 の表面に散 したまひければ彼等邑 を建 ることを罷 たり
是 故 に其 名はバベル(淆亂 )と呼ばる是 はヱホバ彼處 に全地の言語 を淆 したまひしに由 てなり彼處 よりヱホバ彼等 を全地の表 に散 したまへり
いかにもキリスト教らしいおとぎ話ではあるが、これを奉ずる白人たちはAIやクラウドにより再び一つの言葉を手に入れようとしている。彼ら白人は彼ら自ら信ずるところを否定して前に進む。キリスト教徒にとってキリスト教は、もはや雰囲気を愛でるための詩以下でしかない。
時事雑挙
大阪の新しいJR線
数か月前の記事だが。
- JRおおさか東線が全線開業。まほろばの国・奈良を活性化させる起爆剤となるか(吉田燿子/LIFULL HOME’S PRESS、平成31年(2019)04月23日(火)11時05分)
大阪にそんな路線が出来ていたなんて、さっぱり知らなかった。この前老親の顔を見に大阪へ行ったが、本当に顔を見ただけですぐ帰ったので、全然興味もなく、気付きもしなかった。
ああ、そこだ
- 谷島の情識「業績評価はどうでもいい」、日本IBMの山口社長が言い放った訳(日経XTECH、令和元年(2019)06月20日(木)05時00分)
私は改革が嫌いだ。だから、「変わらない勇気」という文言に強く心
やみくもに固執しようということでも、めったやたらに変えようということでも、どちらでもない。
不易流行、ということである。
キャバクラであろうと学校や会社であろうと
これもSNSでフィードされてきた誰かの文筆だが。
- 傾聴スキルはセクハラをも滅する。(note「にゃん吉の独り言」、平成31年(2019)02月19日(火)21時33分)
下らない話かと思いきや、なかなか含蓄に富んでおり、発見と指摘がよく盛り込まれていて、文章も上手く、読ませる。
そりゃまあ、他人の映像で稼いじゃイカンわな
これも数か月前のブログエントリだが。
- ゲーム系YouTuberのチャンネルが相次いで収益化の対象外に ゲーム実況者の未来はいかに?(Real Sound テック、平成31年(2019)02月23日(土)00時00分)
そりゃまあ、生のままのゲーム画面の撮りっぱなしでは、まるっきり他人のコンテンツで儲けるようなもんだもんなあ。いずれはこういうことにもなるであろうという気はしていたが。
しかし、現在有名になって稼いでいるYouTuberは、多かれ少なかれゲーム実況で出世したって人も多いから、痛しかゆしのところもあるんだろうね。
へえ、しかし、権威嫌いというのも、一種のアメリカ人らしさでもあるわな
GAFAが嫌われているという記事があった。
- 中田敦のGAFA深読み 日本人の想像以上にGAFAは本国で嫌われ者、それを裏付ける2つの事件(日経XTECH、令和元年(2019)06月21日(金)05時00分)
えっ、ウソッ、アメリカ人って、自国の大企業を誇りに思ったりして鼻を高くしてるんじゃないの、と思ったら、案外そうでもないようだ。
言われてみれば、確かに、トランプ大統領の票田であったデトロイトなどの「
日本だって、ソフトバンクみたいな新興大企業やその経営者が嫌い、って人、いるもんな。
まず初めに憎まれ、謝罪させられなければならないのは、犯罪人の方である。
横浜地検が刑務所に収容される前の犯罪人を逃走させてしまい、問題となっている。
- 不手際に不手際を重ねた…厚木刃物男の逃走を許した“3つの大きなミス”(FNN PRIME、令和元年(2019)06月20日(木)09時40分)
無論、司直の側の不手際は否めない。否めない、というか、大失敗ではある。
しかし、この粗悪な犯罪人を排撃非難することもなく、検察や、
まず、この粗暴凶悪そのものの犯人を責めねばならぬ。狩り出し、罪を償わせ、謝罪させねばならぬ。それがまず先だ。それがあって、それから、「司直もどうなの」となる。それが順序と言うものだ。
悪いのは犯人なのだ。この男が罪を犯さなければ、また逃走しようとしなければ、こんなことは起きなかった。刑が確定しているから、刑務所に送り込まれればこの男の管理は法務省、要するに刑務所に移る。刑務所において徹底
あと、どうでもいいけど、この小林誠なるポン中、裁判で確定判決が出て刑務所への収容が決定している犯罪人なので、「容疑者」という肩書は正しくない。「容疑者」というのは、「罪を犯した疑いを
追而 書き
ニュースを見ていたらこの逃走犯、逮捕されたようである。
- 逃走90時間、自宅から50キロ…知人アパートに潜伏(読売、令和元年(2019)06月23日(日)10時14分)
それにしても、
なかなか面白い、だが……。
SNSでフィードされてきた知らないブログのエントリが興味深かった。
- 多くの若い人より圧倒的に成長速度の速いおっさんと絶望的に遅いおっさんの違い(ふろむだ@分裂勘違い君劇場、平成29年(2017)06月15日(木)00時00分)
そこそこ面白かったのだが、しかし、どうも、論理を分かり易くする為もあるのだろうけれども、単純に過ぎて、大人の賞翫に耐えるようなところには達していないと思う。
ロシアの半分玄人 、スゲェ
YouTubeのホームでリコメンドされてきた動画なのだが、ロシアの趣味人が自動車のターボファンを取り外して自家製のジェットエンジンを作り、ラジコンに搭載して飛行させるまでを撮影している。
趣味人と言っても、多分、半分プロ、すなわち、
Today’s drinking and snacks 今日の酒肴・新玉葱と明太子の和え物
先週ラ・ロシュフコーの「箴言と省察」を読みながら、新玉葱と明太子の和え物を作って一杯やり、動画に撮った。
編集してYouTubeに上げた。
動画の中で飲んでいる酒は、いつもと同じ「会津ほまれ からくち米だけの酒 純米酒」である。
動画の中で読んでいる本は、「平凡社 世界教養全集第2 随想録/箴言と省察/パンセ/覚書と随想」から、ラ・ロシュフコーの「箴言と省察」である。
Today’s drinking and snacks 今日の酒肴・えのき茸と茗荷の酒肴
えのき茸と茗荷と梅肉で酒肴を作って一杯やった。
例によって動画に撮り、YouTubeに上げた。
動画の中で飲んでいる酒は、「会津ほまれ からくち米だけの酒 純米酒」である。
動画の中で読んでいる本は「平凡社 世界教養全集第2 随想録/箴言と省察/パンセ/覚書と随想」から、モンテーニュの「随想録」である。