寒雀(かんすずめ)

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cdmaOne

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 ちょっと付箋(ふせん)()ることがあって、「ふせんー、付箋ふせん~……」と抽斗(ひきだし)を探ったら、付箋ばかりまとめてある一画から、新品ではあるけれどもだいぶ色の褪せたのが出てきた。

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 「cdmaOne」というロゴが入っている。何かの折に販促で貰ったものだ。

 ほんの数年前でも、今は昔。うっわ~、懐かしい。

 今、cdmaOneで検索すると、一時代を画した様子がありありと思い出される。

大発会、これぐらいみごとに当たると

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 大発会。

○ 「〔東京株式〕格言通り騒がしく」(時事通信)

大発会ニュース

 半と出た(笑)。

 いやあ、これぐらい当たると、なんだか自分でもオッソロシくなるなあ。……って、私が当てたんじゃない、私が作ったプログラムが当ててるだけですけどね。

すごーくヤヤコシイ書き方しちまったんだけど

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 これ、すんごくヤヤコシイ書き方しちまったんだけど、要するに「胸糞悪いからこんな連中の本なんか読むかボケッ!」と言ってるだけなんですよね。

 我ながら、本ッ当に頭悪いなあと思う。

善意の知性は、屡々(しばしば)(たく)まずして人を悪へと運ぶ

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 知性は()むべき(かな)

 だが、知性を肯定する表明として私如き反知性主義者が最初にこう書いてみたところで、やっぱり知性は人をして度々(たびたび)罪人たらしめる。例えば原子爆弾の開発経緯を言えば、知性の残酷さを思って胸が千々に乱れざるを得ない。

 このところ、堀江貴文や酒鬼薔薇聖斗などと言った(まご)うかたなき犯罪人、しかもちょっとした条例違反だのの範疇ではない、よりにもよって物相飯(モッソウめし)を喰らい込んだ正真正明の刑務所(ムショ)上がりが大手を振って(もの)した出版が続出し、これがまかり通るばかりか人々が(こぞ)って買い込むという異様な騒ぎになっていることは、どうしても許容し難い。

 それをまた、誰がどう見ても知性、教養のあるはずであろう人たちが競って(もと)めている。

 私は、犯罪人の手記を出版してそれで金儲けをするような者に(くみ)する気持ちにはどうしてもなれないし、さらには犯罪人を許すことなどできないし、しない。

 良識と知性は同種のものではない。そこから、仮に悪人を理解するということが良識に属し、正しい行いとするならば、悪人とその被害者にまつわる一部始終を興味本位で覗き見るために投げ銭を施すことが、自分と異なる者、すなわち悪人を理解するための正しい行いと言えるだろうか。

 (いな)、これは野次馬根性と呼ぶべきもので、むしろ良識の立場からは遠い。これを知性の働きと言うならば、残念ながら、知性はむしろ悪人の側に属する犯罪的属性であって、これは良識の対極であると言わなければならない。良識と知性は相反するものではないと信じたいが、反面、知性は太古から人を殺してきたのだ。

 たとえ知性はなくとも良識はあると自負する人は、犯罪人の著書をうっかり買ってしまわないことだ。もし著書を買わなくても、少しばかり興味を持ってしまって、こっそりネットで検索しただけだとしても、それだけでも犯罪人どもには莫大な金が転がり込んでしまう。

 だから、一般人である我々は、そういう者に興味そのものを持たないように努めるべきだ。罪を犯して裁判でそれを認め、刑務所に放り込まれて、せいぜい10年がところ我慢してその一部始終を書き記せば、それで知性を称する野次馬どもがわんさか寄ってきて駄本が飛ぶように売れ、一生金持ち安泰などと、そのようなことが許されてよいはずはない。こんなことは被害者を愚弄しているとしか言いようがない。

 アメリカ人がこうしたことを禁ずる法律(Son of Sam law(サムの息子法))を作ったとかどうとかは、この際関係ないことだ。前例やアメリカがどうとかいう話ではない。前例などなくても、良識がこれを許すかどうかだ。アメリカが正義の基準であるかのように言い立てるのはやめてほしい。気分が悪い。

 堀江何某(なにがし)如き犯罪人への興味は、巧妙に新聞や雑誌によって紛れ込まされた文字や音声、写真、映像を読んだり見たりしてしまうことで呼び起こされる。
 
 私など、この種の記事や広告がSNS等でリコメンドやフィードされてきても、即、表示停止にしている。
 
 この種の出版は興味本位でついつい買ってしまうものだが、それは、一般大衆の行動を嘲笑うかの如くに見越した出版社の社長や営業が小(ずる)い商売をしているのだということに、いい加減気づかなければならない。こういう小狡い商人に「そんな商売をしても儲からない」ということを知らせるためには、個人個人が不買、不興味、不見聞の行動をとることだ。

 所詮こんな「売らんかな」の経営者なんてものは、数字しか見ていない。人情や愛、憐憫、涙、痛み苦しみ、そういう切れば赤い血の出る人間らしい心、数字では計ることができない魂の温かさなんて、こういう輩にはどうでもいいことなのだ。つまり、私などとは別の種、例えば宇宙人とか昆虫、電子頭脳のようなもので、数字しか見ていないような自称経営者なんてものと、心が通い合うことはありえない。犯罪人の手記を出す出版社の社長などこの類であって、私などにとっては犯罪人以上の敵である。

 こういう連中を理解しようと本を買ったり広告を見たりすることを、理性的な態度だと思っている善人は非常に多い。ところが、その一見理性に満ちた愛の態度が、奸智にたけた犯罪人や、それで金儲けを企む連中の思う壺なのである。知性のある人の理性的な善意を愚弄し、被害者を踏みにじって金に換えるのが奴らだ。言うなれば詐欺師である。

 「言論の自由」を言い立てるかもしれないが、今時、言論がしたければ莫大な金の動く出版に頼る必要はない。ほかにいくらも手段はある。それゆえ、金儲けありきの出版社が犯罪人の言論の自由を助けているという言い分は通らない。今や出版は「言論をネタに金儲けをするための老朽システム」でしかなくなって来つつある。

 つまるところ、善意を疑わぬ知性が悪を育てる。その知性に善意の自負が強ければ強いほど、それは屡々(しばしば)(たく)まずして人を悪へと運んでいく。

 私如きがたった一人で不買やアクセス拒否をしても、社会を変えることなどまったくできはしない、それはよくわかっている。だが、私はそれをやる。犯罪人や悪しき出版業者たちがそうであるように、私もまた、思ったことを許容され得る範囲で自由にしてよい、一個にして一乎(いっこ)たる、人格をもった社会人であるからだ。

さて正月二日の夜ときちゃア

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 いやもうね、正月二日ですからなァ。正月二日は「狗日(くじつ)」つって、犬の日ですわ、犬の日。働き者の犬らしく、昔は事始めはこの日にやったモンでゲスよ。そういう、ちょいと新年初めの骨折りをする日ザンスからね、疲れを取るんですから、今晩は()らでも、暮れにイオンで買っといた取っときのアレを飲みますよ、へっへっへ。

ワイルド・ターキーを愛でる私
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 こういうものはねぇ、こういう、往年の旨いバーボンが入ったらアナタ、指一本二本とケチケチするなよアミーゴス、ってなんで、どっぷり注ぎましょうやダンナ。

指一本二本とケチケチするなよアミーゴスIMG_3755

初詣

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ほろゑひ(酔い)(ゆる)す神()初詣(はつもうで)   佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha (季語は「初詣」)

初詣

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 初詣には毎年違うところへ出掛けている。今年はどこにしよう、と迷ううち、ああ、川崎大師は真言宗じゃないか、と思いつく。私は真言宗なのだ。川崎大師は智山派で、私は豊山(ぶざん)派だから、多少宗旨に違いはあるが、なに、仏の済度は廣大無邊(こうだいむへん)無上甚深微妙法(むじょうじんじんみみょうのほう)にして、細部には(こだわ)らぬのである。

 朝10時に出れば京急川崎大師には丁度(ひる)時前につく。

 いやはや、大変な人出である。

いいお天気だわ
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1560689_693163677381155_1392527100_n なかなか本堂に行きつけない。しかし、いつぞやの成田山新勝寺に比べると、まだ少し混み方もましな感じである。

 右の写真は、2年前の初詣、成田山新勝寺の人出の様子である。

川崎大師の混雑はだいぶマシでござるIMG_3712

やっとこさ大山門前
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「止まれ」と命令が!(笑)
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 「川崎大師」は通称で、本当の寺の名前は「金剛山金乗(きんじょう)平間(へいけん)寺」といい、本尊は言わずと知れた弘法大師空海、翻って金胎両界大日如来である。他に諸尊が祀られている。今から888年前の創建で、平安時代にまで(さかのぼ)る古刹である。由緒縁起などの細部については、公式サイトを見れば瞭然(りょうぜん)()る如し、である。

○ 川崎大師公式サイト

 正月二日の昼から初詣、つまり私と同じような日時に初詣をした場合にどれくらいかかるかということは、この記事に載せている写真のタイムスタンプを順次見て頂くと(わか)ると思う。それほど常識外れではなく、列の一番後ろにかじりついてから、正味1.5時間くらいのものだ。

 さておき、本堂にやっとこさたどりつき、お布施をして「南無大師遍照金剛」と口の中で御宝号の三度ほどを唱える(いとま)もあらばこそ。人、人、人の波に押し出され、あっというまに参詣は終わってしまうのであった。

御籤(みくじ)引いたら末吉w
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 不動堂があったので、不動明王に参拝。のうまくさんまんだーばーさらだんせん、だーまーかろしゃーだー、そわたやうんたらたかんまん、と真言を唱える。

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八角の中興塔を拝む
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聖徳太子堂があったので拝む
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 帰りに参道沿いの甘酒屋で妻と一杯百円の甘酒を飲んで温まり、今年の初詣はおしまい。

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 表参道沿いの仏具店の店先で「高島暦」が売られているのを見かけ、一冊買う。これは、旧暦を確かめるのに便利なのである。税金分をオマケしてくれて、1000円で買えた。ラッキー。

ぐはーっ、大発会は売りからかいッ

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28年大発会

 平成27年の株の売買は、まずまず、損得のない、平らかな取引状況であった。

 大した持ち玉もなかったから適当に見流していた大納会後の株動向だが、自作売買指示プログラムの大納会後の分析結果を見て、いやもう、ビックリした。これ、全部同じ銘柄だぜ?真っ青に売り気分一色。

 普通、大発会は値上がりするんだけど、私のプログラムは「寄り付きで成り行き」をシミュレーションするようにできているんで、寄り付きで売らなくっちゃならない。つまり、この通り行ったら、初日は損。

 けどまあ、ひとつ、イッとこうかい。丁半、どう出るかねえ、キッシッシッシ……。