Today’s drinking and snacks 今日の酒肴・肴三品

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 肴を三点皿に盛って呑むところを動画に録り、YouTubeに上げた。

 今日は12月8日で、大東亜戦争の開戦記念日、真珠湾攻撃の記念日だ。それで、動画の中では山岡荘八の「小説太平洋戦争」第1巻を読んでいる。

Today’s drinking and snacks 今日の酒肴・浅蜊(あさり)と大根の小鍋立て

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 池波正太郎がよく随筆などで書いている「浅蜊(あさり)と大根の小鍋立て」というのがある。()き身の浅蜊を千切りの大根と一緒に薄味の出汁(だし)で煮ながら食べるものだ。

 いちどやってみたいなあ、と思いながら、近くのスーパーなどでは浅蜊の剥き身がなかなか見当たらず、これまでせずじまいになってきていた。

 ところが、最寄り駅の駅ナカにある「大川水産」にフラッと立ち寄ったら、これがあった。

 早速買って帰り、家にあった大根を刻んで小鍋立てにし、動画を撮った。

 動画の中では太宰治の「駆け込み訴え」を読んだ。岩波の「富嶽百景・走れメロス 他八篇」に収められているものだ。

番及び酒並びに福

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 早風呂に入って一杯やりつつ本など読んでいたら、妻が「お父さん、(次女を)ちょっと迎えに行ってくるから、お鍋の番をしていて」と言う。

 不肖、私こと佐藤俊夫宅では、妻の命令は絶対厳守ということに決められている。

 お、(オウ)……とばかり台所にヨタヨタと出ていくと、竹輪(ちくわ)薩摩揚(さつまあげ)、大根が片手鍋でグツグツと煮えている。

 これは、こういうもので呑めという妻の優しさではないかいッ!(違)

 妻が玄関から出ていくのと同時に、ガスレンジのかぶりつきのところへ、酒を持って行って、立ち呑み、直箸(じかばし)で摘み始める私である。

 熱い。ホフハフホフ、……である。

 煮えばなの大根のうまさと言ったらない。

 至福だ。もう、人生などどうでもよくなってきた。

晩めしの関東煮(かんとうだき)

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 晩めしの関東煮(かんとうだき)を、ウィスキーで食うか、日本酒で食うか、真剣に考える。まことに悩ましい。

 蒟蒻のぷるぷる熱々のところに溶き芥子(がらし)をタップリ付けて、ふぅーっ、と吹いて、ぶりゅっと齧って間髪を入れずぬる燗をぐーっ、次に大根のまだ少し固い目なところを皿に取って山椒の多い七味唐辛子をパラッと振って、その間にもう一口、ぎゅーっ、と、……ああ、こたえられん、と思う反面、大ぶりの氷をロックグラスに一つか二つ、けちけちせずになみなみと注いで、餅巾着(もちきんちゃく)か、厚揚げのよく味の()んだところを相手に、ひと口、ふた口、飲んではつまみ、やおら鍋に手を伸ばして煮抜(にぬき)卵をとって、半分齧ってウィスキーをひと口、黄身のところに煮汁をしみこませて、それを相手にまたひと口……ぬぅ、捨てがたい。

 晩酌はやはり、御菜(おかず)の一皿を相手にするのが旨い。