何がサマータイムだ、馬鹿馬鹿しい。

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 報道によると、なにやら東京オリンピック開催を睨んで、戦前から再燃しては消えていた「サマータイム導入」の(くすぶ)りがまた再燃しかかっているらしい。

 何がサマータイムだ、馬鹿馬鹿しい。

 日本は明治維新まで、不定時法、すなわち日の出を明け六ツ、昼を順次五ツ、四ツ、九ツ、八ツ、七ツ、日の入を暮れ六ツ、五ツ、四ツ、九ツ、八ツ、七ツとし、毎日連続量で変化させるとともに、鯨髭のぜんまいを使用した機械式振り子時計でこの不定時を正確にシミュレートさせるなど、明るさや気温、季節に合わせた刻時方法を実現していた。つまり、とうの昔に「連続式サマータイム」を実現していたのである。

 この「九・八・七・六・五・四、九・八・七・六・五・四」という数字の繰り返しは、古く支那文化に由来する五行説によるものだ。

 だが、そういう天然・自然に即した刻時が合理的でないとして無理にやめたのだ。

 それを今更、「欧米が皆やっているからサマータイム導入だ」などと、人工的で不自然なことをワケのわからない理由で強制しようとする。愚劣の骨頂である。どうして「欧米が~ッ」ではなく、「日本ではこうである」と言えないのか。主体性のなさに憫笑すら覚える。

(そぞ)ろ歩きと飲み食い

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 今日は旧暦二月(ついたち)、散りかける梅も多く、東京では桜が開いたという。

 日本橋の室町砂場へ行こうとして、神田の駅のほうがよっぽど近いことに気づく。神田駅南口からなら徒歩たったの3分。

 スマホのコンパスの調子が悪く、しばらく方向を失い、新常盤橋のあたりまで(そぞ)ろ歩いていて、ほぼ散った桃も見た。

 春である。

 明日は彼岸の入り。

今日食べたもの

 室町砂場で菊正宗1合、湯葉、筍の土佐煮、盛蕎麦。

 駿河屋嘉兵衛で純米大吟醸三千盛(みちさかり)5勺、蛸と梅肉の塩辛。

 北千住駅ナカの「てんや」で月桂冠1合、天婦羅(たらの芽、穴子、海老、烏賊(いか)、蓮根、いんげん)

食べられなかったもの

 新越谷駅近く、サンシティ屋上の牡蠣小屋の牡蠣。東北復興支援だそうな。

来年の月

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 今日、年用意の買い物に出かけたので、ついでに「高島暦」を買った。いつも買うものだが、今回は奮発して、「百彩暦」と題されたカラー版を買った。

 実のところ私は、易断の方にはとんと興味がない。毎年正月に御神籤(おみくじ)くらいは引くが、その程度である。

 高島暦を買うのは、「旧暦」を引くためだけに買っていると言っても過言ではない。

 それで、来年の年初あたりをパラパラとめくってみたところ、来年(平成30年(2018))は、元旦が旧十五日でその夜が十五夜、正月二日が天文学上の望であることがわかった。これは晴れればいい夜になりそうだ。除夜の鐘で外に出れば、煌々(こうこう)たる月夜であることだろう。

 そして、当然と言えば当然だが、旧元旦(旧正月、来年は新暦2月16日)は(ついたち)である。……いや、これは、まあ、当たり前ですが。(さく)がそのまま暦の一日(ついたち)ですから。

 平成30年は望と朔がそれぞれ元旦と元旦、となって、面白いし分かりやすい。

片月見

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 夕べは旧暦九月十三夜、つまり「後の月」であった。

 実は、旧暦九月十三日は今日だとばかり思い込んでいた。今朝になって暦を見、今日は旧十四日だと気付いた。

 昔の人は旧暦八月十五夜の「仲秋の名月」だけでなく、九月十三夜の「後の月」でも月見をしないと、「片月見」になる、と言って嫌ったものである。

 昨夜、晴れていたから月が綺麗で、夜空を見上げて「そう言やァ、明晩は後の月だな、片月見にならないようにしないとな」などと、日にちを間違ったまま考えていた。

 ともかく、曲がりなりにも昨夜の月だけは見た、と言うことで、片月見の縁起担ぎはこれでよしと心中で強弁する。

仲秋の名月

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 仲秋の名月である。

 ベランダに出て、写真を一枚。

 本当の月の朔望は、明後日6日の未明に望となるのだが、今日が旧暦の八月十五日であるため、仲秋の名月・十五夜は今日なのである。

 去年の旧暦八月十五日は9月15日だったが、今年は今日にまでずれ込んだ。旧五月が閏月だったためでもある。

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 朝晩、秋めいて感じられる。今日から新暦月遅れ盆。今夕は迎え火だ。私の自宅には仏壇はないので特段の(まつり)はしないが、ゆかしい行事だと思う。

 盆は仏教語の盂蘭盆会、これは梵語の「ウラヴァーナ」であるということはよく知られるところだ。

 盆も色々ある。「私の田舎じゃ7月にやるんだけど……」と言う人も多い。俳句の季語としては盆は秋の季語に含まれる。「この暑いのになんでだ」なぞと思う人も多かろう。あるいは「地蔵盆ってやってたけど、アレ、何?」と言う人もいるかもしれない。

盆・新暦旧盆・旧盆 7月15日
新暦地蔵盆 7月24日
盆・月遅れ盆 8月15日
地蔵盆 8月24日
旧暦盆 旧暦七月十五日(今年は新暦の9月5日にあたる)
旧地蔵盆・旧暦地蔵盆 旧暦七月廿四日(今年は新暦の9月14日にあたる)

 端的に整理して書くと、右の表のとおりである。つまり盆はこれだけある。

 なぜこんなことになっちまっているのか、簡単に解説しよう。

  •  まず、「盆」と「地蔵盆」は別。
    •  盆は初秋の招魂行事、地蔵盆は地蔵菩薩の縁日。
  •  盆は、本来七月十五日。但し、「旧暦」。
  •  日本は明治時代に新暦に移行。
  •  いろんな行事の日取りに混乱が生じ、盆は以下、3派に分かれてしまった。すなわち、……
    •  素直派「新暦ならしょうがない。暦が変わったんだから、盆も新暦の7月15日にするしかない」
    •  中庸派「いや、いくらなんでも、新暦7月なんて、下手すりゃ梅雨の最中だぜ?真夏に盆でもないだろう。やるならせめて次の月の新暦8月なんじゃねえの?」
    •  守旧頑固派「盆は絶対旧暦七月十五日(新暦の9月はじめ頃)にやるに決まってるだろ」

    ……の3派。

  •  今の「旧盆」は「旧」とついていても旧暦とは全然関係ない。
  •  上記3分派の経緯は地蔵盆についても同じ。

 盆はこのように今でも混乱してしまったままだが、「正月」などはそれにくらべれば新暦でまとまっていると思う。いわゆる「旧正月」の行事は今ではどこの地方でもそれほど大きくはやらない。

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 今日の暦は旧暦六月十五日、もはや明日は立秋だ。蛇足ながら、今夜は十五夜ではあるが望月は明後日である。

 今日などは俳句の季語で言えば、夏の(はて)・夏()つ・夏(おわ)る・夏行く・夏()く・夏惜しむ・秋近し・秋待つ・秋隣(あきどなり)・夜の秋、と言ったところである。

 実際のところ、先週初め頃など急に朝晩の気温が下がり、私の周囲でも風邪ひき患者が出た。昨日は暑さがぶり返したが、今日はまた少し涼しい。こうして秋へ秋へと傾斜する。

下弦

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 今日は下弦だ。写真に撮った。

 (ぼう)月を撮る人は多いし、三日や上弦は夜早く出るからこれも撮る人は多い。しかし、下弦の南中は朝もクソ早かったりするので、写真が趣味だとでもいうのでない限り、あんまり撮る人もいないだろう。

 昨夜(ゆうべ)酔っ払って机にうつ伏して眠ってしまい、夜半醒めて寝室へ行ったので、今朝は早く目が覚めた。そういや今日は旧一月廿三(にじゅうさん)日で、確かそろそろ下弦だったかなと覚えていて、暦を見てみると確かに4時33分下弦とある。まだ6時ちょっと過ぎで暗かったので、丁度()いと思って写真を撮った。

 私は写真が趣味と言うわけでもなく、使っているのも安いコンデジ(CanonのIXY 190)なので、なんだかピンボケ風だが、まあ、素人だから、いいや。早春なので、なにやら「(おぼろ)月」の気味もあって、これはこれで巧まざるサムシング・エルスが出ている気もする(笑)。

 先々週は望月を撮ったが、まあ、こういうのもよかろう。