ええ根性しとるわ

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 「あー、2本狂惨盗と申しますが」と名乗る、まるでキチガイみたいな、恐るべき名前の男から電話がかかってきた。

 よりにもよって、万物の霊長たる人間に、こんな姓や名があるなどとは思いもよらぬことだ。私自身の油断を言われると恥ずかしい限りだが、虚を突かれるというのはこういうことだ。

 こんな姓名、そもそも、どこからが苗字で、どこからが名前かもわからない。

 「2本」て、アンタ……。指を2本ですか?やめてくださいよ真ッ昼間っから。なんなんですか、物事は穏当でなくっちゃいけませんよ、ええ、ええ。

 その人の電話の仕方も、こんな変な姓名をしている人そのもので、私の応答など関係なしに、ほとんど意味の解らない繰り言を延々と述べ続けるというスタイルだった。名は体を表す、というが、まったくその通りだと思う。

 忙しかったのでその旨を丁寧に断り、電話を切った。物凄い名前のその男は、私が断っている最中も休みなくしゃべり続けていた。

 よくわからないが、こんなことをしでかすのは多分、社会主義者か共産主義者だろう。ああ、怖い。そのうちにテロでも起こすのではないか。

 しっかし、祝日ごとに軒先に国旗を掲げ、家の前で敬礼して「天皇陛下万歳」と叫び、毎年靖国神社に通っているような頭の悪い右翼(笑)の家へ、よく電話なんかかけてくる気になるなあ。エエ根性しとるわ。実際のところ、私の家のポストには、そうした日常の精神力が伝わるのか、変なビラなど1枚も入ったためしがないのだが。

モデル叩いたって朝鮮叩いたってしょうがねェだろ

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 なんだか、水原希子というモデルとサントリーのプレミアムモルツのプロモーションの組み合わせが気に入らない人がいて、ツイッターで悪口なんか言うものだから、それがちょっと話題になっているようだ。

 頭の悪い好戦右翼である私は、この「リテラ」ってサイトがあんまり好きではないのだが、それにしても、ねえ。そんな私ですら、これはリテラの記事に一理あると思うよ。……まあ、スクリーニングや体系化のプロセスを経た紙媒体から本質ニュースを掴む、というサイトの主義姿勢からは大きく離れ、Twitterで踊っているというところが、この記事のちょっとアレなところなんだけどね。

 右が問題のTwitterのタイムラインとリプライなどだ。リプライはクリックすれば見られる。

 いま現在これを見ると、ボロカスに言ったとされるヘイト・ツイートはそれほど目立たず、むしろ水原希子側に立つツイートに埋もれて見つからないくらいで、一体誰がヘイトなんかやってるんだ、むしろ差別主義者なんて弱小勢力なんじゃねえのか、……などとも思えるが、さておき。

 いやもう、よくこんなことで盛り上がれるな、と思うねえ。ほんと、しょうがねぇなあ。いや、水原希子が政治家だとかなんとか言うんだったら話は別だよ? けど、そうじゃないだろうが。むしろ、逆に炎上気味を狙った製品プロモーションなんじゃねえかとすら勘繰ってしまう。

 モデルや女優なんてものの本領は、美しく目立ってセリフが回って演技が良くって人気がありゃあそれでいい。それが彼ら彼女らの至上命題、任務であって他の事はどうだっていい筈なんだ。多少の社会的な影響を考えて身持ちや慎重さなども要求されはしても、そんなこたァ芸能事務所や媒体が外側から勝手に管理すればいいことだ。タレント風情ごとき、政治家や倫理学者や思想家じゃねえんだからさ。モデルや女優なんか、アメリカ人だろうと朝鮮人だろうと、誰だっていいし、何を言おうが発表しようが勝手だ。その点、水原希子なんて人は、100点か90点かはわからんが、ともかく優秀な才能だろうよ。

 この「天皇陛下バンザイ」な私ですらそう思うんだからさ。

 ただ、この水原希子ってモデルさんも、ミョーに思想的なことなんか言わなければいいのに、ねえ。以前の靖国神社一件騒動に関するコメントとかさ。ほっとけよ、違う考え方の人なんか。どうして芸能事務所の方でそういうことが漏れ出たりしないように管理してやらんのかね。若い女なんだから、失言とか恋愛とか主義主張とか思想的な傾きとか、そりゃいろいろあるだろ。それが彼女の仕事になんの関係があるんかね。プレミアム・モルツの、肉をほおばってビールを飲む映像を見てみなよ、職人と言えるほどの完璧な仕事じゃないか。

終戦記念日

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 例年の通り靖国神社へ参拝。

 ここ数年、仕事のため15日に参拝できないことや、仕事を終えてから夕刻に参拝したことも多かったが、今年は普通に盆休みなので、参拝できた。

 朝早く出かけたので、それほど並ばなかった。

 遊就館もゆっくりと見た。いろいろと思い出してみると、私は十何回も遊就館に来ているようだ。

 帰りが丁度正午頃になり、武道館の全国戦没者追悼式の中継が始まった。首相の言葉を聞く。続いて、畏し、天皇陛下のお言葉があった。

スライドショーには JavaScript が必要です。

 黙祷の合図を靖国神社の境内で聞くことができた。周りの人たちと合わせて黙祷した。

 秋葉原で昼食をとり、帰った。

明日の靖国神社は

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 明日の靖国神社は、降水確率60%ときては、どうやら傘持参の参拝もやむを得ないようだ。

時事雑感その他

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社民党永田町落ち

 社民党本部、資金繰りが苦しくて家賃が払えず、永田町から落っこちるという。

 以前はたしか、国会図書館の最高裁判所よりの辺りに立派な看板が上がっていたけど、最近そういや見ないな、どうなったんだっけ、と思っていたら知らない間に首相官邸の裏のあたりへ引っ越していたようだ。

 まあ、そりゃあ、多くの人の支持を得ていない、ってことなんだわ、やっぱり。

 現状の断面だけでなく、これまでにやらかしてきたいろんなことのツケでしょうなア。ここ数年、言う事なすことムチャクチャだったんだもの。

 昔の社会党は立派だったよ、だって、下のようなこともありましたよ、戦後すぐの頃は。

 これ、共産党も旧社会党も含んで、全会一致ですからね。そういう懐ってものが、昔の社会党にはあったんだよな。

 絡んで言うと、先日私はこういうアンケートをした。

 このアンケートに回答した人のコメントを見ていくと、先日の稲田防衛大臣の靖国神社参拝に文句を言ってるアホがいて、その論拠が「東條英機みたいな犯罪人が祀られているようなところへ参拝に行くのが正しいのか!?歴史の勉強が足らん!」というようなことなんだけど、そういう連中って、こんな全会一致の赦免決議、つまり、「日本国内に戦犯なんかいない」、もっと言うなら、「靖国神社に戦犯なんか祀られていない、百歩譲って祀られているとしても、全員、国民一致で赦免されている人たちだ」ということを全然知らないんだよ。アンタらのほうが全然勉強が足りないよ。

似非数学「1=2」
b=a\\a+b=2a\\a-b=2a-2b\\(a-b)=2(a-b)\\ \therefore1=2

 何年か前に流行ったものだが、\TeXで浄書しておいたら面白いかな、と。

5 ÷ 4 = 1 余り1
3 ÷ 2 = 1 余り1
5 ÷ 4 = 3 ÷ 2
5 ÷ 4 = 6 ÷ 4
5 = 6
∴1 = 2

 ……なんてことをしているうち、こういうのもあることを知った。

ゲート

 潘基文(ばんきぶん)は大統領選立候補を取りやめたという。

 まあ、隣国の事だから、どうだっていいっちゃあ、どうだっていいんだが、一番「マシ」なおっさんだったからなあ……。

 そんなことで、韓国がらみのニュースに見入っていたら、崔順実(さいじゅんじつ)の一連の件の事を「崔順実(최순실)ゲート(게이트)」などというそうな。

 そういえば、汚職・疑獄のことを「なになにゲート」と言うよな、「ゲート」って言葉には何か汚職って意味があるのかな、と思って調べてみたら、もともとそんな意味はないけれども、「ウォーターゲート事件」以降、これをもじって「なになにゲート」と言うようになり、ついには「ゲート」にはそういう意味が込められ、中国語など「门(門)(Gate・Mén)」の一字で汚職・疑獄の意味も表すようにすらなってしまったのだという。

 そこから興味を覚えて、「ウォーターゲート事件って、どんなんだったっけ」と調べてみると、なんか、笑っちゃうぐらい「雑なスパイ事件」で、ニクソン大統領はあんな雑な連中の雑な仕事で任期途中で退任する破目になってしまったのだ。これだけでも前代未聞だが、国政を継承すべき副大統領が、一連の疑惑進行中にまったく別のケチな収賄事件で退任してしまっていた。その副大統領職を継承していた下院総務のフォード氏がやむなく繰り上がりで大統領を継承したが、これは「選挙ヌキで大統領になったオッサン」という、これまた前代未聞の事態になってしまったのだった。

 私は当時小学校1年生だったので、ベトナム戦争がらみの報道や、ニクソン大統領の名、ウォーターゲート事件という言葉そのものはテレビから流れてきていたし、私は大人の話に首を突っ込む変な子供だったから覚えているが、内容までは詳しく知らなかった。

レン砲

 何のことかと思ったら、蓮舫(ぶし)のようなことだそうな。

 「女による女いじめ」の様相で、結局不人気を招いているそうだ。カッカッカ……。

今度はまた一体、何を始める気なんじゃい

 この人はたしか、十年以上も前にイラクで他の人たちと3人でとっつかまって、身代金で釈放してもらって、スイーツ食ってうまいうまい言ってた活動家じゃなかったか。今度はまた、何を始めようってんだい……。

トランプ

 「嘘ニュースだ!」とか「オルタネイティブ・ファクト」とか、もう、笑っちゃうぜ。面白いからもっとやれ(笑)。

 あと、「トランプホテル」、オモロかった。

読売、最近右翼だなあ

 この前、読売の「もっと原発増設しろ」という社説にもオイオイ大丈夫かい、とたまげたが、今度もたまげた。

 軍事研究忌避論が、かえって科学者を不自由にすることにならないか、という角度の論なのだが、

 「そんなもん、軍事研究か人殺しかなんか知らんけど、どうでもエエから自由に研究させたれや」

……と言っているように見えるのであった。そりゃま、単純に言えばそうですわな。

 私は昔、読売を長いこと取っていたこともあるのだが、たしか20年くらい前だったか、妙に左翼臭いことを書くようになった時期があって、嫌になって取るのをやめたのだ。カネを払って腹を立てることほど馬鹿々々しいことはない。

 その後産経をとったが、これはなんだか、逆に右翼臭がわざとらしいからやめてしまった。

 最近まで読売はどうも左翼臭がしていてイヤだったのだが、なんだか、少しづつこういう具合になってきたなあ。

松本伊代と早見優ワロタ
上記事から引用

 京都市内のJR山陰線の線路内に無許可で立ち入ったとして、京都府警右京署は10日、鉄道営業法違反の疑いで、いずれもタレントの松本伊代さん(51)と早見優さん(50)を書類送検した。

 送検容疑は1月13日午後1時すぎ、京都市右京区嵯峨野々宮町のJR山陰線の線路内に無断で立ち入った疑い。

 松本さんは1月14日付の自身のブログで、早見さんと一緒に線路上を歩いている写真を投稿。「その瞬間踏切が鳴り、慌てて逃げる2人」などと説明していた。線路立ち入りに批判が集まったため、翌日のブログでは「お騒がせをいたしまして大変申し訳ございません」と謝罪し、記事は削除されている。

 おいおいおいおい、アラフィフのオバハン二人で何やっとんねん。歳を考えや~?(笑)。ま、他愛ないこっちゃな。

言葉
デタント

 ウォーターゲート事件の文脈に現れてくる言葉に「米ソデタント」なんてのがある。子供の頃、米ソデタントというのはよく出てきていた言葉だと思う。

 この言葉、今は使われていない。デタントというのは緊張緩和の事で、フランス語(détente)なのだそうな。かつては国際関係がたどるいろいろな「相」をパターン化して捉えたもので、その「相」の一つがデタントだ。しかし、欧米列強による国際社会支配システムが崩壊した今は、そういうパターン化した捉え方は古典的な概念になってしまい、使われていないそうな。

圧巻

 圧巻、というと見ごたえのあるスゴいモノ、というような使い方をしがちだが、違うんだそうな。昔中国の科挙で、答案を積んで提出するにあたり、最も優れた部分を一番上に載せるので、それが他の一般の部分を上から「圧している」ことから、「一番いいところ」のことを「圧巻」というようになったのだそうだ。

 だから、例えば芝居なんかを見ていて、役者が大見得を切り「ナリコマ屋ーッ!」と声がかかるような部分のことを指して「やっぱり勧進帳じゃ安宅の関が圧巻だねえ」というのは正しいが、「今回のオリンピックは圧巻だったねえ」と言うのは間違いである。

重商主義・重農主義

 国の歴史的な変化に関して、例えば、農業をしていた国が商業や経済に軸足を移して発展していく、というような「なんとなく」の理解でいると、重農→重商、という順序であるような気がするが、ヨーロッパでは重農主義の方が後で出てきた新しい形だそうである。

 つまり、商業でヨーロッパの諸王は富を得て栄えたが、その下の貴族というのは結局「地主さん」なので、ちっとも栄えなかった。ところが、フランスでは貴族中の貴族が王で、王は貴族に支えられていたことから、貴族が得をするように、つまり貴族に年貢を納めさせるための農業を重視し、それによって王自身も更なる富を得る構造を作った、という順序だ。「重商→重農」の順序なのだそうである。

(ひそみ)(なら)

 「ひそみにならう」と、つい口から出てしまいがちだが、これは謙遜して言うものである。

 故事成語としては、アンニュイ美人がちょっと顔をしかめて(眉を(ひそ)めて)歩いているのが美しかったんで、それを見たブス女が真似して((なら)って)顔をしかめて歩いたが、余計に不細工になった、という例話から、意味もヘチマもなくなんでもかんでも闇雲に真似することを「顰に倣う」と、第一義としては言う。

 これを謙遜の意味で使うというのは、「いやあ、私如き、意味も解らず真似をしているだけでして、いやいや」というような気持ちを込めて、「いえいえ、私の書道など、先生の顰に倣っているだけのものなんでして」というように使うのである。

ロカボ

 「ボカロ」、すなわち「ボーカロイド」の間違いかしらん、と思ったが、「糖質制限ダイエット」「低糖質ダイエット」のことを「ロー・カーボ・ダイエット」とも言うのだそうで、これを略して「ロカボ」なのだそうな。ははあ、痩せますか。そうですか。

セキュリティ機能要件・同じく保証要件

 恥ずかしい話ですが、セキュリティの「機能要件」と「保証要件」っていうのを、自分とこの職場のローカル用語やローカルルールだとずっと思い込んでました。

 JIS X 5070・ISO/IEC15408に定義づけられたれっきとした標準用語であることを、つい先日知りました。

 因みに、JIS X 5070-1では、「4 略語」の項に、

SAR セキュリティ保証要件(Security Assurance Requirement)
SFR セキュリティ機能要件(Security Functional Requirement)

……と記載されている。これはいわゆる「共通標準 Common Criteria」用語、とでも言うべきものだ。

 う~ん、まだまだ修行が足りんのう(笑)。

アンケート

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 ……上のように題して、ちょっとこういうアンケートをした。

 新聞やテレビは「絶対に許されない」と報じているように感じられるのだが、私が設置したこの「無責任なアンケート」によると、まあ、ほぼ、こういう結果ですな。

 現時点で125件回答があったが、そのうち、1~4の「1: 正しい。これからも積極的に拡充すべき。」「2: 正しい。現状を淡々と維持すべき。」「3: 正しい。しかし、あまり大ごとにせず、静謐にすべき。」「4: 正しいが、少し様子を見るべきで、今しなくてもよかった。」への投票は101件で、これは81パーセントにあたる。

 「謎のサンプル区域」「謎の母集団」でアンケートしただけであって、しかも125件なんて数では、この81パーセントという数字の信頼度の評価すら不可能だから、さすがにこんな非科学的なアンケートを根拠にマスコミがおかしいなどと言うわけにはいかない。

 ただ、ずいぶん差が感じられますなア、と、こういう程度の話である。

皇居一般参賀~靖国神社

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 畏きあたりにおかせられては御高齢であり、夏には玉音放送を(かたじけの)うされたことを受けて政府も真剣に御譲位に関する議論を進めつつある。

 私如き(しづ)の者が御光顔を拝すには、もはや今年をおいて他はないような気持ちが沸々と盛り上がってきたので、意を決し、妻ともども新年の一般参賀へ行った。

皇居正門へ陸続と詰めかける人々

 9時に家を出、東京駅丸の内中央口に10時過ぎ頃到着、10時12、3分頃には二重橋前広場に到着した。参賀は午前・午後を通じて5回行われるが、午前中3回目、11時50分からの、宮様方も多くお出ましになる回を期待して行列の端に取り付いた。

 団体のボランティアや自衛官などが日の丸の小旗を参賀客に次々に配っているのを貰う。

 新年の恒例で、皇宮(こうぐう)警察官が古式ゆかしく騎乗で警備にあたっており、人々の撮影モデルになって話題をふりまいている。

 見渡す限りの人、人、人。新年の外出と言うと、以前、成田山新勝寺の大伽藍前をこれでもかと埋め尽くす人の波に唖然としたことがあるが、今日はそれを凌ぐ。

 さすがは日本一人気のあるお方である。

 人の波、押すな押すなの大雑踏は、一般参賀会場の長和殿前で最高潮となる。

 たまたま時間的に狙い通りドンピシャだったので、天皇皇后両陛下御来臨に加え、皇太子皇太子妃両殿下、秋篠宮文仁親王殿下と紀子妃殿下、眞子内親王殿下・佳子内親王殿下御姉妹が群衆の参賀に応えらた。天皇陛下におかせられては、人々の平安を祈る旨、御聖旨を下し遊ばされた。

 人々は歓呼し、日の丸の小旗を打ち振って聖寿(とこしえ)ならんことを祈った。

 陛下のお姿を拝するや、右翼の私は感が極まり、「天皇陛下万歳」「皇后陛下万歳」「皇太子殿下万歳」……と、喉笛も裂けよと絶叫を繰り返していたところ、鮨詰めで押すな押すなであったにもかかわらず、私の周りだけ10センチぐらい人が引いていった。これはおそらく、私のような愛国者からは、天皇陛下への強い思慕が全身から溢れ出ているため、周囲の人間には触れがたい聖性として現れ出で、人をして控えしめたものと考えられる。(いや、わかってますって、声が大きいからドン引きされただけですよ(笑)。)しかし、「眞子内親王殿下万歳、佳子内親王殿下万歳、宮様万歳」と叫んだ途端、周囲からクスッと笑いが漏れたというのは、うーん、わからん。たぶん、内親王御姉妹に不逞の親しみを抱いている「美少女オタク」だと思われたのかもしれない。

 面白かったのが、朝鮮語・中国語がそこかしこに聞こえたことである。(ヤッコ)さんたち、嬉々として日の丸を打ち振りつつ、天皇陛下に参賀の気持ちを送っているのだ。……ワカラン。アンタら、日本なんか、とりわけ皇室なんか、大嫌いなんじゃないの。うーん。しかし、現実にはこういう人たちが沢山いる、ということで、多分、これは新聞やテレビが、嘘を人々に吹き込んでいるのであろう。恐らく、悪の外国政府による洗脳であり、謀略だ。

 外国人と言うと、白人も多かったが、「ヒジャブ」で正装したイスラム教徒の女の人が沢山いたことにも少し驚いた。こうした外国人たちが挙って日本のシンボルを参賀してくれるのは、まことに結構なことだ。しかし、こちらはいいんですが、皆さん、「日本神道の神主の別格大親分」でもあらせられる天皇陛下を参賀しても、イスラム教のバチは当たらないんですかね……。逆に心配してしまった。イスラム教もキリスト教も、異教に厳しいからねえ。いや、こっちはいいんですがね。

GPSトラックによる本日の歩行経路

 その後、参賀客は坂下門、桔梗門、乾門の3か所の出口からそれぞれ退出するが、めったに宮城域内に参入することはないこととて、一番遠い乾門、武道館の方へ出る門まで歩いた。

 スマホでGPSトラックを取っておいたのだが、結構な距離である。

 折角皇居の北側に来たのだから、初詣は靖国神社にしよう、と一決する。今上陛下を寿いだのであるから、明治天皇を寿ぎに明治神宮へ行く、という選択肢もあったが、ここは靖国神社にしたわけである。

 由来、天皇陛下は神道の別格宗主のようなお立場である。さもあろう、ごく簡単な言い方をすれば、天皇陛下は日本の神社の根本的本尊、日本国民の総氏神(うじがみ)天照大神(あまてらすおおみかみ)の子孫であるので、宮中三殿において今も連綿2千6百有余年にわたって伝えられる神事をつかさどっておられるわけである。ごく最近、戦後になってから、天皇陛下の政治的に微妙な立場もこれあり、祭祀は皇室の私的事項というふうな位置づけになったものの、それはわずかにここ数十年のことであって、微細な変化に過ぎない。

 その天皇陛下を参賀してきたのだから、これはもう、霊験あらたかなんてものではなかろう。

靖国神社の境内を埋め尽くす人々

 一方、靖国神社の御祭神は少し違っている。祀られているのは護国の鬼、英霊であって、かつては天皇陛下ですら御親拝をされていたという別格の神々である。別格であるからには、ここを素通りはできないのである。天皇陛下を仰いで、それから靖国神社へ詣でると言う事は大いに意義があることなのだ。

 行ってびっくり、驚いた。今年もすんごい人、人。2時間ばかりも並んだろうか。どうしたわけか最近の靖国神社は、みたままつりや正月にも露店を集めなくなってしまったので、賑わいもそこそこなのかな、と思いきやさにあらず。初詣に来る人も非常に多い。

 英霊安らかに鎮みたまえ、と、それのみ念じ祈った。

 だいぶ歩いて疲れたが、帰りに上野に寄り、近所知己へのお遣い物を買って帰る。


参考サイト

ちょっと人の意見を聞いてみる。

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 どうも、新聞やテレビの書きっぷりが間違っていると思うので、アンケートなどをしてみることにした。

 と言っても、ここでn=50だの100だのの母数が得られても、有意であるとは言えないとは思いますが。

靖国神社参拝は

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 誠に恐懼のことながら。

 靖国神社へ先帝陛下の御親拝がなくなったのは、たしか昭和51年の事であったか。

 この年、私は10歳で、毛沢東や周恩来死去の報がテレビのニュース速報で流れているのを、年子の兄が「おかあさんおかあさん、テレビに『ケザワ』っちゅう人が死んだて映ってるでェ~!」と母に注進し、台所から慌てて居間に駆け込んだ母が、「ケザワケザワ言うから何かと思たら、毛沢東のことかいな、ホンマにあんたらは。……せやけど、死んだんかいな毛沢東。えらいこっちゃ」などと珍妙な会話があったのを覚えている。

 さておき、天皇陛下の靖国神社への御親拝はこの年が最後になってしまい、以後は勅使をお遣わしになるのみとなった。言うまでもなく、今上陛下におかせられては、即位後一度も御親拝はない。

 これを指して批判する向きもある。私も正直に言えば残念であるとは思う。また、いわゆる旧A級戦犯の合祀を先帝陛下が好まれなかったなどとする風説も伝え聞く。だが今は、個人的な感傷や風説はおこう。このことは、かしこきあたりにおかれて、国民の意向の大勢をよくお汲み取りになられただけであると解したい。

 というのも、例えば下って今日の終戦日。靖国神社に参拝した国会議員はおよそ70名であるという。両院議員が合わせておよそ700名だから、1割の議員が靖国神社に参拝しているということになる。言うまでもなく国会議員は選挙で選ばれるのであるから、まず、「国民の1割が靖国神社に参拝することを是と考えている」と換言できる。

 わずか1割の国民しか是としてないことを、天皇陛下にしていただくことは、たしかに難しい。

 もって得心すべきであろうか。

前倒し靖国参拝~楠公(なんこう)

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 例年なら終戦日の8月15日に靖国神社に参拝するのだが、今年はどうも行けそうにない。そこで、終戦日間近の今日、参拝してきた。

IMG_4092 終戦記念日は、大鳥居から拝殿まで軽く2時間は並ぶが、さすがに今日来てるのは物好きな外国人くらいなもので、まことに神域にふさわしい静謐さだった。今年の終戦記念日は多分、閣僚の参拝がどうのこうので、いつもにもまして混雑するに決まっている。今日はそれを避けることができた。英霊やすらかにあれ、と、それのみを念じて参拝した。

IMG_4093 遊就館を拝観することにし、入ってみると、いつもは満席ばかりの茶寮「結」がすいている。カツカレーを注文すると「ルーは横濱カレーと海軍カレーどちらかからお選びいただけます」と言う。海軍カレーを選んだところ、「このカレーは明治時代軍発行の公式レシピに従って忠実に再現したものです」みたいな栞が一緒についてきた。なかなかうまかった。IMG_4094

 遊就館の特別展示は「軍人とともに歩みし軍属たち」というテーマだった。軍属とはいうまでもなく、事務官・文官・技官・従軍看護婦と言った、軍に奉職しているが軍人ではない人たちのことだ。先の大戦中、この軍属たちも多くが亡くなった。靖国神社には、特に看護婦の御祭神が多い。また、船員などの軍属であった御祭神が多く祀られている。

 遊就館はこれまでにも何度も拝観しているのだが、何度見ても涙を抑えるのに苦労する。今日も、涙を(こら)えて上辺(うわべ)は平静、しかし胸の底は慟哭である。これまでに何度も見た常設展も隅から隅まで、たっぷり3時間ぐらいかけて拝観した。

 今日はよく晴れていたが涼しい日だった。靖国神社を出て、皇居の北の丸公園、武道館のほうへ回ってみた。何か、学生弓道大会をやっており、袴・道着の楚々とした女の子たちが長い弓を持って大勢歩いている。科学技術館を回り、近代美術館のほうへ行って、そうだ、そういや近代美術館見たことないなあ、と思い、寄ってみたが、今日は別館の工芸館だけが開いているようだ。

IMG_4108 国立近代美術館・工芸館は、旧近衛師団司令部庁舎の煉瓦造りを使用している。今日は特別展「ナニデデキテルノ」というのをやっていたが、タイトルはさておき、館所蔵の選り抜きの工芸品を展示していて、こじんまりとした展示の割には大変見ごたえがあり、よい拾いものをした。これで210円は安い。

 美術館を出て、皇居周りを時計回りにだらだら歩いていく。いつもなら東御苑なども拝観できるところだが、今日は時間も遅く、閉まっている。

IMG_4124 そうだ、二重橋まで行って、大楠公(だいなんこう)像の記念写真でも撮ろうか、と思い、だらだら歩いた。この像を見に来るのなんて、それこそ35年ぶりというところで、10代の頃見たっきりだ。

 楠公(なんこう)の精神力にあやかりたいものだ。この私も、ひょっとすると定年前に「湊川(みなとがわ)」めいた無理なことを命じられるかもしれないし。その時、バカな要求にも楠公のように承詔必謹(しょうしょうひっきん)、粛々と突進できるかどうか、だな。IMG_4131

 東京駅ナカでなにか酒でも、とも思わなくもなかったが、今日はさっさと帰ることにする。新越谷駅のカルディ・コーヒーファームでフラスカーティ1本買って、家で一杯。IMG_4143