#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha
タグ: なまず
鯰
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今週のさえずり季題
さえずり季題【496】は鯰。淡水魚で鱗がなく髭四本、淡白で美味。その姿形は俳人好みだと思う。仲夏の季語なのはこの時期が産卵期だからだろうか。ずぶ濡れの重き鯰の釣られけり/入船亭扇橋 #saezuriha_odai #saezuriha
— 砂女 (@sunajopon) June 5, 2020
節季に、土用に、鰻に、泥鰌
夏至も過ぎた。だいぶ暑い。夏至を過ぎれば次の節季は半夏生が7月1日、7月7日が小暑で七夕、その次が土用、ということになろうか。
今年の夏の土用は7月19日、正確にはこの日の15時3分だという。これは太陽高度で決まるので、このように時間まで出ている。細部は国立天文台の暦要項に詳しい。今年(平成28年(2016))のものはこれだ。
こう書いて来ると、「じゃ、
暦を繰ると、7月19日は旧暦六月十六日で、この日は「寅」の日である。この日から
鰻を喰うのはこの日、「土用の丑」の日である。
こう書いて来ると、土用の丑に鰻を喰うのは、まるで古来の由緒正しく
土用の丑まで待たずとも、今の時季、淡水魚で旨いものというと、やはり
浅草の「駒形どぜう」が呼んでいる気がする。アレはうまい。また行きたいなあ。
泥鰌に舌なめずりしなくても、私の住む
夏は暑さで食欲も減退し、相対的に旨いものが減るが、なに、気の持ちようだ。氷もビールもウィスキーも日本酒もワインも肴も、どうしても旨い。