ダラダラ読んでいた開高健「巷の美食家」を図書館へ返しに行った。
この前までに読んだ「最後の晩餐」と同じ文章が編み込まれていたりして、ああ、開高健の文章って、アッチコッチ使いまわしなんだな、と、少しガッカリする。
入れ替えに小泉武夫の「ぶっかけ飯の快感」と言う本を借り出す。
いつも立ち寄る棚でふと目についたから借りただけで、この小泉武夫という作者が他に何を書いているどういう人なのかなど、何も知らない。
ついでに、その30センチほど離れた並びにあった岩波文庫、ブリア・サヴァランの「美味礼讃」上下を借り出す。
これは、美食について書かれた本にはだいたい引用される有名な本だ。
ちょっと怖いもの見たさと言うか、読んでおかなくては、というか、ムリヤリ借りた感じ。