スウェーデン

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スウェーデン、NATO加盟

 ついにあの、中立の王国スウェーデンが、「もう中立やめますッ!」と、ブチギレてしまった。

 無論、ウクライナ紛争の影響によるものだ。

 勿体(もったい)ない。スウェーデンは、実は戦闘機を含 “スウェーデン” の続きを読む

スウェーデンの親子の幸福を祈る

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 左は、()(ぶと)(たくま)しい腕をしたスウェーデンの鍛冶(かじ)屋のおっさんが、精妙・精密・繊細、なおかつ質実剛健な製菓道具を作って、それでお菓子をこしらえ、可愛いお嬢ちゃんと一緒にパクつくという動画である。

 それだけの動画に、なぜだか思わず涙ぐんでしまいそうな感動を覚えるのであった。

 今しも、スウェーデン王国は1千万人強の人口に対して悪性コロナウイルス感染症により1万人を超える死者を出し、国難の()(なか)にある。国民のうち1000人に1人が既に亡くなっているのだ。

 (ひるがえ)ってわが日本は、1億人を超える人口を(よう)する過密の国であるにもかかわらず、諸外国に比べればまだましなほうだ。今、日本が仮にスウェーデンと同じくらいの人口、総勢1千万人強の国であると仮定すると、同感染症による死者は500人強ということになる。2万人に1人が亡くなっている状況だから、スウェーデンも含めた欧米の状況とはかなり異なる。

 勿論、我が国内で不幸にも同感染症で亡くなった多くの方々には、衷心より悲しみとお悔やみを共にしたい。

 さはさりながら、諸外国と比べてこの相対状況であるならば、日本はむしろ余力のある国として、他国に救助のための手を差し伸べ、俄然奮迅努力しなければならない立場にあると思うのだ。ところが、残念ながら日本国内の状況は、緊急事態宣言に目の色を変え、有象無象の勢力が互いに批判と罵倒を繰り返し、自らの不幸を嘆き、恐怖に駆られて政府や行政を()()ろし、愚図愚図(ぐずぐず)するな助けろ馬鹿野郎などと絶叫するのみに終始するばかりか、日本よりよほど困難を極める状況にある欧米が血の(にじ)む思いで開発し終わったワクチンを「とっととよこせ、俺が先だ!」などと言って争奪騒ぎまで起こしかねぬばかりの情けない有様(ありさま)、さながら女装してタイタニック号の救命ボートに潜り込もうとする卑怯な東洋人の姿そのものであることには、ひたすら恥じ入るばかりである。眼前で蜘蛛の糸がプッツリ切れて再び真っ逆さまに地獄の奈落へ消えてゆく(カン)()()のような末路すら(かい)()見えるような気がして、暗澹(あんたん)鬱然(うつぜん)たる気持ちになるのは、私だけであろうか。

 科学者の活躍が待たれるところだが、学術会議の人事にあんなにも頑固で片意地な異を唱えた学者連中がここにきて沈黙しているのは、笑止千万と言わざるを得ぬ。どんな素人が見ようと、あれなど外患誘致の疑いによる騒動でしかない。科学者は皆、学際挙げてのあの馬鹿げた喜劇の如き狼狽(ろうばい)を恥じるべきだ。敵国への卑しい通謀(つうぼう)で得た大した額にもならぬ汚いカネなど直ちに捨て、さっさと世界の困難を救う薬品の研究を完成させ、中立と潔白、そして(みずか)らの学問の高さの証明となし、それを()()げてはじめて政府に噛みついてはどうか。

 だが、「お()(こう)馬鹿(ばか)」の揃った学者連中にそんなことなどできないことはこれも知れ切ったことで、残念ながら書いて詮無きことではある。呵々(かか)、力なく吐息混じりに哀笑せざるを得ぬ。

 スウェーデンの美しい親子の動画から、そんなことをあれこれと連想する冬の午後なのであった。

時事訥々(とつとつ)

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ウイルスはウイルスでも

 新型コロナウイルスの蔓延による在宅ワークの急増で、管理されざる私物PC、つまり限りなくシャドウITに近いBYODと、そこからの通信トラフィックが増加していると思われる。

 悪人は何でも使う。これを見込んで、コンピュータ・ウイルス、マルウェア、ハッキングが横行するだろう。

 テレワークをやれと言われるのは必ずしもIT強者だけとは限らぬ。よくわからないまま、変なURLにアクセスしてしまったり、よく確かめないまま慌ててビデオチャットシステムと思い込んで変なソフトをインストールしてしまったり、また外出自粛の一方でAmazonなど通信販売を多用した結果、ついAmazonを(かた)るフィッシング・メールを踏んでしまったりするかもしれない。また、企業や官庁で枢要な地位にある者は、会社や庁舎でよりも、自宅での方がいわゆる「APT攻撃」(Advanced Persistent Threat)に()うリスクは増大すると思われる。

 私も気を緩めず、自宅のコンピュータ・セキュリティを一新する所存である。それもあって、先日のようなドタバタもあったのだ。

やっぱりアホなんだよ、この人たち

 そりゃまあ、5万人もの人が亡くなり、これは朝鮮戦争の戦死者の数をゆうに超えるというのだから、(わら)をも(すが)る気持ちになるのはわかる。しかし、消毒薬なんか飲んだり()ったりしていいわきゃネェだろ。

 米国人ってのは冗談好きで人のいい(ほが)らかな国民性だと思っていたが、もはや冗談もわからんのか、冗談も。

Torbjörn(トービヨルン) Åhman(オーマン)

 この人、本当にいい感じなんだよねえ……。ところどころ挿入される、北欧スウェーデンの長閑(のどか)で美しい自然や行事の様子も素晴らしい。

 スウェーデンは相当新型コロナウイルスの被害が著しいと聞く。どうか無事であってほしいものである。

Black Beard Projects

 この人もまた、なんだかマニアックなものを作っている。面白い。

時事爺々

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金チャン色々出てるぞ

 たしか、冬頃以前からチラホラ重病説が出ていたように思うが、ついに大手メディアが書き立てだしたなあ。

 韓国のHUMINTはなかなか強力だと言われている。その韓国が異変を否定しているわけだから、実は大したことはないのかも知れない。しかし、火のないところに煙は立たぬという。こんなことを韓国を上回る情報網を持つ米国のメディアが書くのだから、何らかの病気ではあるのだろう。

グレやん色々と最先端

 病気も最先端である。

 オンラインで「デジタル・スト」て、……。

 つまり、オンラインの行動をやめ、何も言わない、ってことか?う~ん、毎度、オモロい北欧女子である。しかし、健気(けなげ)に頑張っているので許す。

 ただ、この少女の周辺で金儲けを(たくら)むビジネス屋のオヤジ・コヤジは許せん。

漫生活

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 (そぞ)ろ生活を楽しむ。林語堂の所説は、私にはぴたりと来るのである。

 記して、「漫生活」である。

 髪をモヒカン風に刈る。自分で刈るのだ。

 昨年、長年にわたりお気に入りの床屋だった「ファミリーカットサロンE.T.南越谷店」が業態替えして「mod’s hair men 南越谷南口店」としてリニューアルオープンしたのだが、同時に値段の方も倍以上となってしまい、それにもまして、私は美容院に行くような美青年ではなく(むし)汚中年、いや正確に書くなら「コ汚ねェ初老の親父(オヤジ)」なんであるから、もう、頭なんぞ自分で刈ってしまうことにしたわけである。自宅の物入れには愛用の電動バリカンがあり、これで刈っているわけだ。

 これはこれで、いっそスッキリして良い。

 本当は丸坊主にしたいのだが、妻が難色を示すので髪を残している。つまりこのモヒカン風の天辺(てっぺん)の髪は妻のための髪である。……ま、これがいわゆる愛、っちゅうかねェ、グフフ。

 早いうちにひと風呂浴び、汗を流す。

 曇、晴、また曇……と天気が入れ替わる。曇る時には季節らしい羊雲が出る。しばらくして窓外を見上げると、今度は真っ青な空がひろがっている。

 晩秋と初冬が好きだ。初冬は汗ばまず清潔である。古くから日本を悩ませる風水害も初冬にはようやくおさまる。ただ惜しむらくは花に乏しいことだろうか。しかし、月や鳥を見るにはこの時季がよい。

 一昨夜は十六夜の月が美しかった。旧暦九月十三日(今年は新暦10月11日)の「後の月」も、(さかのぼ)る同八月十五日(今年は新暦9月13日)も、実は天気の悪い日が多い。二百十日前後ともなれば(けだ)(むべ)なるかな、あまりいい月は見られないのだ。それに比べると新暦11月の月はだいたい良い。

 米国の天気のことはよく知らないが、この時期に萬鬼節(ハロウィーン)とて子供が夜遊びするというのも、この天気、この清涼、またこの良月のためであろうか。白人は日本人とは異なり、どういうわけか月を忌むが、むしろ月の魔性は初冬の時季の方が感じやすく、それゆえにこそ扮装を凝らしてお化けごっこを楽しむのだとすれば納得もゆく。

 アイスピックでカチワリを削り、日の高いうちから安いウィスキーを一杯。気取らずドップリ注ぐ。

 鍛冶屋の動画をのんびりと見る。楽しい。スウェーデンの人らしい。

 動画の中で、何か、「スウェーデンの盆踊り」みたいなことをして人々がのんびりと踊っているシーンや、動画作成者本人らしい人が広々とした湖にザンブと飛び込むシーンなどがそれとなく紛れ込ませてあり、見ていて休まる。

本日時事雑感

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ゲーム世代

 ……。

 なにしろ、攻撃型原潜だからねえ。そのうちに、「ポチッとな(笑)」とかいうフザけたノリで核戦争をおっぱじめるキチガイも出てきかねない。

いやーっ、ナイわ~……。

 いやまあ、そういう世相なんだろうけど、ナイわー……。こんなの、負け惜しみなんじゃねえの?

妬ましい

 アメリカにせよ、ロシアにせよ。……ハラ立つなあ。

 日本では戦争で倒れた世代は、世界各地を侵略し、アジア全域の女をレイプしまくったカスの集団ということになってしまっている。あまりにも悔しい。敗軍敗国は、ここまで愚弄されなければならない、ということかもしれないが、いや、まて、愚弄しているのは自分たち自身ではないか?

いやー、わからんでもないが、しかしさー……
以下引用

個人の記憶についてもう1つ言えるのは、ある個人が自分の戦争体験をよく覚えていても、それについて話さないということだ。例えば兵士であれば勝者側と敗者側の双方、ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の生存者や終戦時のベルリンでソ連軍に強姦された女性たちなど、戦争を体験したたくさんの人々は当時の暴力や恐怖について語ることをしなかった。

年がたってから口を開く人もいるが、一生語ることのないまま亡くなる人もいる。後になって話し始める人たちは、自分の物語が社会に受け入れられるようになった、という共通の記憶の変化に反応して口を開くことが多い。個人とは社会的文脈の中で思い出すわけだ。

戦争を体験したことのない世代の個人の記憶も同じように構築されるが、戦争そのものというより戦争について話される物語を覚えているというように、より非直接的な記憶になる。しかし、これらいわゆる「ポスト・メモリー」も、戦争体験と同じくらい力を持ち得るだろう。

 これで集団の記憶は正しくなるよ、みたいなことを言われても……。日本の場合、もう当時の大人としての記憶を形式知にできる人は、90歳を超えちゃって、絶滅しつつあるもんなあ……。

結局、わかってないんだわ。

 これって、なんか、口喧嘩の応酬みたいなことなんだろうけど、核兵器がそういう、言葉のやり取りのアヤでちょっと間違って発射しちゃって人の2~3人が死んでどうにかなる、とかいうような、シャレで済むようなものじゃない、ってことを、やっぱり実感としてわかってないのよ、コイツら。所詮死ぬのは国民だ、みたいな。

家に置いてけよ

 人それぞれの勝手だとは思うし、事情もあるんだろうけど、どうも、この、旅先にまで犬なんか連れて行こうという、そのあたりがわからんなあ……。いや、盲導犬とか、そういうどうしても必要な場合はあるだろうし、大きな転勤、移住ってのもあると思うんだが、そうでないような、遊び半分の旅行なら、人に預けていくとか、やりようがあると思うんだが。

ハハハ、そりゃ言うまでも

 アハハハ、根拠と覚悟って、文春をはじめ、週刊誌だけじゃなくって、テレビだって新聞だって、それどころかマスコミ全部、そんな、「覚悟」なんてもの、あるわけないじゃん。ゼロだよ。

ホーキング博士追悼・続

 愛すべきところの多々あった人だったんだなあ、と改めて認識。祈冥福。

こういうの、定期的に出るなあ

 「まあ、そうだろうねえ」という感じと、「そんなの、Android自体、それそのもの全体がマルウェアみたいなもんだろ、電話番号から写真から何もかもアメリカの支配下にあるクラウドに送ってんだからさ、何を今更」という見方もあって、笑ってしまう。

ほほ~……

 ほほ~……。

あ、ノーベル賞狙い、っていう下卑(ゲビ)な見方もあるんだ?

 ……というか、ドナルド・トランプじゃなくて、金正恩(きんしょうおん)がノーベル平和賞貰ったら、もう、おかしくってハラ抱えて笑っちまうな。

美しくないねえ

 あー、ゼニカネ、ですかやっぱり。なんでもかんでも安くすれば正義、入札でさえあればオッケー、という愚かなやりかたのせいで、残すべきものが滅んでいくわけですわ。