マイクロソフトに(あさ)られる

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 このブログへのアクセスが先般から急増していることを先日書いた。記事には「落ち着いてきた」と書いたが、実はその後、アクセス数は以前の倍ほどに高止まりのまま推移していた。

 記事の内部のリンクがあまりクリックされないこと、検索エンジンからの流入がそれほどないこと、アクセス元が米国であることなどから、恐らくは検索エンジンのクローラであろう、と推測はしていたが、面倒臭くて確かめてはいなかった。

 ところが、この金・土、そして日曜の今日、以前の3~4倍ほどのアクセスが殺到している。ブログ開設以来のアクセス数の最高記録を軽く突破してしまった。同じように記事の内部のリンクがクリックされたり、検索エンジンからの流入はそれほどない。勿論、このブログの人気化などでは決してない(苦笑)。

 もしハッキング、クラッキングの類だったりしたら嫌だな、と思い、サーバのログを確認してみた。そうしたら、「13.66.139.0」からのアクセスが大半を占めていることが判った。

 そこで、「13.66.139.0」って、どこのアドレスかな、と whois を引いてみたら……

#
# ARIN WHOIS data and services are subject to the Terms of Use
# available at: https://www.arin.net/resources/registry/whois/tou/
#
# If you see inaccuracies in the results, please report at
# https://www.arin.net/resources/registry/whois/inaccuracy_reporting/
#
# Copyright 1997-2020, American Registry for Internet Numbers, Ltd.
#
NetRange:	13.64.0.0 - 13.107.255.255
CIDR:	13.64.0.0/11, 13.104.0.0/14, 13.96.0.0/13
NetName:	MSFT
NetHandle:	NET-13-64-0-0-1
Parent:	NET13 (NET-13-0-0-0-0)
NetType:	Direct Assignment
OriginAS:	
Organization:	Microsoft Corporation (MSFT)
RegDate:	2015-03-26
Updated:	2015-03-26
Ref:	https://rdap.arin.net/registry/ip/13.64.0.0
OrgName:	Microsoft Corporation
OrgId:	MSFT
Address:	One Microsoft Way
City:	Redmond
StateProv:	WA
PostalCode:	98052
Country:	US
RegDate:	1998-07-10
Updated:	2017-01-28
Comment:	To report suspected security issues specific to traffic emanating from Microsoft online services, including the distribution of malicious content or other illicit or illegal material through a Microsoft online service, please submit reports to:
Comment:	* https://cert.microsoft.com.  
Comment:	
Comment:	For SPAM and other abuse issues, such as Microsoft Accounts, please contact:
Comment:	* abuse@microsoft.com.  
Comment:	
Comment:	To report security vulnerabilities in Microsoft products and services, please contact:
Comment:	* secure@microsoft.com.  
Comment:	
Comment:	For legal and law enforcement-related requests, please contact:
Comment:	* msndcc@microsoft.com
Comment:	
Comment:	For routing, peering or DNS issues, please 
Comment:	contact:
Comment:	* IOC@microsoft.com
Ref:	https://rdap.arin.net/registry/entity/MSFT
OrgTechHandle:	MRPD-ARIN
OrgTechName:	Microsoft Routing, Peering, and DNS
OrgTechPhone:	+1-425-882-8080 
OrgTechEmail:	IOC@microsoft.com
OrgTechRef:	https://rdap.arin.net/registry/entity/MRPD-ARIN
OrgAbuseHandle:	MAC74-ARIN
OrgAbuseName:	Microsoft Abuse Contact
OrgAbusePhone:	+1-425-882-8080 
OrgAbuseEmail:	abuse@microsoft.com
OrgAbuseRef:	https://rdap.arin.net/registry/entity/MAC74-ARIN
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# ARIN WHOIS data and services are subject to the Terms of Use
# available at: https://www.arin.net/resources/registry/whois/tou/
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# If you see inaccuracies in the results, please report at
# https://www.arin.net/resources/registry/whois/inaccuracy_reporting/
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# Copyright 1997-2020, American Registry for Internet Numbers, Ltd.
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 実に簡単なことで、CIDRブロック13.64.0.0/11、即ちマイクロソフト社、MSNのクローラーからのアクセスであることがわかった。

 しかしそれにしても、なんで今更、MSNがこのブログなんか(あさ)るんだろう??

Ctrl+z

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 ショートカットキーは手になじむから、ひょんなことでファイルが消えると確かに悲鳴だわなあ。

構造化できるToDoアプリケーション、ないしアプレットがほしい

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 職場でMicrosoft Outlook の機能のひとつ「タスク」を愛用している。これは手軽にToDoリストを作ることができるものだ。

 私のような程度の低い人間は、自分のやることをいちいち書き出してそれを見ながらでないと、漏れなく順番に仕事をすることができないのである。いわば業務予定やToDoはコンピュータのプログラムみたいなもので、その例えでいくと私など、コンピュータのCPUなみのバカである。……いえね、コンピュータのCPUなんてものは、バカなんですよこれは。書き出してあることしかできないんですからな。

 おっと脱線しそうだ。

 Outlookの「タスク」はうまくできており、時間をセットしておけば実施時間になるとアラームが鳴るし、必要に応じて予定表にドラッグドロップすれば予定表に入るし、メールなどをドラッグドロップすれば添付ファイルや必要な資料もまとめられる。私は使用していないが、コストを入力する機能や進捗度を入力するところもあるので、簡単なEVM等のもとネタ帳に使用することもできる。

 てんやわんやの今の職場で、このToDoにどれくらい助けられたかわからない。これがなかったら、一つふたつ、重要な仕事を忘れるか、期限に遅れてしまい、取り返しの付かない失敗をしてしまっていただろう。

 ただ一点惜しむらくは、このToDoは「階層構造化」ができないのである。「階層構造化」と言ってわかりづらければ、「各項目にインデントがつけられない」と外面から言えばわかると思う。

 つまり、タスクにも構造がある。ある仕事はある仕事の子項目であったり孫項目であったり、親項目、兄弟項目であったりするのである。

 しかも、それが随時変わることがあり、かつ、ある子項目に親が複数あるなどというネットワーク構造じみたものになることもある。

 工夫すれば階層構造の表現は、Outlookでもできないことはない。フィールドを必要な個数追加する。この個数が構造化の階層の深さの制限になる。そして、そのフィールドに数字を入れ、それにしたがってソートするのである。

 しかし、その工夫の仕方だと、ぱっ、ぱっと思いついた「今日やるべきこと」を素早く入れておき、後で整理するということができないのである。

 適当に入力した後で、例えばWordのアイコンにある「インデントの追加」のようなものをクリックすると、インデントと同時に直前の項目の子項目になる、というふうになっていたら、手軽なのになあ、と思う。