WordPressの共有ボタンの設定のコツ

投稿日:

 このブログはWordPressを使用している。便利にするため、様々な機能を提供する詰め合わせ的なプラグイン「Jetpack」を導入している。有名なプラグインで、定番と言えるだろう。サーバは「ロリポップ」だ。

 FacebookやTwitterの共有ボタンはJetpackの機能で貼り付けている。

 ところが、最近Facebookの共有ボタンが出なくなってしまった。どれ、設定し直そうか、とJetpackの設定画面に行き、

「設定」 → 「共有」 → 「共有ボタン」 → 「共有ボタンを設定する」

 と操作する。

 ここで、以前は自分のサイト内の設定画面が表示されていたように思うのだが、なぜか「wordpress.com」のほうの設定画面に飛ぶようになった。

 ふぅん、まあ、いいか、ぐらいの気持ちで共有ボタンを再配置し、保存ボタンをクリックすると、あれれ……。

 「変更を保存する際に問題が発生しました。もう一度お試しください。」

……などという赤色のメッセージが右上に表示されて、設定が保存できないのである。

 何度試しても同じである。

 まあ、Facebookのボタンが表示されようがされまいが、ブログ自体に何か大きな影響があるわけでもなし、あきらめてしまえばいいようなものだが、使いたい機能が使えないというのはなんとなく気持ちが悪い。

 ググッてみても、あまり情報はない。

 どうしようかな、と少し考え(あぐ)んだが、ふと、「レンタルサーバのほうの設定なのでは?」と思いついた。wordpress.comの画面が表示されるので、これはwordpress.comの方のバグか何かで、自分のサーバの設定ではないのではないかと思いがちだが、実際はwordpress.comから更新のリクエストが自分のサーバに送られるのではないか、と思いついたのである。

 ロリポップはウェブアプリケーション・ファイアーウォール、通称「WAF」が非常に厳しく、クロスサイトで機能を提供するようなものがしょっちゅうひっかかることで知られている。何か変だな、と思ったら、これを有効にしたり無効にしたりして試すことで、だいたいうまくいく。

 そこでさっそく、その設定画面に行ってログを見てみた。

 私はいくつかのドメイン名でこのブログを上げているが、そのうちの一つのログに、案の定、先ほどJetpackの設定変更を保存しようとしたときの日時で、アクセス拒否したログが残っていた。

 そこで、一時的にWAFを無効にする。

 ロリポップのWAFの操作の難点は、この「有効・無効」の切り替えに5分~10分かかることだ。これが「試しに設定を変えてみる」という「感度試験」の実行を面倒臭いものにしている。

 さておき、WAFの設定が変更されるのをしばらく待つ。

 そうして、(おもむろ)にJetpackの共有ボタン設定の「変更を保存」ボタンをクリックする。

 そうすると、右の画面キャプチャのように、「設定を保存しました」の緑色のメッセージが右上に表示されて、無事共有ボタンの設定が保存されるわけである。

 この件でお悩みの向きが他にいるとも思えないのだが、一応、人様の参考になるかもしれないから、ここに書き記してネットに放流しておきたい。

今回のJetpackアップデートはWordPressが動かなくなる

投稿日:

 Jetpackが6.3.2になった。

 そこですぐにアップデートした。途端に、このブログは動かなくなった。下のようなエラーを吐いて、ブログが表示されなくなるのだ。

Parse error: syntax error, unexpected '[', expecting ')' in /home/ ... (中略) ... /wp-content/plugins/jetpack/modules/widgets/simple-payments.php on line 220

 このエラーが出る理由は簡単で、PHPのバージョンが古いからである。私の場合は5.x版のPHPを使用していたため、こういうことになった。

 PHPをサクッと7.1にアップデートすれば、このエラーは出なくなる。

 この状況は、一にかかって、環境によるとしか言いようがないが、ごくごく一例として、私が使用しているGMOペパボ(株)の「ロリポップ!レンタルサーバー」の場合を言えば、「ユーザ専用ページ」を表示させ、画面左ペインから「PHP設定」を選べばよい。そうすると、ドメイン毎にどのPHPバージョンを使用したいか選択できるようになる。ここで、全てのドメインにおいて最新のPHPバージョンを使用するよう設定すれば、今回の問題は即解消する。

 ただし、いわでもがなのことではあるが、自ら古いバージョンのPHP仕様に依存する諸設定や開発を行っている場合は上記の限りではなく、ましてや使用しているサーバが異なれば処置も全く異なる。私佐藤俊夫としてもかかる状況を踏まえた上での責任など()いかねるので、読者諸兄姉におかれてこの点を諒として頂きたい。

ネット大好き、安いものだ

投稿日:
ムームードメインとロリポップの値段

 このドメイン(satotoshio.net)の年間使用量の請求が来た。先行き1年で1382円。月額に直して115円17銭。これはGMOペパボ(株)の「ムームードメイン」というサービスを通じて使っている。

 これとは別にサーバ代が半年で1620円、月に直して270円。こっちも同じくGMOペパボ(株)の「ロリポップ!」というレンタルサーバのサービスで、「ライトプラン」という安いものを使っている。

 ドメインとサーバと、二つ合わせて月385円17銭。

 安いものである。

昔のメディアは、私如き凡百の一般人の文字など、絶対に取り上げることはなかった

 以前、自分の書いた文字列を世に問うには、自費出版などしか方法はなかった。例え編集者などを介さず、印刷会社と直接やり取りするとしても、また小部数でも、100万円単位でお金がかかった。しかも時間も必要だった。

 既存のメディアを使用するには、例えば自分の意見などを書く場合、新聞の投書欄などしか方法がなかったが、それには新聞の編集方針に(おもね)って、自分の考えでないことを書く必要があった。

 しかし今や時代は違う。書きたいことを好きなように書き、たくさんの人に見てもらうことができるのである。小説だろうと俳句だろうと屁理屈であろうとギャグであろうと、何でもだ。

 そのために払うお金として、1万円よこせと言われると少々躊躇もするが、前述のとおり、〆てたかだか月々385円である。

回線代金とプロバイダ代金は多少かかる

 インフラ代、つまり回線代金とプロバイダ代金がかかる。しかし、その一方で、私は新聞を読むのを何年も前にやめてしまっている。一方通行メディアをやめて、双方向メディアの代金に充てているというわけで、これは無視してよい。

 まったくいい時代になったものだ。