下の娘の小学校入学式

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 このブログは「自宅建築誌不定期日誌」と題してあって、そもそも自宅を新築した折のメモとして作成したホームページの延長として、自宅新築にまつわるつれづれを独り言気味に綴っていたものである。

 その自宅を新築したときには、ほんの小さなハイハイのネンネ、赤ん坊であった下の娘が、今日小学校に入学した。

 これくらいの子供を育てている世代には、仕事が忙しくてとても子供の入学式に休暇など取れないという人も多い。しかし私は、上の娘も下の娘も、どちらの入学式にも仕事を休んで出てやることが出来た。まったく僥倖というほかはない。

 下の娘は、今日のために用意してあった、腰のあたりに大きなリボンの飾り結びのあるワンピースにいそいそと着替え、珍しく少々緊張して入学式にのぞんだ。

 あいにくと今日の天気は嵐で、満開だった桜もあっという間のはかなさ、その点少々残念だったが、親子4人で揃って写真店へ行き、少々値の張る写真を撮った。それから近くの和食屋さんへ行き、ささやかにお祝いのご飯を食べた。

この日々に

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 職場の隅の、ごく日当たりの良い場所の桜が早咲きしている。

 下の娘の小学校入学準備を少しづつ進め、雛祭りもささやかに済ませた。日が長くなり、空気のそこここに春の匂いをかぎとることの多い日々である。

 この日々に「春の予感」というブレスラゥアーの曲を練習することになるとは、まことに不思議なことだ。まったく、人生の奇遇というよりほかはない。

 春を迎える気持ちを込めて、今日もピアノのおさらいをした。

 あらゆる日々は新しい日々で、あらゆる春は一度きりしかないかけがえのない春である。この春も、また。