また、なんだってのか、菅のおっさん。このヒョットコというか、スットコドッコイというか……。
- [寄稿]菅直人元首相、ドイツ「核勇敢賞」を受賞【動画ニュース】(Speak up overseas 国本隆史 / KUNIMOTO, TAKASHI 平成28年(2016)10月9日)
去年の春のことで、もう古い話題ではあるようだが。
オッサンは生きている。
また、なんだってのか、菅のおっさん。このヒョットコというか、スットコドッコイというか……。
去年の春のことで、もう古い話題ではあるようだが。
文房具店できれいな便箋をみつけた。それを買って、あの人に手紙を書いた。空と海のことと、恋のことを書いた。
ところが、つかつかと寄ってきた知り合いが、
「便箋で手紙っ!?紙は貴重な森林資源なんだぞ(中略)二酸化炭素(中略)地球温暖化(中略)電力(中略)原子力発電反対ーーー!」
と、横あいからマシンガンのようにまくし立て、あまつさえ便箋を取り上げてビリビリに破いて捨てた。
私がやめてよというと、はぁお前デジタル使えよツイッターとかフェイスブックとか知らねーのかよバカじゃねーのタブレットだったら森林齧らねえだろ、と言い返された。
私は、大切なあの人に、心を込めた文字で気持ちを伝えたかっただけだ。二酸化炭素も原子力も私にはわからない。タブレットやツイッターを使えば原子力がいらなくなるという理屈もわからない。私はばかなのだろう。
手紙を書いたら、そのせいで即座に有害な放射線が私たちに襲いかかってくるという理屈なら、たしかに、悪いやつをやっつけたら、すぐさま核戦争になるから悪いやつをやっつけること自体最初からダメ、ということになるのだろう。それが、賢い人の、賢い論法だ。
賢い人はなんでもかんでも一足飛びですごいなと思うが、だから賢い人は嫌いだ。計算が早いから嫌いだ、文字をいっぱい知っているから嫌いだ、私をやりこめて黙らせてしまうから大嫌いだ。
今の私は、きれいな便箋に、空と海と恋のことを記してあの人に送りたいだけだ。
(※ この文章は、妄想を散文化しただけですので、実際の出来事・人物とは何の関係もありません。)
(当時、Facebookに書いたものです。)