古谷(ふるや)経衡(つねひら)氏の中曽根康弘論は正しいと思う。

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 古谷(ふるや)経衡(つねひら)氏。

 私はこの人のチャラチャラした人相風体、茶髪、女の腐ったような喋り方が嫌いであった。言うこと書くことがどうこうではなく、生理が嫌いという、そんな程度のことだ。つまりは好悪のことであって別段取るにも足らぬ。

 しかし、氏が中曽根大勲位逝去にあたってものした次の一文は、正しく中曽根大勲位を論じており、二肯、(いな)三肯もなしうるところと感じられる。

 なによりも、古谷氏の論からは、限りない哀悼の心がそこはかとなく漂っている。死者に鞭打つ如き態度が横行する世の中であるが、古谷氏は「功罪」と題しながらも中曽根大勲位を惜しみ惜しみ、その死を悲しみ悲しんでいることが十分伝わってくるではないか。

今週時事

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新手のハラスメントかと

 パッ、と見たらてっきり、「ソレハラ」という新たなハラスメントのことかと思った。(参考:全ハラスメント総覧(佐藤俊夫作)1445行目あたり(笑))

大丈夫かい

 ……って、大丈夫かい、軒先の傾いたところ同士で。婆抜きの(おもむき)があるぞ。

素早い開発も結構だが

 あのGoogleでさえこのくらいのことはやらかすわけだから、まして他に()いてをや、()して知るべし、というところである。

これはつまりイスラム化みたいなことか

 イスラム教徒は800年くらい昔から、「女性が肌や顔を見せて表に出ると、それは内面の美しさの判断を狂わせ、人を人として正しく評価する妨げとなる。したがって、女性は肌を隠さねばならぬ」として、ヒジャブやブルキニのような服飾を発達させた。

 すごいねアメリカ。イスラム化するんだ。へぇ~。……あんなに嫌い抜いてるクセして、ねえ。ま、勝手にすれば?

 私、イスラム教徒、わりと好きだよ。平和な宗教だしな。

クールジャパン、こんなことになってたとは

 この古谷(ふるや)経衡(つねひら)という人、最近Googleニュースでよくフィードされてくるようになった。たしか以前、テレビでひろゆきとか堀江何某に論破されたとして話題になっていた人だ。

 しかし、なかなかしっかりした評論を書く人だな、とは思う。

あるいは#MeToo的な話でもあろうか

 記事には「セクハラ」とか「#MeToo」などとは書かれていないが、そういう含みは濃厚だ。

 ロシア人のようにすぐに誰にでも抱き着く習慣も色濃いアメリカ人がこういうことを取り沙汰するようになったのであるとすると、もはやこの傾向は不可逆だ。

 わが日本は、「アメリカ人のすることはすべて正しい」みたいなところがあるからなあ……。いずれこうなる。

梅雨入り

 国立天文台の暦要綱によれば、暦の上での入梅は週明けの月曜、6月11日だが、梅雨前線の気象学的状況から言うとこの水曜日、6月6日だったようである。