日本ITストラテジスト協会を退会

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 正会員として加入していた「日本ITストラテジスト協会」(JISTA)を退会することにした。

 日本ITストラテジスト協会は、情報処理技術者試験のうちでも最難関をもって知られる「ITストラテジスト」試験の合格者を中心に組織された協会で、全国組織である。会員の相互研鑽や情報発信、ITの普及への貢献など、様々な活動を行っている。

 私は8年前、ITストラテジスト試験に合格したことを機に入会し、一時期は大分熱心に活動に参加していた。しかし、最近4年ほどはあまり参加していなかった。

 このところJISTAは新型コロナウイルス蔓延の影響下にも関わらず、オンラインでの月例会開催などを通じて順調に入会者が増え、全国で800名を超す会員を擁するほどになった。そのこともあってか、協会内では「これまでの『任意団体』を脱却し『法人化』するに()かず」との動きが盛り上がった。縷々(るる)万端(ばんたん)(あい)(ととの)い、きたる2月から社団法人化されることとなった。

 社団法人となって法人格を獲得すれば、これまで困難であった「財産の管理」もできるようになり、また、実費以外は会員の持ち出し・持ち寄りで行われていた運営事務にも報酬が出せるようになる。運営や組織もより明確化するなど、よいことが多いのだ。それに、社会への情報発信力などもこれからより強化されることだろう。()(はか)るに、ゆくゆくは出版や人材育成、情報発信の事業などを通じて利益を上げ、管理し分配することも可能になるだろう。

 私は退会するが、これまでの月例会、テーマ別ディスカッション、毎年のオープンフォーラムを通じた自分の識能の向上や、会員の方々、それもIT業界でそれと知られるメンバーの方々とのあたたかい交流など、思い出は尽きない。

 協会におかれて、今後も益々盛会とされるよう祈念するものである。

働き口

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 あと数年を()でずして定年である。まさかのことに悠々自適と言うわけにもいかぬから、働き口を探さねばならぬ。今からよく見当をつけておかねば、直前に慌てることにもなってしまう。

 工員になるか、銀行のフロア係や警備員をやるというのがいいが、自分の持っている資格がらみも考えてみるべきだ。

 運転免許なら大型・大特・牽引の3点盛りで持っているから乗れない車はない理屈だが、運転手がやりたいわけでもない。

 高く売れそうな資格はやはり「ITストラテジスト」だろう。

 安定という観点で公務員を探すと、ITストラテジストの資格保有が要件となっている求人で、年に2~300万ほど稼ぐ程度、任期付きで良けりゃ、こういうのもある。

 給与のいい求人なら、必要な業務経験を無視すれば、他にもいろいろとある。

 しかし、まあ、ここらへんになってくると、相当キリキリ仕事しないと、すぐにクビになってしまうだろう。

 だが、「ITストラテジスト」って、「大学出が持ってて初めてそれらしい意味を持っている」資格なんだよな。要件には書いてないけど、こういうのって応募が競合すりゃ、大卒が採用されると決まっている。私は夜間大学に通っていたこともあるけれど、出た高校は通信制だし、つまりは(ほぼ)中卒に近い程度の学歴しかない。よって普段の自称は「中卒のおっさん」である。

 言う人は「だったら今から通学して単位取って大学出れば?」とか簡単に言うが、んなこと、カネでもあるならするけれど、自分の子供たちの大学の学費だけでもう精いっぱいだよ。私自身にかけるためのカネなんて、あるもんかい。

 「ハローワーク」のサイトで探すと、なんと「ITストラテジスト」の求人はゼロだ。

 ITの職場では「働き蟻」「兵隊」が求められており、妙にエラそうな口先三寸の者はいらない、というようなところなのだろう。そのため、「基本情報技術者」の求人なら学歴・年齢不問でわんさかある。

 これなどは運用保守なので、私などにもなんとかできそうな気がする。しかし、小さい職場で何年も働くのは、人間関係などが煮詰まって、滅入るだろうなあ。

年末にあたり

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 年末にあたり、今年1年を総括する。

 年頭には・・・

https://satotoshio.net/oldblog/my_housing/2007/01/post_ce72.html

  1.  バイエルを100番弾くこと、できることならショパンのノクターン2番も。
  2.  テクニカルエンジニア(システム管理)の試験に、今年こそ合格すること。

 こういう二つを目標に掲げていたのであった。

 このうち、「2.」の、「テクニカルエンジニア」については、天も照覧あれ、見事なしとげることができた。ただ、その後、目標になかった「システムアナリスト」を受けて落ちたため、なんだか今年前半のテクニカルエンジニア合格までが汚れてしまったような気がして残念だ。

 で、「1.」の、「バイエルを100番弾くこと、できることならショパンのノクターン2番も。」というのは・・・今となってみては無謀といわざるを得ぬ。いや、マジでムリですって、コレ(笑)。

 そんなワケで、ま、総評50点ですな、私の平成19年は。 

テクニカルエンジニアの試験

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 情報処理技術者の試験のうち、「テクニカルエンジニア(システム管理)」というものの試験を受けにいった。

 長ったらしい名前だが、昔の「特種」の試験と同じようなものと言った方が通りがいいかも知れない。

 試験場所は赤羽の「成立高校」というところで行われたが、高校の机は小さいこと。肩が凝って難儀した。