買い物

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 写真の趣味はないので専門的な写真用品を買うことは滅多にない。

 だが、今日は珍しく秋葉原ヨドバシで変わった写真用品を買った。「無反射ガラス」というものだ。

 これは書画やカタログのページを撮影するような場合、綺麗に撮るため、被写体の上に乗せて平らに伸ばし、かつ反射を抑えるのに使われる。定価は2600円だが、実売は税込1540円だ。

 これを買って何をする気かというと、図書館で借りてきた本の一部をコピーするのに使うのだ。資料として後で引用などしたいことも多いが、図書館の本は返さなければならない。さりとてコピーはお金がかかる。

手で押さえる場合

 フラットベッドスキャナを使えばいいようなものだが、スキャナは綺麗にコピーできる反面、スキャンに時間がかかり、また借り物の本を無理に拡げて押し付けるので綴じが傷むことが心配だ。一方、デジカメなら、ページをパチリと撮るだけだから、格段に速い。しかし逆に、光が反射して読めない字があったり、本をいい加減に拡げるから波打って歪みが出たりする。

無反射ガラスを乗せた場合

 そこで、この無反射ガラスを本などの上に乗せて撮るわけだ。

 写真用品の「無反射ガラス」は、いわゆる「()りガラス」をもう少し上質にしたようなものだが、昔の木枠窓に(はま)っているようなものとは違い、絶妙の透明度になっている。

 写真は適当に載せて撮ったので、両端が不鮮明だが、しっかり押さえれば鮮明に写り、光の反射も少ない。このままPDFにしてOCRによる文字認識も可能である。