阿呆(アホ)のような(いと)おしい日

投稿日:

 とても梅雨などとは思えないような青い空が広がり、涼しくはないにもせよ、なにやら明るい気持ちにもなろうという一日だった。

 駅ナカのスターバックスでコーヒーを飲む。行きつけの床屋「ET」へ行き、美しい店長さんと雑談などしつつ、髪の毛をうんと短く刈り込んで貰う。それから図書館へ行って借り出していた本を返し、ついでに机に座り込んで行政書士の教科書を読み(ふけ)る。昼14時にもなってから電車で街中へ出る。昼めしを食わなければならないのだけれど、つい「磯丸水産」なんてところへ入ってしまう。もうなんだかどうでもよくなってきて、399円の(まぐろ)の刺し盛と同じく399円の酒を注文する。税金入れても千円しないのだから、安いものだ。昼酒で酔っ払って、帰りの電車に乗る。暑い日だが、電車は冷房が効いていて涼しい。Bluetoothのヘッドフォンを着けてお気に入りの音楽など聴いていると睡魔が襲ってきて、つい眠り込んでしまう。ハッと気づくと南栗橋なんていう、日常縁のない駅に着いており、慌てて反対側ホームへ行って引き返す。

 そんな、言う人に言わせれば馬鹿野郎とでも言われかねない、まったく阿呆(アホ)のような(いと)おしい土曜日であった。

道徳に文句つけるんだったら昔みたいに同和と朝鮮だけ取り上げときゃいいだろ

投稿日:

 またこういう書き方をする。

 腹立つなあ。

 そんなに文句があるんだったら、俺が子供の頃みたいに、「部落差別と朝鮮人差別は駄目!」以外の事は一切書かれてない偏執(へんしゅう)な道徳教科書にすればいいだろ。勝手にそうしろよ。

 ……ああ、そうだよ、そんな(かたよ)った教科書、辟易(へきえき)して誰も読まねェよ。

 当時は相当にイッちまった社会主義者そのものの先生ですら、道徳の時間はパスして別の教科やってたよ。そりゃそうだろ、そんな変な教科書つかって教えられることなんて何にもないんだから。