一杯

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 よく()れた大ぶりの柚子(ゆず)が出回るようになったので、柚子味噌(ゆずみそ)を焼いて一杯。

 今日は本格的に素焼(すやき)焜炉(こんろ)に炭なんか(おこ)して、こんがりと香ばしく焼く。

 酒はいつもの酒を三合。

 旨い。

Today’s drinking and snacks 今日の酒肴・柚子釜の残肴(ざんこう)

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 先週、柚子味噌で一杯やる動画を撮り、YouTubeに上げた。

 その時の柚子釜が味噌漬けになっている。これは食べると旨い。

 そこで、残肴(ざんこう)ではあるが、この味噌漬けの柚子釜で一杯やるところを動画に撮り、またYouTubeに上げた。

 実に旨い。

 この柚子釜を刻んだもので茶漬を啜るところも一緒に撮り、合わせてある。

 動画の中で池波正太郎の「散歩のとき何か食べたくなって」を取り上げている。

Today’s drinking and snacks 今日の酒肴・柚子味噌

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 この前買った柚子で柚子味噌を作って一杯やった。

 旨かった。

 動画に撮ってYouTubeに上げた。

晩秋

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 晩秋の感が濃い。二十四節季ははや寒露を過ぎ、霜降(そうこう)も近い。

 つい先日まで冷房を入れており、ネットの天気予報ページには「熱中症指数」が掲載されていたが、いつの間にかそれも消え、肌寒さを覚えるようになった。

 日が短い。柿が赤い。秋思(しゅうし)深し、と言ったところか。

 八百屋の店先に柚子を見かけた。青柚子ではなく、黄色く熟している。柚子味噌でも焼こうかと一つ(もと)めた。

 柚子味噌は酒によい。最近、よく酒肴の動画をYouTubeにアップロードしている。今度はこれで呑むところを上げてみよう。

一杯

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 一杯。

 さて今日もキコシメそうかな、何か肴は……と思ったが、適当なものがない。

 そういえばこの秋は柚子味噌(ゆずみそ)を作らなかったな、などと思い出す。柚子味噌は晩秋の青柚子でも旨いし、冬のさなかの、黄色く大きく熟れた柚子で作っても旨い。

 しかし、冷蔵庫に柚子はない。

 台所をあさるとレモンがあった。饂飩(うどん)にレモンを絞りかけたり、輪切りを浮かべたりするととても旨いことを思い出した。特に肉饂飩(にくうどん)などには非常に合い、肉が柔らかくなるばかりか、肉の臭み消しにもなる。

 そこでまったくの思い付き、「レモンの焼味噌」を作ってみた。

 レモンを半個輪切りにし、絞って果汁をとる。このとき、種を丁寧に取り除く。絞りかすの内側の果肉を袋ごとスプーンでこそぎ取り、まな板の上で細かく刻み、包丁でよく叩く。これを果汁に混ぜ合わせる。

 レモンの皮も細かく刻み、包丁でよく叩き、これも果汁に混ぜ合わせる。

 八丁味噌を大(さじ)(ふた)匙ほど、上記果汁に混ぜ合わせる。

 電子レンジで3分ほど火を通す。

 熱く煮え、水分が少し飛んだ味噌を木杓文字(しゃもじ)か木(べら)に塗り付け、火で(あぶ)って()がせば出来上がりだ。

 ほろ苦く、香りがよく、塩気が利いて旨い。好みで葱のみじん切りなどを混ぜても旨いだろう。

 写真に木箆ふたつ分が写っているが、これで4合くらいは飲んでしまえそうである。