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海月
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今週のさえずり季題
さえずり季題【554】海月 傍題に水母・水折・石鏡など古事記にも記載があり古代から日本人に親しまれている。
クラゲの水族館をTVで見たことがあるが優雅で幻想的で行ってみたくなりました。
「くらげ浮くまるごと水の命かな」鈴木理子 #saezuriha #saezuriha_odai— さとう みちこはん (@burukosan) July 16, 2021
海月
梅雨入り前
梅雨入り前は好日が多くて好きだな。
そろそろ雨も多くなって来るだろうが、今はまだ晴れが多い。今日など青天白日、多少暑いが爽やかな風に雲が乗り、処々の植栽に
……と鼻歌のひとつも漂い出ようというものである。
ただ、近所に
一日というもの金も使わず、あまり食わずに過ごす。働かない休みの日にガツガツ食ってしまうと、肥満していざと言うとき存分に働けなくなるから、そうしている。
かわりにコーヒーや茶など飲んでいる。朝、氷を詰めた保温ポットに直接レギュラーコーヒーをドリップしておくと、昼を過ぎても冷たいコーヒーが飲めるので都合が良い。豆に凝るほどの余裕はないので、その代わりに丁寧にドリップする。
黄色く暮れてくると、表でまだ喋っていた小さい子供たちの声がまばらになってくる。今日の飲み代でも
自転車で路地を通り抜け、よく行く
飲み慣れたウィスキーの安いやつをひと瓶、無造作に買って帰る。
妻が夕餉に小鉢を並べると、それが酢のものだったりして、これも今の時季の楽しみの一つである。だいたいにおいて男は酸っぱいものを好まぬもので、私も長いことそうだった。ところが、妻に言わせれば誠に身勝手なことに、亭主の飲み食いの好みなんて次第に変化してしまい、胡瓜、
好日はさっさと寝てしまうにしくはない。夢でまた誰かに会うだろう。人気商売で口を糊しているわけでもないから、いわゆる日曜ゴールデン・タイムのニュースもドラマも、私にはかかわりがない。