産業道路の真っ直ぐになったのとズボンの仕立て

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草加産業道路・越谷西方あたり、真っ直ぐになる

 私の家の近所には南北に「草加産業道路」というのが通っている。本当は「県道115号」というのだが、そんな名前で呼ぶ人はおらず、誰もが「産業道路」と呼んでいる。

 八潮市から越谷市までを結ぶ道路で、首都高や東京外環道と工業地帯を結んでおり、文字通り産業幹線だ。

 しかし、左の地図の「西方」という地名の辺りで直線が途切れ、周辺の市道などへクネクネと迂回しなければならず、不便であった。道路の真ん中に工場の大きな敷地があったからである。

 去年、一昨年(おととし)くらいからであったか、どういう調整があったのかよくは知らないが、企業と行政の間でうまく折り合いでもついたらしく、この工場の敷地を更地にして、道路を真っ直ぐに(つな)ぐらしい工事が始まっていた。

 昨日まで道路の表示など工事の仕上げが行われていたが、今日通りかかってみると開通していた。

買った背広のズボンの仕立てに笑った

 産業道路が真っ直ぐになり、自宅から越谷市の北側へまっすぐに行けるようになった。便利だ。早速ここを通って、先日買った背広の裾上げが終わったのを取りに、東越谷の「洋服の青山」へ行った。

 品物を受け取って帰宅し、確かめるために着てみたら、ベルトがズボンにうまく通らない。よく見ると、ベルト通しが前ボタンと一緒くたに縫い付けられている。これは妙ちくりんな仕立てである。

 電話して店に持って行ったら、「も、申し訳ありません、すぐに直しますので!」と、仕立てへ持って行って直してくれた。まあ、そりゃあそうだろう、今日(きょう)び、980円のチノパンでもこんな仕立てはない。万の付く値段の服なんだから、お店もしっかりしてくれないと。