禁則処理を厳しく

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 このブログの禁則処理が気に入らない。「読書」の記事に「マチルデ・デンボースキー」と人名を書いたら、長音(-)が行頭に来てしまう。

 そこで、子テーマの「style.css」の中に、「line-break: strict;」を書き加える。

 具体的には、「wp-content/themes/twentysixteen_child/style.css」の次のところに、下線赤字のように書き加えた。

body,
button,
input,
select,
textarea {
	color: #1a1a1a;
	font-family: 'MS 明朝', 'serif';
	font-size: 16px;
	font-size: 1rem;
	line-height: 1.75;
	line-break: strict;
}

ブログのフォントなどが気に入らないので

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 このブログのフォントにプロポーショナルフォントが使われたり、一部に英文フォントなどが使われてしまったりするのが気に入らず、カスタムCSSを使っていた。だいたいうまくいっていたものの、細部においてどうも思ったように行かない。

 私は段落の行頭を1文字空けるのに、どうしても全角スペース1文字を使いたいし、また、字詰めが等幅フォントでないと嫌なのだ。これを言うと、スタイルシート原理主義の人は「文章のセマンティクスに関係のないレイアウト情報はスタイルシートに切り分けるべきだ!」などと言って怒鳴りだすので、どうにも辟易する。

 以前、Wikipediaに書いたある項目で、段落の行頭を全角一文字空けていたら全部削除され、なにかの間違いかなと思ってもう一度空け直したら今度は激しく叱られた。「そういうことがやりたいんだったら自分のユーザスタイルシートに書けやオッサン、コラ、ああ?!」と言うのである。

 それに関するこういう議論の主流の主張を読んでいると、もう、狂信的と言うか、アタマおかしいんじゃないだろうかとすら思えてくるのだ。

 いや、わかります。わかりますよ、言いたいことは。私も技術者の端くれですんでね。言う事はわかりますがね。……そうはいうものの、ですね……。プログラムのソースコードじゃねえんだし、ましてや裁判記録や法律の案文じゃないんだし、そんなにキリキリカリカリすることないでしょうが、と思う。

 そんなこともこれあり、このブログについては、意を決して「子テーマ」というのを書いてみた。WordPress特有のカスタマイズ機能だ。

 WordPressの子テーマは、テーマのサブディレクトリ並びに適当なディレクトリを掘り、そこに「style.css」「テンプレート・ファイル」「function.php」の3つを、それぞれある一定のルールに従って記述・配置すればよい。

 私は和・欧文ともに等幅の明朝体が使いたいので、「style.css」の「font-family」の記述を全部書き直して、一丁上がりである。

段落の行頭の字下げ

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 日本語の文章は段落の行頭を一文字下げるが、ウェブやIT業界の人はなぜかこれを嫌い、「そういうのはムダ」「文字列のセマンティクスに関係のないことはスタイルで表現すべき」などと言って、これをやめさせようとする。

 「ためにする議論」の代表であると思う。コンピュータ屋のおせっかいであり、余計なお世話である。

 今この文章にしてからが、WordPressの余計な機能により行頭の字下げを無視されている。