読書

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 開高健の「最後の晩餐」と入れ替えに、この本、「酒と肴と旅の空」を図書館から借り出す。

 食べ物に関する随筆集で、編者は池波正太郎だ。

言葉
瓊浦(けいほ)崎陽(きよう)

 この本収載の丸谷才一の随筆に出てくる。「幕末の味・卓袱(しっぽく)料理」という題だ。旧仮名遣いが心地よい。

 瓊浦(けいほ)崎陽(きよう)も、どちらも長崎のことである。中国では長崎のことをそう呼んだり、わが国でもまた中国語風にそう呼びかつ書く、というような長崎の別名らしい。

 そういえば「崎陽軒(きようけん)」という名物焼売(シュウマイ)の店のことを思い出した。あれは要するに、「長崎食堂」というような意味だったのだな、と思い当たる。だが、崎陽軒は横浜の会社である。


池の端(いけのはた) 藪蕎麦

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 自作の「東京蕎麦名店マップ」に少しづつ写真などを配置していたのだが、どうしても埋まらない店が標記「池の端(いけのはた) 藪蕎麦」である。

 たしかどこかに写真を撮っておいてあるはずだ、と、あちこち(あさ)るのだが、いつ行ったのだったか記憶も定かでない。人様の写真を勝手に使うのは良くないから、自分で撮った写真にしたいのだ。

 検索しまくっていると、4年前、平成24年(2012)の7月12日に「池の端 藪蕎麦」に行っていることがわかった。TwitterSwarmに記録が残っていたのだ。

 ところが、このタイムスタンプで探しまくるにもかかわらず、全然見つからない。確かTwitterに投げるかしたはずなんだが、と思うのだが、ない。

 うーん、往時の「池の端 藪蕎麦」が(しの)べないのは残念だなあ。