今週の無責任時事放言

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半島の着地点

 朝鮮半島情勢が予断を許さない。

 しかし、目先の騒ぎはいろいろと考えることができても、日本にとって好ましい将来のビジョンみたいなものはまったく描けない。だいたい、そんなことを描いたところで、「余計なお世話だ!ウルサイ!」と、朝鮮人たちの激昂を招くだけだろう。アメリカ様のご意向を伺うしかないが、アメリカも変化しつづける国柄で、そんな「将来の東アジアビジョン」みたいなものは、どうもないみたいだ。

 第2次朝鮮戦争勃発後のPKOへ自衛隊派遣、そこでの巻き込まれ戦闘、激昂する朝鮮人の暴動、というような妄想をして、暗澹たる気持ちになる。それが半島の着地点だとすると、アジアの将来は暗い。

いや、トランスジェンダー云々じゃなくってさ

 う~ん、わからんな。トランスジェンダー云々じゃなくて、普通に男子学生を入学させりゃいいんじゃねぇの?確か女子大の大学院とか、学部では至学館大学だったか、普通に男子学生がいるって聞くぜ?

トランプ朝大米帝国(笑)

 朝貢、ッスかww

 ソフトバンクとかトヨタは、これは「皇帝にとりいる大商人たち」みたいなことですかね。……持っていくのは日本人のカネ。

似非(エセ)武士

 あー、……。

 別の方向からだけど、実は私も、武士道武士道言うの、嫌いなんだよな。武士道武士道と連呼されると、へっ、何が武士だよ、……と鼻白んでしまうのだ。

 軍人勅諭を読んでいると、

以下引用、ルビは佐藤俊夫による。

……打續(うちつづ)ける昇平に()れて朝廷の政務も(ようやく)文弱に流れけれ()兵農おの()から(ふたつ)に分れ(いにしえ)の徴兵はいつとなく壯兵の姿に(かわ)り遂に武士となり兵馬の(けん)は一向に其武士()もの棟梁たる者に()し世の(みだれ)と共に政治の大權も(また)其手に落ち(おおよそ)七百年の間武家の政治とはなりぬ世の樣の移り換りて(かく)なれるは人力(ひとのちから)もて挽回す()きにあら()とはいひなから(かつ)(わが)國體(こくたい)に戻り且は我祖宗の御制(おんおきて)に背き奉り浅間(あさま)しき次第なりき……

 ……と、明治大帝が武士の世を「あさましき次第なりき」とまで言って嘆いていることがわかる。

 そういうわけで、私のような右翼は武士道なんか嫌なのである。だいたい、私の先祖は武士ではない。百姓だ。百姓がなんで武士道なんか強要されなくちゃならんのだ。コッチは「おおみたから」だぞ、なんじゃい武士道なんか、知るかそんなもん、と言いたい。

 武士の方から見ても、武士の風上にも置けないという程度ならまだしも、ハナッから武士なんかではないヘナヘナしたカスみたいな連中が武士道だ武士道だ言うのは、武士に対する侮辱みたいなもので、迷惑だろう。

例えが秀逸で笑った

 韓国のTHAAD配備に対する中国の非難を指しての「強盗が民家の戸締りを非難して『俺を殺す気か』と騒ぐようなもの」という例えがグッドで、笑った。

サイバー

 サイバー体制強化、なんていう報道や論評がたくさん出てるんだけど、これ、ねえ。

 個人のメールに標的型の何かが送り付けられて、結果、パソコンが壊れました、なんていうしょうもない話と、国家的なテロリズムに関係する社会インフラや兵器システムに侵入して何かされましたという話を一緒くたにはできないのではないかと思うが、どうもそういうことが一緒くたに語られていて、違うんじゃねえの、と感じる。

ほんっと、コイツら、馬鹿なのな

 毎日新聞で上の記事のようにPKO撤収の事が出ていて、まあ、それはいいんだけど、記事の後ろの方に、またあの「左翼の祟り、共産党の疫病神というかお荷物、SEALDs」のコメントが出ている。引用すると、

 安全保障関連法への反対を訴え、解散したSEALDs(シールズ)の元メンバー、千葉泰真さん(25)は、賢明な判断だとした上で「駆け付け警護の実績を残すために危険を承知で派遣したのではないか」と指摘。「日報の破棄問題や、戦闘と武力衝突の言い換え問題を検証すべきだ」と話した。

 ……もうね、アホかと。わざとそう言ったのか、記事側で言った内容を省略したのかはよくわからないけど、本当にこの通りに言ったんだったら、こ奴は相当頭が悪いよ、中卒の私よりもよっぽど、ね。

 だって、南スーダンのPKOは、安保法制騒ぎのず~っと前、民進党(当時民主党)の野田が出したんだよ? 当時、最初っから「あそこは危ない、やめといたほうがいいのでは?」って言われてたんだよ。

 出したのには大した理由なんかなかった。成り行きで出したのだ。(さかのぼ)れば鳩山が普天間の件で「トラスト・ミー」なんて言って米国に失笑され、次第に日本の安全保障について態度を硬化させていた米側へのアピールのため、有り体(ありてい)に言えば「国際社会にエエ恰好(カッコ)しいをする」だけのために自衛隊出したんだよ。失政を自衛官の危険で埋め合わせようとしたんだよ。「ええ恰好しい」のために人命を出したんだよ。その後で政権が自民党に代わり、仕方なしに自民党が法律を整備したんだよ。要するに尻拭いだよ、民進党の不始末外交の。

 それが、何? 「駆けつけ警護の実績を残すため南スーダンPKOに自衛隊出した」だ? 笑わせるな、南スーダンにPKO出したの、駆けつけ警護の法律が出来る前だよ。民進党野田政権が出したんだよ。「なんかあったら現地の邦人守れよな。守るときには悪いけど法律違反だから、行動した自衛官は逮捕な。だって、そもそも憲法違反だから、今更法律なんかなくったって、どうってことネェだろ? じゃ、あとよろしく」って、無責任に法律もなしに自衛隊出したんだよ。

 SEALDsかコンドームか知らんが、何を言ってやがるんだこのガキぁ、と思う。お前らの大好きな蓮舫に聞いてみろ、そう言うから。

褒める朝日はまた入り組んでる

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 「SEALDs」とかいう不逞の連中に対する朝日の書きっぷりが常人の理解を超越している。

 いや、朝日がこういう連中を持ち上げたりテコ入れしたりするのは、それは、わかるよ。本来そういうキチガイ新聞だし、だいたいそもそも「アカ」、共産主義の人殺し礼賛記者集団なんだから、SEALDsみたいな連中を支持するのは当たり前で、やむを得ないということは十分理解できる。まあ、朝日民主主義人民共和株式会社も仕事でやってるわけだから、記者さんや社員さん全員が悪と決まったわけでもなし、仕方ないですわ、これは。

 私が理解できないというのは、SEALDsなんて連中が下手くそなデモなど煽ったせいで、彼らが大好きな旧民主党(現民進党)を逆に政権与党の座から引きずり下ろしてしまい、本来彼らの味方であるはずの18歳以下の若者が大挙選挙権を持たされて参入してきたこの7月の参院選では、SEALDsが大嫌いな自民党を圧勝させてしまうという、「お前ら何がしたかったんだ!?」と、反対の立場の人たち全部がその卓越した、ギャグセンスと言うより他ない支離滅裂な彼らの感覚に、むしろ畏敬を覚えざるを得ない状態であったのにもかかわらず、朝日新聞がこれを手放しでほめちぎっているという点である。

 もしあれが政治的情熱だと言うなら、彼らの知能のほどには疑義を覚えざるを得ないが、これを「よくやった」と褒めちぎりまくって記事にする、という、その朝日新聞の方針は、もう、乱れ乱れた麻のようなものと言わざるを得ない。

 はっきり言えば、SEALDsは、朝日的立場の正義や、朝日的平和、朝日的道徳(そんなものがあれば、だが)、社民党的、民進党的、共産党的、護憲平和主義左ソビエト中華人民共和国北朝鮮的ゆとり美学……みたいなものを、ケチョンケチョンに汚してしまった連中なのである。

 SEALDs連中だって、それが自分たちでよくわかっていて、むしろ慙愧に堪えないから、この前の参院選をしおに、すごすごと頭をかきながら引き下がるの(てい)だったのではあるまいか。

 いや、私はいいんですよ、私は頭の悪い右翼で、SEALDsなんて連中は大嫌いとは言うも愚か、死んでくださいなどと言ったら脅迫になってしまうから決してそうは言いませんが、なにか、4次元の隙間みたいなところとか重力密度の歪みの谷間みたいなところへ挟まって、ヒョッ、とか間抜けな音を立てて消えてくれませんかね、などと思っている人非人(にんぴにん)ですからね、私は。

 だから、彼らがその実力を余すところなく発揮し、これからも余計な活動によってますます憲法改正論を活発化させてしまったり、いわんや憲法改正どころか「憲法破棄」とかいう非常にアレな方向へ心ならずも誘導してしまったり、大々的なデモをブチかまして中国や朝鮮の言い分を完全に封殺してしまったり、テレビに出まくって喋りまくった結果、ついにウッカリ「再軍備宣言」にまで日本を推しまくってしまったり、国会議事堂前でラップをやったらなぜか原子力発電所積極増設+核武装というところにまでなぜか大躍進してしまったり、ええ、どんどんやってくれればいいんですけれども、いえ、ほんと、私は馬鹿右翼なんでそれでいいんですけど、……。

 朝日新聞さんとか民進党さんとか社民党さん、共産党さん、まあ、反社会的な人々はなんだか他にも変なのが沢山ウジャウジャいるから全貌はよくわかんないですけれども、みなさんはそれで、本当にいいんでしょうか?。

 私には、みなさんにとって、どうも、彼らSEALDsは、厄介な敵だったんじゃないかと思えるのですが。

 その点、邪魔者が解散してしまって、皆さんがた、反社会的な方々の大多数にとっては、たいへん良かったですね。おめでとうございます。

また、ヨタのオンパレードだなあ

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 この一連の記事は、ちょっと変だな。

 朝日の奴隷の地方紙なんかもう、「ビシィイイイイッ!」と、全紙「右へ倣え」である。ハハ、アンタらの大嫌いな軍隊じゃあるまいし。

 問題のワシントン・ポストの記事というのがどうやらこのあたりらしいのだが……

……まず、こんなの、「オピニオン」、つまり社説みたいなもんで、事実関係の報道ではない。

 それに、そのくだりというのが次なのだが……

Japan, in particular, believes that if Obama declares a “no first use” policy, deterrence against countries such as North Korea will suffer and the risks of conflict will rise. Japanese Prime Minister Shinzo Abe personally conveyed that message recently to Adm. Harry Harris Jr., the head of U.S. Pacific Command, according to two government officials.
佐藤訳:

 特に日本は、オバマ氏が「(核の)先制不使用」政策を宣言した場合、北朝鮮のような国に対する抑止力が低下し、紛争のリスクが上昇すると考えている。両政府関係者によると、日本の安倍晋三首相は最近個人的に、米太平洋軍司令官・ハリス提督にそうしたメッセージを伝えたという。

(訳が違っていたら言ってください。英語ができませんので……(苦笑))

 どういう対談だったのか、議事録があるわけでなし、また、個人的に伝えたというが、そんな個人的対話を政治的な意向の伝達ででもあるかのようにメディアに漏らしたりする米軍ではない。記事は「あのヘタレ日本だってそう言うだろうぜ」ぐらいの、まあ、なんというか、文飾、はっきり言えば「ヨタ」のたぐいである。

 ところが、日本の新聞社は鬼の首でも取ったかのように、(こぞ)って

「アメリカの新聞が書いたんだから事実だ!」

「日本国政府の公式見解として米政府に伝わった!」

「再び核戦争の惨禍を呼び込む国賊・アベ!討つべし!!」

……みたいなことにしちゃって、自分たちでボーボー炎上している。しかも新聞によっては「こんなことをアベの野郎は7月26日に言いやがったらしい」などと書いている。

 あのなあ、なんぼなんでも、米大統領が広島でなかなか泣かせるようなことを言ったそのすぐ後で、ホスト役の総理大臣が

「米国は核で先制攻撃してくれないと困る」

なんぞと、言うと思うほうがどうかしている。しかも、それを受けたとする相手が米軍の提督。いくらアメリカ人が白人様で偉いと言ったって、一国の総理大臣と提督ごときでは格が違うわい。そんなことを政府の公式意見として合衆国政府に伝えたなどと記事にするなんて、誰が読んだって新聞屋のほうがおかしいだろ。例えて言うと、貧乏人の家のヘタレ亭主が、隣の金持ちのやくざ者の家の息子の小学生に、「お前んとこの親父(おやじ)に、最近気合い入ってねェんじゃねえか、って言っとけ!」なぞと呟いて見せたのを、隣近所中で本気にするようなものなのである。

 多分、アホでもわかるこの記事のおかしさに、各紙の記者さんたちも、特に若い記者はすっかり気づいていて、「あのう、デスク、この記事やっぱりおかしくないですか?」とか上司に聞いてると思うんだわ。ところがデスクから

「バカ者っ。新聞ってのはなあ、記事が正しい正しくないなんて、そんなもんどうだっていいんだ!!売れるかどうか、読まれるかどうか、部数が伸びるかどうか、数字がすべてなんだよ!!アホ読者どもがワアワア騒いでナンボなんだよ。甘ったれたジャーナリスト気取りしてんじゃねえ、テメェみたいな餓鬼ぁ、肥溜めの取材でもして勉強しなおしてこいバカタレが!」

みたいな、最新流行パワーハラスメント風に怒鳴りつけられ、変な記事を書かされ、出さざるを得ないんだよ、多分。

 私はSEALDsなんて連中は大嫌いだが、あいつらはいいことも言ってる。いわく、「国会議員の先生方も、個人で考えてください」と。

 新聞の記者さんたちも、帝國大朝日新聞に見放されたら生きていけないだなんて思い込まされた挙句、社長やデスクに怒鳴りつけられて、その言いなりにヨタ記事載せたり書いたりするのなんかもうやめて、皆さんの大好きなSEALDsの言うことでも参考にして、個人で考えたらどうかね、ハッハッハ。まあ、給料もらえなくなって、暮らしていけなくなるけれどもさ。

桜井っちゅう兄ちゃんもなかなかやりおるのう

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桜井5位 在特会桜井都知事選で11万票獲得、5位、ってのは、なかなか面白い話だったと思う。SEALDsにからめると、ほんと、面白い。だって、両者の立場の人気差が歴然としてんだもの。