夕焼け

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 夕焼けが真っ赤だったので、急いで近所の跨線橋の上まで行ってみたが、あっと言う間の釣瓶(つるべ)(おと)し、鮮烈な色は5分とは持たず、つまらない写真になった。

 風は湿りを帯びているが強く、そんなに暑熱を感じなくなった。もはや残暑とも言えぬ。仲秋も奥深い。虫が(すだ)く。柿がうっすら色づき始めた。

いつ死んだらいいでしょうか

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 金銭的に最も合理的な死亡年齢を教えて下さい。多分、社労士の先生などがお詳しいのではないでしょうか。

 私は今53歳ですが、15歳の年からキッチリ年金を払い、職場の制度もあってただの一度も欠かしたことはありません。私が死んだあと、妻や子供が困ることがないよう、身銭で十分に保険なども掛けています。

 しかし、老害だ旧幣だと若者に愚弄されながらいつまでも生きるのも腹立たしく、感謝も尊敬もされない人生など馬鹿々々しいから、できればさっさと死にたいと思っています。

 そうは言うものの、今すぐ首を吊って死ぬのは自分が払った金と貰った金のつり合いから言って非合理であるように思うのです。退職金や保険金も、できるだけ多く貰って死ぬのでなければ損です。

 退職金を全部貰い終わり、保険金の最大額が出る、ちょうどよいところで死ねば最もいい計算であるような気がしますが、年金のことを考えるとそれはちょっと非合理な感じがします。

 自分が払った程度の年金を貰い、しかも若者に愚弄されない程度に負担をかけず、整斉粛々と死ぬのは、場合にもよると思いますが、何歳ぐらいで終了するのがいいでしょうか。

 私は、長生きしてしたいことなど特にありません。ずっと寝て暮らせればいいと思っているのですが、死んでしまえば永遠に寝て暮らしているのと一緒で、永久休暇みたいなものなので、それが一番いいと思っているのです。ですが、それで妻や子に悲しまれたり経済的に困窮させたり、つまり、私というものが哀惜され、それで迷惑になるのが嫌なのです。

台風17号

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 台風17号は日本海側を遠く過ぎていき、温帯低気圧に化けた。

 私の住まいあたりは、それにつれてみるみる暑くなってきた。今気温は30度を超え、湿度は70%である。

 低気圧というものは「左巻き」であるから、台風が日本海側を通ると、その東縁にある関東地方へは、熱い南海洋上の風がどんどん吹き込んでくるわけである。

 こりゃあかなわん、というところだが、風があるからまだしもである。

 逆に、太平洋側を通ると、台風一過後、北の冷たい空気が吹き込んでくるので、爽やかに空気が澄み、涼しくなる。

オープンソースとただ働きと物の出どころ

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 こりゃ、簡単・単純な話じゃないね。

 オープンソースプロダクトをエンタープライズで使う側の立場で言えば、「使おうとするオープンソースプロダクトを、いつ、誰が、どのような方法で、検討・評価したか」が不明なことが多い。

 「いや、ウチはちゃんと全部評価しているよ」という職場でも、じゃあ、DNSを構成している「BIND」について、全部評価してますか、と聞かれると途端に怪しくなることは、誰しも身に覚えがあることと思う。なぜかと言うに、自分が使っているドメイン・ネーム・システムは、9割社外にあるものに依存しており、そこでBINDのどのバージョンの何が走っているかなんて、多分「誰も知らない」のである。

 かたやシステム利用者はというとそんなこと考えもしないし、そこに何の問題があるのかもわからないし、知らない。

 これはしかし、コンピュータのプログラムだけの問題ではない。電話でも自動車でも、自分が使っている複雑な工業生産物が「一体何なのか」、根底まで知り抜くことはとても難しい。

 いや、もっと単純なものでもそうだ。今日食べた大根や人参や、ハムや卵やサンマや鰊が、どのように作られ運ばれ自宅の皿に乗ったのか、完全に説明できる人はごく少数だろう。

 そこにお金が介在するかどうかは、また別の問題であるように思う。

秋分の日

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天皇陛下万歳

秋分の日 祝日「秋分の日」である。軒先に国旗を掲げ拝礼する。

 秋分の日は彼岸の中日であるが、古くは「秋季皇霊祭」という皇室祭祀に関連して休日となっていた。また、併せて「秋季神殿祭」といって、皇祖神のみならず、国中の神への祭祀も行われる。

 現代に至って、今日も畏きあたりにおかせられては、古式ゆかしく装束に身を改められ、祭祀をお執りあそばされている。(かしこ)し。