千一夜物語(8)~(9)

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 日々殺伐としているが、待ち時間、通勤電車中など、少しの閑暇あらば文庫本を読み耽る。

 イスラムの人々に少しでも心を寄せようとて読み始めた岩波の「千一夜物語」全13巻、実にゆっくりとしたペースで読み進め、第8巻を読み終わる。

 物語の脚色であることは当然だが、それにしても、いやもう、登場人物は何かと言うと情に駆られて気絶するのである。嬉しいと言っちゃあ気絶、悲しいと言っちゃあ気絶である。男も女も年がら年中気絶だ。

 はじめはイスラムの人々は果たしてこんなにも情感豊かなのかと思いもした、しかし、さすがに昔の物語だし、現代のムスリムーンはこんなにも大袈裟ではあるまい。

 この巻も「『柘榴の花』と『月の微笑』の物語」「カリーフと教王(カリーファ)の物語」「ハサン・アル・バスリの冒険」を主軸に、胸躍る話が沢山出てくる。

 引き続き第9巻に入る。

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