先日「漂流」と入れ替えに借りた「島抜け」を読み終わる。
3編からなる短編集だ。
一つは、幕府を批判した講釈を読んだ
もう一つは飢饉の一風景を農民夫婦の様子を通し、枯れた味わいで描いた「欠けた椀」。
最後が明治維新間もない頃の、梅毒施療院からの献体をはじめとする人体解剖の状況を追った「梅の刺青」。
うち「島抜け」「梅の刺青」の2作は、吉村昭が得意とする、「日本の医学黎明期」「漂流
読み終わったので、入れ替えに、同じ吉村昭作品で、今度は比較的最近の医学の進歩に焦点を当てた「光る壁画」を借りてみる。
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