雨月

投稿日:

 仲秋の名月は一昨日だったが、天文学上の「望」は今夜だ。

 今夜は十七夜、いわゆる「立待月(たちまちづき)」である。

 それにしても、この土砂降りの雨と来たらどうだ。

 だが、雨の向うには、やはり月がある。月は、地上が雨であろうと雪であろうと、やはりその(おもて)を輝かせて、いるべき場所にいるだろう。

 昔の人にはセンスがあったもので、それを「雨月」と言った。いい言葉だな、と思う。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください