読書

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 片岡義男の「豆大福と珈琲」、通勤電車で読み終わる。

 短編集で、全編、コーヒーの香りがする小説だ。研がれた、独立不羈なのに相手を大切にしているカッコいい人たちのたしなむコーヒーの小説である。

 続いて、「雪の花」。吉村昭の中編。

 吉村昭がこだわったテーマの一つ、医学史の一(こま)を描き出したものだ。種痘に奔走した江戸時代の町医者、笠原良策を題材にした小説である。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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