カーナビはもとより、自動運転装置、EV、ドライブレコーダーなど、自動車に関して実に便利なものが普及している。良いことである。
しかし、速度を強制的に制限する装置が普及しないのは、何としても残念である。
自動運転などの高度な技術に比べれば、速度を遵法させることなど造作もないことであるはずだが、自動車メーカーからはそんな発信などまったくないし、そういう装置を製造せよとの政府の方針も全くない。
VICS等、自動車に情報を送信する仕組みは開発・運用されて既に数十年になんなんとする。これが可能であるのならば、「この道路は時速40km以上で走行することはまかりならぬ」という情報を自動車に送信することも可能なはずであり、自動車がそれに従って運転者のアクセルに制限を加えることは、当然可能であるはずだ。
交通安全のため、自動車メーカーはこうした「速度強制装置」を開発し、普及努力を図るべきである。