白村江(はくすきのえ)国家総動員

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PHM02_0060 日本書紀をダラダラ読み進める。残り最後の冊となると、読み惜しむ気持ちも出てくる。

 「白村江(はくすきのえ)の戦」に、日本は2万7千の兵を投じたという。

 ここで、当時の人口を考えあわせたい。

 研究には諸説あるが、1500年前の日本の人口が1000万人あったとするものは、どうやら、ない。300万人程度が妥当なところであるようだ。つまり、ざっと今の43分の1と見てよい。

 白村江の戦への人的負担が現代に置き換えるとどれほどであったかは、つまり、単純に43倍すればよいことになる。

2万7千人 × 43 = 116万1千人。

 これは半端ではない国家総動員である。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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