俳句歳時記 新年

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 今の時季に使わなきゃいつ使う、というのがこの「新年」の歳時記である。

 言わずと知れたことだが、俳句の季語は春夏秋冬それぞれにあり、歳時記も春夏秋冬に分けられ、あるいは合本、あるいは分冊となっている。

 知られているようで知られていないのがこの「新年」である。俳句の季語では、新年については春夏秋冬とは別扱いに切り出してあるのだ。

 私は角川の歳時記を愛用している。写真は角川文庫版の「新年」巻だ。

 「新年」「初春」などの言葉はもとより、「鶏日(けいじつ)」「初茜(はつあかね)」「雑煮」など、変わったところでは「伊勢海老」なんてのが正月の季語であったりする。

 さて、今週の「さえずり季題」は平坂さんの出題で、「初春」である。

 新年決定版の季語と言えるが、これはなかなか詠むのが難しい(苦笑)。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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