読書

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 約60年前の古書、平凡社の世界教養全集第5巻「幸福論/友情論/恋愛論/現代人のための結婚論」のうち、スタンダールの「恋愛論」までを読み終わる。

 全体として、解説にもあるが、本書は「スタンダールの実際の恋愛に際しての心の動きの記録」なのだそうな。スタンダールは本論を(したた)めつつ、マチルデ・デンボースキーなる人妻に恋をしていたのだそうである。結局、その恋は成就することなく破れたそうな。

 巻末に近く、諸外国の恋愛について論ずるところがある。その中に、往古のスイスには、日本における「夜這い」と似た風習があったとするくだりがあり、興味を引くものがあった。

 次はH.A.ボウマン著・堀秀彦訳「現代人のための結婚論」である。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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