時事寸片

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立夏

 今日は祝日「こどもの日」であると同時に、二十四節季は「立夏」でもある。なるほど、私の住まい、越谷市あたりでは昼12時の気温が27℃と、夏(はじ)めらしい汗ばむ日となった。

疫禍(えきか)にあたり読んでおくべき

 新型コロナウイルスの治療にも有力とされ、使用されつつあるインフルエンザ治療薬「アビガン」の開発者、白木博士自身による論文である。

 素人でもなんとか読むことができるように書かれていて、新型コロナウイルスがどのように飛沫やエアロゾルに乗って感染するのか、湿度とエアロゾル、マスクとの関係、アビガンの仕組み、どのように効果を発揮するのか、他にはどのような治療薬候補があるのか、アビガンと他の抗ウイルス薬との違いは何か、等々と言ったことを論理を尽くして端的かつ冷静・正確・精密、つまり科学的に述べてあり、万人これを読むべきものと思う。

 この論文の中で興味を持った点は、「ウイルス感染症は、細菌感染症と違って、特効薬の投与後、見かけの症状が増悪する場合がある」ということだ。素人が抗ウイルス薬の投与を受けたとき、苦しさがあまり軽減せず、「なんだ全然効きゃあしねえ!」なんぞと文句を言いそうな点である。しかし、こうした論文を読んでおくと、万一感染した場合、服薬後症状がなかなか消失しなくても、「なるほど、ここが聞き及ぶところの踏ん張りどころだ」と納得し、闘病に気合も入ろうかというものである。

本当にアホのようだ

 そう。アホというのが、人間というものなのだよ。

 素晴らしい学者とアホなマスク売り。この対比。世の中、多様性というのはこのことかのう。

アホらしい、根性でヤリ続けりゃ逆にあっぱれかも知れなかった

 初めの勢いなどどこへやら。

 だったら最初から営業すんなって。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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