どうも今日は冷えるな、などと思っていたら、私の住む埼玉県越谷市の天気予報は「
「寒いはずだ、今日は
愛用の「角川・合本俳句歳時記第4版」で「氷雨」を引いてみて、感じた引っ掛かりに納得した。「氷雨」は「
氷雨ふる道を跣足の力士かな 鈴木貞雄
上の句など、着流しの
一方、「霙」は、これが正真正銘、冬の季語である。
それで思い出すのが、私などが子供の頃ヒットしていた演歌「氷雨」(唄・日野美歌、作詞作曲・とまりれん、カバー元は佳山明生)である。
「氷雨」より引用
〽 外は冬の雨まだやまぬ
この胸を濡らすように
「氷雨」という言葉の語感は、「ひ」というところに本当に無情な冷えた感じがするし、上掲の歌「氷雨」は明確に冬の歌だ。だが一方で、「