ナイアシンと夢見

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 数年前から、物忘れが気になったり、どうでもいいようなことにクヨクヨと悩ましかったりするので、ネットで検索して「ナイアシン」のカプセルを購入し、時々それを服用している。

 ナイアシンというのは「ビタミンB3」のことで、ごくありふれたビタミン剤だ。

 まさか向精神薬とか覚醒剤の類ではないから、()んだからといってスカンポーン!……と人生が薔薇(バラ)色に変わるというようなものではない。

 だがしかし、服用した日には思考力や集中力になんとなく好調を覚える。最近減退を覚えるようになった記憶力などにも、やや好転を感じる。偽薬(プラシボ)効果というのもあるのだろうけれども、それだけではないようだ。

 このナイアシンカプセル、必ずしも毎日欠かさず服用しているわけでもないのだが、服用した日とそうでない日とで、ふと気づいた違いがあった。夢見が違うのである。

 ナイアシンを服んで寝た次の明け方には、なんだか、昔の夢や昔の生活や、いろいろな不安や景色が織り交ぜられた面白い夢を見る。必ずしも快適な夢ばかりではなく、その夢の恐怖や不安から逃れようと無理に目を覚ますような夢も多いが、だが、面白くはある。

 ナイアシンは脳内の重要ホルモンであるセロトニンやドーパミンの生成に必要な酵素なのであるという。それで多少夢見に影響があるものなのかもしれない。

 

 

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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