昭和の日

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天皇陛下万歳

 祝日「昭和の日」である。生憎(あいにく)の雨模様であるが、自宅の軒先に国旗を掲げ拝礼する。

 今日が昭和聖帝の天長節、即ち天皇誕生日であったことは誰しも知る。

 その昔、俳人中村草田男は

降る雪や明治は遠くなりにけり

()んだものだ。この句から連想するのは、既に平成は三十余歳を(けみ)し、令和は今3年というありのままの事実である。

 春の雨がさめざめと静かに降る今日、つまりは「昭和は遠くなりにけり」と感じられるという、このことだ。

 余談、前掲中村草田男の句は、「や」「けり」の「切れ字」が二重に使われている。これを「二段切れ」、詳しい向きは「二字切れ」といい、俳句では一般的に失敗作とされてしまうが、この句に限っては一段目の余情余韻、無駄を排した巧みな終句切れによって名作の誉れ高く、また、名人中村草田男の吟にしてはじめて成り立つ作品であるとも言え、大変愛されている句である。

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