円安
日本の輸出製造業がほぼ全滅状態みたいになってから円安になっても、なア……。
- 円下落、151円台後半に 32年ぶり円安水準(日経、令和4年(2022)10月21日(金)17時58分)
昔、私などが子供の頃は、今からは想像もつかないが、1ドル360円に決められた固定相場だった。戦前は「1ドル1円」の固定相場で、日本円はドルと対等な価値を持っていた。ところが、戦後いわゆる「ドッジ・ライン」によって円は1ドルの360分の1の価値しかないゴミ通貨であると決めつけられたのである。しかもその数字は、米国の軍人官僚が「円は360度、だから1ドル360円でよかろう」などと面白半分に決めた屈辱の数値だという。
この結果、日本人は戦後30年近くにもわたって、高価な米国製品を無理に買わされる屈辱を受け続けることに甘んじなければならなかった。
しかし、当時の政治家や実業家、官僚たちは、米国への敵愾心を決して
かくて、米国に次ぐ第2位の経済大国日本が現出した。米国人から膨大なカネをむしり取ることに日本は成功したのだ。だが、それがほの見えだしてくると、米国は「固定相場は卑怯だ」などと言いがかりをつけ、ドルを2度にわたって切り下げてきた。それでも足りずについに変動相場制を強要してきたのだ。これは、私が小学生の頃のことだ。
米国人は負けそうになると「待った」などと言ってルールを変える。欧米人はスポーツなどのルールも有色人種が勝ちだすと変える。経済だってそうだ。卑怯なのは米国だ。「フェア」だのスポーツマンシップだのと言うが、そんなものは彼ら自身には全然ない。所詮は無辜の市民の頭上に核兵器を炸裂させるような、そういう国だ。何、真珠湾?アホかい。山本大将や南雲中将がやっつけたのは日本に恫喝の牙を向けていた軍艦や軍人だろ。淵田中佐は無辜の米国市民を大量殺戮したり狙い撃ちにしたりしたか? ノーだ。
さておき、変動相場に移行して、円は瞬く間に数字を減らし、高くなっていった。今から11年前には対ドル約75円にもなった。今の倍の値打ちである。しかしこれでは、ものを日本で作ってどんどん輸出したところで儲けは知れている。日本の家電製品などはどんどん見向きもされなくなっていき、韓国製や中国製に馬乗りにされてしまった。大きな家電メーカーや自動車会社が東証2部落ちするやら中国企業のグループになるやらヨーロッパの会社と合弁するやら、高度成長期に少年時代を過ごした私などにはとても本当のこととも思えなかった。
今、1ドル150円と言うこの円安を逆手にとって世界中からカネをかっぱいでやろうなどという舵取りのできる政治家や実業家や官僚は、もはやおるまい。残念である。
仲本工事氏死去
なんと不幸な亡くなり方。
- ドリフの仲本工事さんが死去 81歳、車にはねられ入院中(朝日、令和4年(2022)10月20日(木)00時07分)
よくやった!偉い
今度も落っこちてたら、もう、どうしよう、という感じだったが。
- 小室圭さん 米NY州の司法試験に合格 合格者一覧にも掲載(NHK、令和4年(2022)10月21日(金)22時35分)
これで生活も安定し、元皇族である眞子氏の品位も保たれようというもの。