日本の資源と子供と子供を育てる環境

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 日本の資源は、他でもない、人。とりわけ、その人一人一人のてっぺんにのっかっている数百グラムの脳こそが日本の資源である。

 思い見るべし、地面を掘って原油が出ますか?天然ガスが出ますか?金が出ますか?鉄は?銅は?アルミは?ウランが出たなんて話、聞いたこともないでしょ?今更言うまでもない、日本は少資源国なのだ。

 どこかの、国民の頭は悪くても足元掘ったら鉱石や油がざくざく出てくるような、そんな国とは違うのだ。たゆまぬ努力を続けねば、日本の資源である頭脳は絶えてしまう。

 しかし逆に言えば、日本の資源は採り尽くして終わるわけではない。たゆまぬ刻苦を続けさえすれば、無尽蔵に得ることが出来る。

 ゆめ、たゆとうことなかれ、放っておけば勝手に増えるわけではないこの資源は、必死で子供を育てることなくしては絶える。

 子供を育てる環境を自らの責任において整備することは、狭小な国土で、資源の少ない日本における、社会人の重要な義務である。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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