この日々に

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 職場の隅の、ごく日当たりの良い場所の桜が早咲きしている。

 下の娘の小学校入学準備を少しづつ進め、雛祭りもささやかに済ませた。日が長くなり、空気のそこここに春の匂いをかぎとることの多い日々である。

 この日々に「春の予感」というブレスラゥアーの曲を練習することになるとは、まことに不思議なことだ。まったく、人生の奇遇というよりほかはない。

 春を迎える気持ちを込めて、今日もピアノのおさらいをした。

 あらゆる日々は新しい日々で、あらゆる春は一度きりしかないかけがえのない春である。この春も、また。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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