人生のタイミングに神在り

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 昨日、今日と、バイエルのナンバー曲を弾き終わったことで浮かれている私である。

 まったく、人生とは不思議なもので、今日という今日の、その折りも折り、ひとつの刺激があった。

 私の下の娘は、ごく近いところの個人のピアノの先生にお世話になっている。今日は体育の日で祝日だが、月曜が娘のレッスン日なので、予定通り娘はピアノのレッスンに出かけていった。来る2月に、初めてのピアノの発表会があるのだ。

 「ただいまぁ~」と娘が帰ってきて、玄関口で息せき切って叫ぶ。「お父さん、発表会ね、連弾だよ、連弾。お父さんが弾くんだって!」

 ・・・来たッ。来た来た、来ましたよッ!!ナニィ、連弾!?俺が弾くゥ!?ぬぅ!!

 家内と娘の話によれば、先生が「発表会はぜひお父様との連弾で」とおっしゃったそうだ。以前、家内がいないとき、娘をレッスンに連れて行ったことがあり、その時に雑談で、すこしばかりピアノの練習をしている等と先生に言ったことがあるのだ。

 それにしても先生、今日という今日、その話を持ってきてくれるとは、なんというタイミング。もちろん、私が昨日バイエルを弾き終わったなどということを先生が知るはずもない。天の配剤とはこの加減のことであろうか。

 というわけで、娘の発表会におけるピアノデビューが決定(笑)した私である。

 ・・・ところで、どんな曲を弾くんだろう?

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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