応用曲「エリーゼのために für Elise」その0.59

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 休みであるから、朝からせっせと練習に励み、都合31回、ビッチリと練習した。だが録音を残すような成果は得られず。

 月曜は次女のピアノのレッスン日である。今日は月曜、私が休みであるので、レッスンへは私が連れて行った。

 これは幸いと言うものだ。レッスンが終わってから、次女のピアノの先生に聞いてみる。すなわち、

「ワタシは今年の春から徹底、『エリーゼのために』を練習している。もうカレコレ半年はこればっかり弾き続けている。500回か600回は通し練習をしているハズ。だが、どうしても2~3のミスタッチがなくならない。スロースピードで弾いたり、いろいろやってはいるのですが。どうしたらいいでしょうか。何か良い練習方法はないでしょうか。」

 得たりと先生、実によい助言を下さった。

  •  逆から練習

 間違えるところの原因は、間違えるところの前にある。間違えるところから初めて、フレーズごと、あるいは小節ごとに、逆向きに遡って引いてみるのが良い。また、音符を逆から弾いてみるのも研究になる。ただ音符逆向きはいささかむずかしいが・・・。

  •  間違えるところを中心に練習

 間違えるところ1小節を弾き、次にその前後の小節とあわせて3小節ほど弾く。同様に前後の小節を増やしていきながら弾いていく。間違うところが重点になって、この練習は効く。

  •  後ろのページから練習

 後ろのページから曲の区切りごとに逆に弾く。これをやると、曲の後のほうに重点がいき、たとえば本番で弾くときに、後に近づくほど得意なところになってラクになるという効果がある。

  •  音名で歌う

 間違うのは結局正確に記憶していないことが原因の一端にある。そこで、音名で歌うことを繰り返すと間違いは減る。実際、間違うところを音名で歌おうとすると、歌えないことが多い。
 (但し、『ゲッ、私、ほとんど全部、音名なんて覚えてないッス』と言ったら、『あー、大人の人はそうなっちゃうんですよねえ。やむをえないですけどね』とのこと。)

 ・・・なぁ~るっほっどっ・・・さすがはプロの先生ッ。コレだっ。

 帰り際、「近いうち一度、単発で稽古をお願いしたいのですが」と申し出ると、笑って「じゃ、親子割引で」と快諾くださった。

 帰宅して早速、曲の区切りごとに逆に弾いたりなどしてみた。ぬぬぅ、これは効くぞ!!

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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