NHK見れないテレビ

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 前にもどこかに書いたことがあることだが……。

 私はテレビや新聞が嫌いだが、なにもかも全部嫌いと言うわけではなく、面白そうなものはたまには見る。NHKの放送そのものも嫌いでなく、気に入ったドラマやドキュメンタリーなどは見るし、紅白歌合戦も見る。したがって、法律の定めるところに従い、NHKの受信料は全額をきちんきちんと支払っている。もったいない、カネが惜しい、などとは思わないようにしている。

 だがしかし、この受信料の支払いがどうしてもイヤだという人も多い。また、私と違って、NHKはつまらないからまったく見ない、と言う人もかなりいると思う。

 見ない放送の料金を払わされるのは、まことに気の毒である。こういう、自分とは違う価値観を理解するよう、私も日々つとめている。世の中にはいろいろな考え方があるのである。

 そこで、アイデアであるが、電機メーカー各社は、会社の責任でもって、「NHKを受信することが絶対に不可能であることが保証されたテレビ」を製造してはどうか。そして、これを「NHK受信不可能保証書」をつけて売るのだ。

 NHKに金を払うのがどうしてもいやだという方はこのテレビを購入すればよい。NHKの集金人が来たら、この保証書と自宅のテレビを示し、「私の家ではNHKは映りません」と、堂々と言えばよろしい。

 電機メーカーのほうでは、こういうものを製造するとやや企業の評判にも影響するであろうから、そのぶん、まあ、10%くらい高値で売ってもよいのではないか。放送受信料を払わなくて済むことを思うと、ユーザーのほうも十分収支が合うだろう。

 ムダ金払ってでもNHKが見たいという私のような皆さんと違う変人は、あえて少し安い「NHKも映るテレビ」を買えばよろしい。だって、NHK見てるんだもの。俺は見たもの使ったもの、食ったもののカネは払うよ、ちゃんと。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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